50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

足爪の異常と転倒の関係

f:id:rokkotsu113:20211221100914j:image毎週お会いするお客様

その日お顔を見ると、うっすらと右頬に青アザがありました。コロナウィルス感染予防のため、この2年ほとんど外出せず、お孫さん達とふれあいも断っておられました。

70歳代の女性、、久しぶりの外出の帰りに玄関先のほんの少しの段差に、ほんの少し爪先が上がりきらずにつまずいてしまったそうです。幸い両手で身体を支えることができ衝撃があったものの大きなお怪我はなかったようです、、が...お顔のアザがお気の毒です...

第3、または第5金曜日担当の 凛 です。

晦日の今日、今年ラストの投稿させていただきます

 

高齢者の転倒

高齢者の日常生活における事故での救急搬送のうち80%が転倒です。また介護が必要になった原因の12%が転倒となっています。

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転倒すると⇒腰痛、骨折、硬膜下血腫など多様な症状が引き起こります

 ↓

恐怖心から身体を動かすことに抵抗し、閉じこもり

 ↓

ADL(日常生活動作)が低下

 ↓

動かないことにより関節が動かなくなります。

また免疫力が低下し風邪や肺炎にかかりやすくもなります。

 

足爪・足部の異常による転倒への影響

足爪、足部に異常がみられる高齢者と異常がない高齢者を対象に、下肢の筋力、姿勢制御能力を計測した結果があります。

*足指間圧力の計測器使用/片足立ち時間と足を着いた回数を計測

爪に異常がある場合の下肢筋力は20~30%低下、姿勢制御能力は60%前後低下していることがわかりました。それは転倒リスクがあると言えます。

爪の異常とは肥厚、爪の脱落、変形、変色、亀裂、陥入爪、巻き爪、爪白癬、外反母趾、の範囲としています。

 

足爪と転倒

事故が起こる時、注意力や神経感覚の低下とともに足の把持力=重心のバランスをとり、足指及び足爪で地面を捉えて蹴り出す力の低下が関わっています。

脊椎の関節、特に胸椎の可動域に制限がかかり、姿勢が崩れ身体の前面に重心がかかってしまうことで、バランスを保てなくなります。その際の足爪の重要な役割を果たすためにも、足爪の健康を保つことが必要です。

 

足底アーチは足の把持力=下肢筋力

足のトラブルの原因のひとつに足の甲の部分のアーチ構造が崩れることがあります。足底アーチは体重の負荷を支え、歩行時にかかる地面からの衝撃を吸収する役割があります。 ①内側アーチ ②外側アーチ ③横アーチ

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足底の靭帯や筋肉、下肢の筋肉の働きによって保持されます。加齢や運動不足、身体の歪みなどでアーチが崩れることで様々なトラブルが生じてきます。

*縦アーチが下がると偏平足

土踏まずが平らでベタベタ歩きに。地面を蹴る力が弱く、つまずきや転倒しやすくなります。

*横アーチが下がると開帳足

足指からつながっている中足骨という5本の骨が扇状に開いてしまった状態。外反母趾や巻き爪、タコ、ウオの目の原因にもなります。

 

転倒は高齢者だけではありません

何もないところで転んだり、ちょっとした段差や慣れているはずの階段でつまずいた経験はありませんか?

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その原因として、膝を曲げたり伸ばしたりと動かす筋肉、大腿四頭筋腸腰筋、地面を踏み込む足底筋群、そして踏み込みに大きく貢献している足爪、これらの機能低下や異常が関係しているかもしれません。それぞれが役割を果たせないことで、正しく足を上げ、着地、蹴り出す歩行ができなくなり、つまずきやすくなります。またバランスを崩し時に踏ん張れずに転倒につながります。

 

rokkotsu113.hatenablog.com

 

つまずき転倒、大怪我をしてしまう前に予防が大切

足爪、足指、足の皮膚の健康と下肢の筋力が不可欠です。

 

エスカレーターの片側空けは日本の文化?

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今年10月に「エスカレーター歩かない条例」が全国で初めて埼玉県で施行されました。

そもそもロンドンの地下鉄で片側空けを呼びかけたのが最初で、日本では高度成長期の67年頃関西の鉄道会社が推奨、やがて自然発生的に東京、全国へ広まったようです。なぜか関西では左、関東は右をあけますね。

条例は努力義務なので罰則はありませんが、トラブルが起きた時に歩く人に過失があると認定しやすくなると思われます。それにしても賛否両論がでますね。

片側空けという知恵はゆっくり休みながら進みたい人と、より早く目的地にたどり着きたい人の両者の意思がみたされます。しかしながら歩行中の転倒や転落、他者との接触事故で救急搬送される事例も少なくありません。そして右側にしか立てない人もいます(東京では右側空け)。病気や怪我、障害によって、、見た目にはわからずに後ろからすり抜けられる時の恐怖はいかばかりか。

それでも最近は片側が空いているものの、そこを歩く人が減り階段を使う人が増えている、そんな光景が多く見られるようになりました。

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多くの駅でこんなポスターがたくさん貼られています

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自身の健康のために階段を上り下りしよう!という人も多くなったのかもしれません。

 

 

ずっと健康でいられるためには、関節を動かし、血液を循環させ、筋肉を動かしておくことです。

本来動くはずであるのに、動かさない身体の部分、それををなくすことが大切です。

あるものはしっかり使いましょう!です。

 

生涯続けられるエクササイズ  KaQiLa  カキラ

 

ゆっくり優しく痛みをともなわず、誰でもできるエクササイズです。

身体が硬くて胡坐がかけない、膝が痛くて床に座れない、、など

運動が苦手な方でもストレスなく椅子に座って行うこともできます。


www.youtube.com

www.kaqila.com

 

全国のカキラリストが各地で、様々な形態でレッスンをしています。

またオンラインでもうけることができますので、HPでご覧ください。

 

日本総合健康指導協会 

公認 カキラリスト/介護予防認知症予防かきら/サーロス オフィシャルトレーナー

 

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第1,3土曜日①9:20~10:10②10:30~11:20 

田園調布せせらぎ館にて「凛サーロス部」開催! お問合せ: elfsachi@gmail.com   

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今年も、最後までお読み頂きありがとうございました、

感謝いたします。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

よいお年をお迎えください。

 

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