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自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

伝わる言葉を探す日々 股関節が痛い人へ

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先日、ほんの少しの息抜きに夕食を食べに来たのはこんな森の中のお店。大阪城の近くで、でもまるで大阪じゃないような高い天井、大きな窓から外の緑を眺めるちょっと非日常感のあるシチュエーションで、人の少ない明るい時間に入って、出てきたのは日が落ちてから。夜のほうが幻想的でパシャリ。

 

かつて経験したことのない、経済活動と感染対策の両立という狭間で、ひとりひとりが何かを我慢したり手探りで行動中ですよね。

でも、我慢や行動の制限をし続けることで、知らずにココロにダメージを与えてしまうことのないように時々ホッとするような時間を作れたらと思います。

こんばんは 第2第4火曜日担当たかだっちです。

今日は、股関節に悩みを抱えるわたしがどうやって日常のケアをしているのかをお伝えしたいと思います。

 

股関節の病気

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股関節の病気といっても様々なものがあります。変形性股関節症、関節リュウマチなどはよく聞かれると思います。その他、大腿骨頭壊死症、また骨粗鬆症と外傷が合わさった大腿骨近位部骨折。

これらの行く先は、放置すればロコモティブシンドロームでそれが嫌なら手術という選択肢になることが多いでしょうか。

ささっと説明しておくと、変形性股関節症は股関節の軟骨部分の傷みから、関節リュウマチは股関節の潤滑油を作るところの炎症から、大腿骨頭壊死症は原因は不明ですが血流との関係が深いと推測されているようですが骨自体が壊死してしまうことから、それぞれ痛みがでて日常生活に支障をきたします。骨粗鬆症があると、転倒などしたときは大腿骨を骨折しやすく特に関節の内側で起こる骨折は治療が難しく高齢の場合、多くは寝たきりになることが知られていると思います。

これらのうちわたしは変形性股関節症発症予備軍です。実際には3年ほど前発症し、突然の激痛で一時、歩くのが困難になりました。その時初めて分かったのが、生まれつき股関節の形状が正常とはちょっと違う、股関節臼蓋形成不全というものでした。

変形性股関節症はこの臼蓋(骨盤と足の骨がはまっている部分)形成不全や、発育性の脱臼でよく起こることが分かっていますが、加齢によっても引き起こされることがあるので、重力に逆らって二足歩行するヒトなら誰もが関係あるお話かもしれません。

 

痛みが出たら

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股関節になにがしかの痛みが出たときは、まずは自己判断せず医療機関にかかることをお勧めします。これは上記を見れば分かるように放っておいてよくなる病気ではないからです。

ただ、残念ながら外科的に何か処置があれば別だと思いますが、痛みそのものは病院に行ったからといって実はすぐには取れません。 原因を探してくれるだけです。

そこから始めることはたいていの場合まずはリハビリになると思います。股関節にかかる負担を抑えるべく身体の動きを理学療法士さんと訓練していきます。

今この記事を読んでくださってる方でまさに今この状態の方もいるかもしれません。発症すると痛いんです。とにかく。座ろうが横になろうが。どうしても電車に乗らなくちゃいけなくて一度乗りましたが電車の振動さえつらい。唯一わたしの場合はぬるめの湯舟に浸かっている時だけマシ(単に気分的なものかもしれません)だった記憶があります。でも入浴自体は大仕事でシャンプーする時の体勢がもう激痛。一日中痛みで気力が持っていかれて、ちょっともう何をする元気もない感じでした。

そんな中、どうしても代行が見つからずとある施設へレッスンへ行った時のことです。レッスン後、なんと痛みが引いていたのです。

 

痛みを軽減する

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風が吹いたら桶屋が儲かる、聞いたことありますか?一見関係のない事象が実は奥深い関わりのある例えですが、ヒトの身体もまさしくこれなんです。

どういうこっちゃと思われたあなた。ヒトの身体はチームとして機能しています。弱いところ、衰えたり劣ったりしているところがあってもそれをカバーするように他のところが働いてくれて目的を果たしています。

後ろから名前を呼ばれたとき、寝違いで首が回らなくても身体ごと大きくねじって振り返りますよね。回らないところの代わりに回るところがその役目をする。それは私達が活動している限り身体の中ではもっと小さい単位でも頻繁に起こっています。

逆に、肩が凝っているのは肩が原因ではなく、姿勢が悪く背中が丸まり首に必要以上の重さがかかっているかせいかもしれない、これは想像しやすいですよね、でも意外に太腿の裏側やお尻の周辺の筋肉が冷えたり凝ったりしているせいとは想像できますか?

本来動かすべきところが傷んで痛いから動かせない、という時の痛みのとり方も、気付かぬうちに動かない、動き自体が悪くなっている部分が存在することで代わりに頑張ったところが傷む、という痛みのとり方も、身体をチームとして捉えると、痛みのとり方は同じ考えになります。

つまり、痛くないところだけを上手に使って痛みそのものを軽減する、動くところだけを上手に使って動きの悪かったところの動きもよくしていく。

ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~ではそんな風に機能を改善していきます。

件のレッスンではわたしだけ椅子を借りて座り、皆さんには普段通りのポジションで動いてもらったのですが当然皆さんと同じようにはわたしは動けません。

それでも上半身は動かせたので呼吸とともに関節の動きを整えていくと、それだけで痛みのある股関節周辺は動かさずとも楽になっていったのです。

今、右の股関節に違和感がある人は左側の床をのぞき込んでゆっくりと深呼吸を繰り返してみてください。何か変化を感じられた方は上手に身体をチームとしてまとめていけると思います。変化を感じられなかった方はぜひお近くのレッスンに行って相談してみてください。カキラリストの声と音楽と呼吸に合わせ、やさしくろっ骨を一緒に動かしてもらえたらきっとその違和感が軽減されると思います。

 

痛みを放置すると

股関節の様々な症状を放置するとどうなるでしょう。大丈夫と思って何もせず、痛みがひどくなってから病院に行ったら人工股関節に入れ替える手術しかない、と言われてしまうか、それならまだましな方で手術も無理と言われたら、動けなくなり寝たきりになるしかないのか。

いづれにしても嫌ですよね。わたしも病院ではっきり言われました。このまま何もしなかったら人工股関節になる確率は普通の人より何倍も高いよ、と。

動きが制限され自由に動き回れなくなったら。

最初にちらっと書きましたロコモティブシンドローム。筋肉や骨、関節、軟骨、椎間板、靱帯や腱、神経など身体を動かすのに必要な部分の機能が低下し日常生活に支障をきたしている状態のことですが、進行すると支援や介護が必要になるリスクが増加します。厚生労働省の2019年国民生活基礎調査の資料によると介護が必要になる要因は以下の表のとおりです。

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このうち、関節疾患と骨折によるものがどの介護度でも大きい割合を占めていることが分かります。

てっきり歳をとって認知症や病気などで介護が必要になるんだろうななどとぼんやり想像していたら現実はそれだけではありません。

高齢化社会で寿命が延びている今、関節疾患にならないように、また骨折しないように、身体を上手に長持ちさせることがいかに自分らしく長生きすることにつながるのかの分かれ道ということが分かると思います。

 

誰の関節も使わなければさびていく

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わたしは股関節に生まれつきの不調を抱えています。それを幸い知ることができました。なので日常的に、股関節に負担がかからないように意識し、違和感や軽い痛みが出たときには自分自身でカキラをすることで調整しています。

それもこれも、何歳になっても自分の足で出かけて、食べて、元気でいたいがためです。でも誰だってきっとそう思っていますよね。死ぬまで元気でいたい。

自分に認知症のリスクがどれぐらいあるかは誰にも分かりません。

でも関節は痛みとして私達に不調を教えてくれます。それを放ったらかしにしていては死ぬまで元気で、は叶わないのです。けれど、せっかくの身体からのサインである痛みをそんな風にとらえている人は少ないのです。

そして今、どこも痛くなく動けている人でも知らず知らず使っていない関節はさびていっています。さびて動かしていない関節の代わりに必ずどこかの関節がその動きをカバーしています。カバーしきれなくなった時に、痛みとして現れてくることがあるのです。だから、痛みのある人も、痛みのない人も、身体の歪みを整え関節にかかる負担を毎日リセットしておくことはとても重要です。身体はチームでうまくカバーしてくれますが、さびついたままでいい関節、というのは1つもないのです。

といっても、痛みもなく、とくに不安もなければわざわざトレーニングに行こうとは思いません。ですがカキラには関節をスムーズにし、痛みがある場合はそれを軽減するエッセンスがいっぱい入っているにもかかわらず、単純に参加して楽しい、っていう仕掛けもたくさん入っています。

無理することなく楽しく続けることが、いつまでも自分で歩けて食べられる元気でいられる健康寿命を延ばすことだとしたら、若い(何歳であっても「今日」がこの先の人生で一番若い)うちからやっておいて損はないと思います。

 

さてそんなカキラのレッスンも、新型ウィルスの影響で教室を飛び出し、オンラインの世界でも繋がれるようになりました。

教室でライブでレッスンを受けるのが一番楽しいのは間違いないのですが、感染リスクが気になる方もいらっしゃると思いますし、何よりマスクを着用したうえでの呼吸になります。オンラインならば、マスクを外し、思いっきり呼吸ができるだけでなく、移動中の感染リスクまで回避できます。

しかも普段受けられない地域の方も繋がれますから!

ぜひこの機会に受講してみてくださいね。各エリア別のレッスンの最後の方にオンラインのレッスンのご案内も掲載されています。

 

www.kaqila.com

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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