あなたにお聞きします。
「この方、認知症だったの?」
と思ったことありませんか?
私は仕事柄よく思うことがあります。
そもそも認知症ってどういうことなの??
予防や症状を軽くすることはできるの?
私の経験をもとにお伝えしたいと思います。
毎月
月一土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
今月は世界アルツハイマーデー月間なので
少し詳しくかいてみようと思います。
世界アルツハイマー月間とは?
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、
世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を
「世界アルツハイマーデー」と制定し、
この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、
様々な取り組みを行っています。
ポスターやリーフレットを作成し、
認知症への理解を呼びかけるなどの活動を行っています。
(厚生労働省HPより抜粋)
そして全国で毎年9月21日には
オレンジ色のライトアップが行われます。
オレンジにライトアップされます。
みなさんの近くでもきっとオレンジに
ライトアップされているところが
あると思いますよ。
私も21日は高齢者施設での仕事があるので
オレンジの衣装を着ようと思っています。
認知症って?
今は普通に使われている認知症という言葉、
ひと昔前まで認知症という言葉はなく
物忘れやぼけていると言われていました。
実際、認知症はどんな病気なのでしょうか?
神経を破壊していくレビー小体型認知症、
病気やケガで発症する血管性認知症
などがあります。
認知症の症状
アルツハイマー型認知症
世間で認知症と診断される約半分を占め、
精神的な症状も多くみられます。
脳が委縮することにより症状があらわれ、
ゆっくりと進行していきます。
物忘れ、何度も同じことを言う、
頭痛、めまい、不安、不眠などがあります。
高齢者の方が
「財布がない」「お金を取られた」
などが当てはまります。
レビー小体型認知症
上記に次いで2番目に多い症状。
レビー小体と言われるたんぱく質が
増えることにより脳の中心にある神経を
破壊していく。
リウマチやパーキンソン病などの症状が
でることもあり、幻覚をみたりします。
「身近な人を攻撃する」「徘徊」
などが当てはまります。
血管性認知症
病気や事故により脳梗塞、
上記2つとは性質が異なるため、
認知症が改善する可能性があります。
日常で行われていること
高齢者が集まる施設は
老人ホーム、デイケアサービス
などがあります。
私は現在
老人ホームで運動指導を行っていますが、
いつも思うことがあります。
とても親切で何でもスタッフが
行ってくれますから、
施設にいる高齢者の方々は
何不自由ない生活をされています。
施設にいるのであれば
問題ないのですが・・・
実際、
自宅で高齢の方と生活をすると、
どうしても過保護になってしまいがちです。
「きっと大変だろうから、
食事の準備はこちらでしよう」
「足元がおぼつかないから、
買い物はかわりに行こう」
「掃除、洗濯もすべてかわりにするから、
ゆっくり休んでいて」
火を使うのは危ないし、
こけたら大変だし・・・
漠然とこんなこと思っていませんか?
これは本末転倒です!
なぜ、認知症になるのか?
上記に書いたように、
日常生活のこまごまとしたことを
すべて奪ってしまうと
何もすることがなくなります。
することがないから、
テレビをみて一日を過ごすようになります。
すると一日中座りっぱなしになり
動かなくなります。
動かないから筋力は衰え、
思考回路や反射神経も鈍くなり、
やがて認知症の初期段階に入っていきます。
最近、
よく言われるようになったフレイル(虚弱)
ほとんどの人がフレイルになってから
認知症に進むと言われています。
ということは
フレイルにならないためにどうするのか?
という疑問にぶつかります。
以前に書いたフレイルの記事はこちら↓
今からでも遅くない認知症ケア
まず、
高齢の方と一緒に住んでいる方は
家事などの分担をできる範囲で
本人にお願いしてください。
そして一切手伝わないと心を鬼にします。
つい私たちは手を出してしまいがちです。
そこは我慢です!
高齢の方が一人で住んでいる場合は
できるだけ動きやすい動線を確保したり、
近所の方々とコミュニケーションが
取れる環境の配慮などのサポートを
お願いします。
そして、
フレイルにならないために
軽い運動もおすすめします。
「運動しないといけないことは
わかっているけど・・・」
「難しい動きや筋トレのような
激しい運動をするのはちょっと・・・」
おそらくほとんどの人は運動が大切って
思っているのではないでしょうか?
楽しく簡単でしかもじわっと汗がでる!
そんな体操があればとおもわれているあなた!
私がお届けしている
KaQiLa~カキラ~メソッドはまさしくこれです。
体の仕組みを理解することで、
運動不足も解消でき認知症も予防できます。
私の経験をお話しすると
老人ホームに入居されている方々に
レッスンをお届けしていますが、
ほとんどの方が認知症です。
ですから毎回、私のことを忘れていて
初めて会うように話をされます。
それが、1年たち2年たったある日、
私のことを覚えてくださっていました。
「あ~来た来た。先生まってたよ!
体操の先生やんな!はよ着替えて来てや!」
この瞬間、ビックリしたのと同時に
とても嬉しかったことを思い出します。
なぜ認知症の方が覚えてくださったのか?
その答えを知りたい方、
ちょっとでも興味をもってくださったあなた
体の仕組みを勉強してみませんか?
KaQiLaの養成コースがあります。
KaQiLa~カキラ~って何?
どういうことをするの?
本当に効果あるの???
そんな疑問をもってお越しください。
山口智美経歴はこちら↓
私のレッスンイメージはこちら↓
私のブログは介護カテゴリーに
全てあります。
介護にまつわる話がメインですが、
ご自身に置き換えて読んで
いただくこともできます。
毎日、ブログを仲間と一緒に
更新しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日も読んでくださりありがとうございます。
読者登録をお願い致します!
ランキングに参加しております。
応援よろしくお願いいたします!