あなたのまわりに高齢者施設はありますか?
規模は色々ですが、
おそらく見かけたことはあると思います。
そもそも高齢者施設って全部一緒じゃないの?
違いがわからなくて施設選びに困っている
などちょっとわかりにくい高齢者施設の種類を
書いてみます。
毎月
第2・第4土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
私は高齢者施設で仕事をするまで
施設の違いが全くわかりませんでした。
自分には関係ないことと
とらえていたからです。
ですが、仕事をするうえで担当する施設が
どの分類の施設なのかを知る必要があって
調べたのを今でも覚えています。
高齢者施設の種類は大きく分けて
2種類あります。
民間施設と公的施設です。
民間施設の種類
一般の企業が運営している高齢者施設のこと。
特徴は
入居費用は高くなりますが、
リクリエーションが充実していて
空きがあればすぐに入居できます。
介護付き有料老人ホーム
24時間介護のサービスがあり、介護職員や
看護職員が常駐しています。
居室として生活し、生活のプランニング作成も
行ってもらえます。
住宅型有料老人ホーム
介護が必要なく、一人での生活が不安な方や
家事が面倒と思う方が入居できます。
介護が必要になればデイサービスなどを
利用しながら住み続けることもできます。
健康型有料老人ホーム
家事全般を施設に依頼して
余暇をたのしむための設備が充実しています。
ただし、介護が必要になった場合は
退去しなければならないところが
多いようです。
サービス付き高齢者住宅
バリアフリー対応の集合住宅で
自立して生活を行います。
常駐の相談員の支援サービスなどがあります。
また、訪問介護の事業所が併設または
近くにあります。
シニア向け分譲マンション
高齢者を対象とした分譲又は賃貸マンション。
法に縛られないため、
さまざまな共用施設があります。
例えば、レストランやプール、ジムなど。
若干、費用は高めの傾向があります。
グループホーム
認知症の方が少人数で共同生活をする施設。
介護スタッフのサポートをうけながら
家事全般を行い、生活をします。
公的施設の種類
一般企業とはことなる特殊な認可を受けた
法人が運営している施設のこと。
特徴は
国の補助金で建設されるため
費用は安くなっています。
そのため、なかなか入居できないと
言われています。
リクリエーションは
民間よりも少ない状況です。
特別養護老人ホーム
要介護3(※)以上から入居可能です。
介護度や認知度の高い方から
優先的に入居しますので、
何年も待機期間がある方もおられます。
※ただし、要介護1・2の方の特例入所も
認められています(条件付き)
介護老人保健施設
病状が安定している高齢者が
自宅生活への復帰を目指すリハビリ施設。
原則として3か月~6か月くらいしか
入居できません。
介護医療院
2018年に新設された施設で
医療的ケアがうけれる生活施設です。
また長期療養も対応しているため
看取り、ターミナルケアなども行っています。
ケアハウス
公的施設が運営する老人ホーム。
介護は必要になれば外部の介護サービスを
利用しますが、重度になると
退居せざるを得ない施設が多いです。
養護老人ホーム
介護の必要性とは関係なく、
さまざまな理由で経済的に困窮している
高齢者が入居できます。
施設では自立を促し社会復帰を目指すことを
目的としています。
まとめ
老人ホームといっても
本当にさまざまな施設があり、
どこを選べばいいのが
わからないかもしれません。
ご家族が色々調べて決めた施設でも
入居される高齢者にとって
本当に自分にあう施設かは
実際に住んでみないとわからない
というのは現状です。
どこの施設でも施設見学や
体験入居は可能かと思います。
その時にスタッフの方の対応や
実際に住まれている方々の雰囲気、
施設の印象などを肌で感じることを
お勧めします。
私が担当している施設では
わざとレッスンのある日に
見学や体験入居のスケジュールを組まれます。
私が担当しているメソッド↓
楽しそうにされている高齢者の方々を
肌で感じてもらう狙いがあります。
メリット、デメリットを理解し
費用や自宅からの距離、
施設周りの環境など吟味することなど
たくさんあります。
頭で考えるよりも
見学をする方がいいかもしれません。
施設の種類を知っていれば
普段何気なく見ていた
自宅近くの高齢者施設が
どの分類なのかわかると思います。
そして、
今後につなげてもらえたらと思います。
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