あなたの中の介護のイメージは
どういうものですか?
体力的な辛さに加え、精神的な辛さも
想像できるかもしれません。
とくに初期の認知症の方は
介護を拒否されることが多いと
聞いたことがあります。
とてもデリケートなことですが、
事前に心構えをしておくことも
今後のためになるのではないかと思い、
私が経験と体験してきたことを
綴ってみます。
科学的根拠は全くありません。
あくまでも私が感じて行動して
学んだこと書きますので
そのあたりはご了承ください。
毎月
第2・第4土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
介護拒否が起こる原因
そもそも介護拒否をするのは
色々なケースがあると思います。
介護されるのを認められない場合
自分はまだまだ大丈夫、
人の手を借りなくても生活できる
周りに迷惑をかけられない
など、自分自身で介護は必要ないと
思われています。
私の経験上、上記の方々への
過剰なサポートは必要ないと思いますが、
高齢者が我慢してまで介護を拒否するには
何かしらの原因があると思います。
その原因として考えられるのは
・初期の認知症により判断ができない
・人としてのプライドを傷つけられた
・子供のように対応された
などがあるかもしれません。
認知症により状況が判断できずに介護拒否が起こる原因
私が一番身近に接している方々は
初期の認知症の方々が多いです。
だからこそ、
とても気を付けていることがあります。
相手を認知症だと思わないことです。
あくまでも普通に全員同じ対応を
心掛けています。
特別、言葉使いを変える必要もないですし
改まって話題を変える必要もありません。
私たちが身構えてしまうと
必ず相手には伝わります。
認知症だからと言ってすべての機能が
低下しているわけではないのです。
そして、初期の認知症の方々は
今から行う動作の理由をお伝えします。
これを怠ると介護拒否になります。
体調が悪いために介護拒否が起こる原因
これは本人にしかわからないことなので
日々、観察をしておく必要があります。
発熱、頭痛、肩こり、腰痛、膝痛、めまい
歯痛、腹痛、手足のしびれ、他
体調が悪いときはそっとしておいてほしい
私はそう思うので、
声かけは最低限にしています。
では、介護拒否の原因が
なんとなくわかったところで
今度は視点を変えて考えてみたいと思います。
介護をされる側になって考えてみる
以前にこちらの記事をかいているので
参考に読んでもらえると嬉しいです↓
もしも私に介護が必要になったなら
どういう風に接してほしいかというと
特別扱いはしない
過剰な手助けはいらない
できることは自分でする
上記を認めて接してほしいなと思います。
つまり、普段通りです。
なので、
私が運動指導でうかがっている施設では
基本的には自主性に重点を置いています。
そのため
日常会話に華が咲き、笑顔が堪えません。
私は週に1~2回、同じ施設で
誰でも行える高齢者向けの運動指導を
行っていますが、
この運動指導にも上記の3つを念頭において
進めています。
今から何を行うのか?
この動きの目的と効果
そして、何よりも大切なこと
またやりたいと余韻を残すこと
高齢者施設での運動指導には
技術+マインドが必要になります。
いかに相手を認めて受け入れるか
ここがポイントになります。
私が行っているメソッド↓
まとめ
介護を拒否されたからといって
怒ってもいけないし叱ってもいけない
そう思います。
人にはそれぞれ考え方があり
お互いが尊重しあえる関係性がつくれたら
どんなにいいかと思います。
高齢者の方々から
よく言っていただく言葉があります。
「山口さんと会うだけでホッとする」
「山口さんと会うだけで安心する」
この言葉をもらえるまでには
かなりの時間が必要でした。
これからも人に寄り添えるよう
心構えを持ち続けたいと思います。
山口智美経歴はこちら↓
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全てあります。
介護にまつわる話がメインですが、
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