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海外でもカキラ。2020年、コロナ禍のドイツを振り返って。1月〜3月編

こんばんは、Tamakiです。今年最後の投稿になりました。

2020年は、色々な変化があった年でした。私もカキラのレッスンを、様々に変化させながら行ってきました。その中で、良さを再発見した部分、新たに良さを発見した部分、これからもっと工夫すべき点などが見えてきました。

今回の記事では、コロナ禍でドイツのベルリンがどのような状況であったかを、この一年を振り返りながらお伝えします。(ドイツに興味のない方には、つまらないかもしれません。)年を跨いでしまいますが、長くなってしまったので、数回に分けてお伝えします。今回は、1月〜3月編です。

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コロナ禍のドイツ

1月

1月中旬に武漢で新型コロナウィルスCOVID-19の感染者のニュースが報道された後、ドイツで輸入症例が確認され発表されたのは、1月下旬のことでした。

ここから、ベルリンの日本大使館による新型コロナ関連のお知らせメールが始まります。

このときは、「手洗い・うがい・咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。」という程度で、私も、あらあらヨーロッパまできちゃったかぁ、ぐらいの気持ちで、他人事でした。

 

2月初旬から日本では、ダイヤモンドプリンセス号での新型コロナウィルス感染のニュースが持ちきりだったと思いますが、ドイツでは、それほど報道されていませんでした。

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2月初旬は、学校の休みが一週間あり、私と息子はミュンヘンから電車で二時間ぐらいの場所へスキーをしに行きました。1月下旬にミュンヘン近郊で、ドイツで初めての新型コロナウィルスの輸入症例が見つかっていましたが、あまり気にかけていませんでした。スキー場でゴンドラに他人と乗車している時は、咳をすると、アジア人だし、コロナって思われるかなぁなんて思い、少し、咳をがまんするぐらいでした。

 

2月中旬、ベルリンはベルリナーレ。他国から映画スターがやってくる映画祭りで毎年開催され、今年も開催されました。ギリギリのタイミングでベルリナーレは開催することができたなぁと、後で思いました。

 

ドイツ人もよく出掛けるオーストラリアのスキー場でクラスターが発生し、ドイツ人の感染者もちらほらと耳にするようになってきました。

 

2月24日に北部イタリアでの感染拡大を受け,感染経路の特定が困難になっているとして、シュパーン独連邦保健大臣が、新型コロナウイルスの流行が欧州に達し、今後ドイツにおいても流行する可能性がある旨を発言しました。

 

2月下旬はキリスト教のカーニバルの時期で、ノルドライン・ヴェストファーレン州では、大規模なお祭りが行われます。案の定、そこでクラスターが発生し、だんだんドイツでの感染者の数も増えていきました。そして、そこへ里帰りをしていた方がベルリンへもどり、ベルリンで最初の新型コロナ感染者と発表されたように思います。

 

同時期、ドイツでは、身近で大変なことが起きていました。2月28日にトルコがそれまで、再三EUに対して脅し文句のように言い続けていた「シリア難民に対して国境を開放する。」を実行し、ギリシアとの国境を開放してしまったのです。そのことで、難民がEUを目指してギリシアの国境へ押し寄せ、ドイツでは難民問題が再び浮上しました。

 

この段階では、私達ベルリンに住むものにとっては、新型コロナウイルスの流行よりも難民問題の方が身近で、関心のあるテーマでした。

 

大使館からのお知らせも「常に最新の情報を収集するとともに,手洗い・うがい・咳エチケットの徹底、なるべく人混みを避けるなど基本的な感染予防に努めてください。」程度のものでした。

 

この頃は、中国の武漢から妙なウィルスがやってきたという感じでした。欧州人からしたら日本人も中国人も見分けがつきません。そのため、電車や道で、嫌なことを言われた人もいました。日本人の知人には、あまり外に出たくないと言っている人もいました。

 

2月28日の大使館からの知らせでは、この二日間で感染者が倍増するなど流行の兆しを見せているとあります。これまでの基本的な感染予防の喚起に加え、連邦及び各保健省が新型コロナウィルス相談のための相談電話(ホットライン等)を設置しました。

 

3月

3月は、一気に新型コロナウィルスの感染者が増えていきます。

3月2日には、ドイツにおける感染者数が157名。

感染地域も特定の地域だけではなく 国内各州に広がっていました。

感染が疑われる場合は、外出をしないように呼びかけ始めました。

人々は、外出を避けるため、買いだめをする人が多くなりました。それは、食べ物をほっぺたに詰め込むハムスターのようで、そのような行為をHamsterkaufenと報道していました。パスタや小麦粉、砂糖、トイレットペーパーが異常に売り切れたり、殺菌消毒のスプレーも品切れになっていました。それでも、このときは、まだカキラのお客様と、「砂糖と小麦粉なんか、買って、ケーキでも焼くのかしら?」って冗談を言う余裕がありました。

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3月4日には、感染者は、262名、3月6日には、感染者は、534名と日々増加していきます。

ロベルト・コッホ研究所は,新たな症例は輸入症例ではなく、ドイツ国内で感染している旨を発表しました。

それでも、この段階では、ベルリンでの感染者は少数で、それほどの危機感はありませんでした。

3月9日、ついにドイツでの感染者数は、1000人を超えました。

そして、シュパーン連邦保健大臣は、1000人規模のイベントの自粛要請。また、今後23か月の間は、例えばクラブ(ナイトクラブ)へ行くことや、誕生日パーティーや各種団体会合について、止めることができないほど重要であるかを、良く検討するよう推奨しました。

3月11日、ロベルト・コッホ研究所はイタリア全土をリスク地域に指定し、ドイツ連邦外務省もイタリアへの渡航自粛を呼びかけます。
また、同研究所は、新たにフランスをリスク地域に指定しました。

イタリアや、フランスでどんどん感染者が増えている報道は日々なされ、危機感を身近に感じるようになってきました。

ドイツ政府は、1000人以上の参加が想定される全ての私的・公的イベントの中止を要請しました。そのため、各都市の劇場、コンサートホールはイースター休暇明け(419日)まで休館になりました。

この日、メルケル首相は、人口の70%が罹患するようなケースもある旨を発言しています。

3月12日、メルケル首相は、急激な感染拡大に対応するため、今まで以上に厳しい方法が必要であるとしました。可能な限り社会的接触を避け、すべての不要不急のイベントを取りやめるよう呼びかけました。

また、幼稚園や学校の閉鎖も選択肢の一つだと述べました。

この段階で、すでに、バイエルン州ザールラント州ニーダーザクセン州がすべての幼稚園と学校を閉鎖していたので、ベルリンもそうなるだろうとの噂が広がっていました。

3月13日、カキラのレッスンをしていたところ、遅れて来られたお客様が、月曜日から学校が休みかもしれず、その対応で遅れたと言われました。スーパーも閉まるかも、との憶測が飛んでいたので、私も、カキラのレッスン後、とりあえず2週間分の食料品や日用品を買いました。パスタは、すでに多くの店で売り切れていましたが、アジアの食材品やで米やうどん、そば、納豆やキムチも品薄になっているのには、驚きました。

3月13日、ロベルト・コッホ研究所は、リスク地域にオーストリアとスペインを追加しました。また、シュパーン連邦保健大臣は、過去14日以内にイタリア、スイスまたはオーストリア渡航・滞在した場合は、症状があるか否かに関わらず、2週間自宅待機(経過観察)するよう呼びかけました。
そして、ドイツと国境を接するチェコデンマークポーランドはそれぞれ国境閉鎖、入国禁止措置をとりました。ドイツは陸の孤島になりました。

この日は、土曜日ということもあって、多くの人が車で買いだめに走りました。息子の友達が、空っぽになった食料品だな、日用品棚の写真を送ってきました。

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3月15日、ドイツでは1210名、ベルリンでは263名が感染しており、以前増加傾向が続いていました。

そして、この日、重要な決定な打ち出されました。第一回目のロックダウンです。

大規模イベントは禁止、娯楽施設も閉鎖、スポーツ施設も閉鎖。

そのため、カキラのレッスンもイースター休暇明けまで休みにしました。

ロックダウン中は、不安感が少しずつ広まる中、お客様を元気づけるため、運動習慣を続けていただくため、健康に過ごしていただきたいとの思い、腰痛や肩こり改善などをカキラで解消なさっている方への思いから、週に一度、健康に過ごすためのトピックや、行っていただきたい型の紹介などを、少し砕けた元気な調子で、カキラ通信と題してお客様にお送りしていました。

幼稚園、学校も閉鎖。

喫煙可能な飲食店は営業停止。その他の飲食店はテーブル間を最低1,5メートルの間隔を置いて営業可でした。

その他の店への制限はありませんでした。

既に感染者数に加えて、死者数も増加傾向にあったイタリアやフランスなどは、商店なども閉鎖され許可証がないと外出できない等の外出制限がありました。ベルリンでは、この時点では、そのようなこともなく、街は平穏な雰囲気でした。人々は、早めにきたイースター休暇で、どこにも行けないし、少しのんびりするかといった雰囲気でした。

私も、ちょうど春の大掃除の時期でもあったので、同じアパートに住む住人で、交代に前庭や裏庭を掃除したりと、のんびりとした感じでした。

近隣国のイタリア、フランス、スペインなどでは、新型コロナウィルス感染による死亡者の数が激増していました。お棺も足らない、臨終に立ち会えないなどの報道もありました。ドイツ国民は、まるで戦争で人がなくなっていくほどの数が、一日に亡くなっていく近隣国の危機的な状況を、国民は目にし耳にしていました。そのため、ドイツ政府が感染者の増加を食い止め、医療崩壊を食い止めたいと考えて政策をとることに、国民の大多数が支持をしていたと思います。

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3月16日、メルケル首相は、感染拡大のスピードを緩やかなものにするために、連邦政府と各州政府の間での合意のもと、社会生活のさらなる接触制限措置を発表します。

スーパーや、薬局、銀行、郵便局、などをのぞいて、ほぼすべての商店が閉鎖されました。教会での会合も行えなくなり、子どもの遊び場も閉鎖されました。

宿泊施設も、観光目的では利用できなくなったため、イースター休暇中の旅行はできなくなりました。ベルリンっ子が大好きなOstseeバルト海)に浮かぶある島は、絶好の観光地なのですが、その島へ観光目的で人が流入しないように、政府はいち早く、その島へ入ることに制限をかけていました。

レストランは、朝6時から18時までの営業は認められていました。

ちょうど散歩に出かけていた時に、子どもの遊び場に警察官がやってきて、遊んでいる子どもたちに、今から閉鎖するから、立ち去るようにいい、赤と白のテープを遊具にぐるぐると巻き付けて進入禁止を示しているのを見た時には、さすがの私も、大変なことになったわ、と思いました。

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一型でも効果が抜群のエクササイズ

ドイツがロックダウン中、日本もロックダウンでした。そんな中、日本とドイツのカキラリスト50人+ミャンマーから3人が参加し、カキラの型を一型ずつお伝えして、皆さんに少しでも元気になってもらいたいという企画が行われました。

冬休み中のなまった体、肩こり、腰痛改善によいですよ。今もご覧になれますので、どうぞ、ご一緒に!

たった一型、カキラの動きを3分ぐらい行うだけで、体が楽になりますよ!


かきら数珠つなぎVol.1 お家でカラダの歪とり!マミーゴ先生!

 

私もドイツから参加しました。


かきら数珠つなぎVol 10 Tamakiさん(Deutsche Version)

 

2020年も終わります。ブログをお読み下さった皆様、ありがとうございました。

2021年も引き続き、仲間とともに、健康に関する記事を書き、カキラの魅力をお伝えし、時にはドイツの風もお届けして、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

2021年が平和で、明るく、皆が元気で、幸せな年でありますように。

Tamaki

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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