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海外でもカキラ。2020年、コロナ禍のドイツを振り返って。4月〜5月

こんばんは、Tamakiです。前回までに引き続き、2020年のコロナ禍でのドイツ(ベルリン)の状況をお伝えします。ドイツで第一回目のロックダウンの規制が緩和され始めたのは、5月中旬でした。長いロックダウンでしたが、ロックダウン中で新たに始まったこともありました。今回は、4月〜5月編です。

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 前回の記事はこちら↓

 

rokkotsu113.hatenablog.com

 

 

rokkotsu113.hatenablog.com

 


コロナ禍のドイツ

4月

皆が心待ちにしていた、415日の会議で、以下のようなコメントを出して、政府と各州首相がロックダウンの段階的解除について合意しました。

これまでの接触制限措置が功を奏し,新型コロナウイルスの感染拡大のスピードを緩め,医療体制のオーバーキャパシティを防ぐことに成功しているが,この成功は途中段階のもので脆弱なもの。これまで達成したことを無駄にしないためにも,制限措置の緩和は慎重に一歩ずつ行う必要がある。ワクチンや薬が開発されていない限り,我々はウイルスと共に生きる必要がある。

引き続き他者との間で距離をとることが求められ、公共の場でのマスク着用も推奨されましたが、 少しずつ緩和措置が取られました。

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売り場面積が800平方メートル以下の店舗は営業開始が許可されました。

学校は、最終学年の卒業試験を実施できるようになり、保育園や学校の緊急預かりの対象業種も拡大されました。

同時に、介護施設、老人ホーム及び障害者施設等の感染リスクが高い施設においては、特別な保護措置が強化されました。

美容院も再開が決定し、私もいつもお世話になっている美容院に予約を入れました。

 

残念ながら、この段階では、まだレストランやバーは引き続き閉鎖、ホテルも閉鎖、私的な旅行も禁止、劇場やコンサートホールも閉鎖、スポーツ施設も閉鎖でした。カキラのレッスンができるようになるまでは、まだ、もう少し時間がかかりそう、でも、もうすぐかな?という感じでした。

 

連邦政府は、ワクチン開発に携わる独企業及び国際機関を支援すること、感染者との接触を特定するため、欧州レベルにおけるトレーシング・アプリの開発を支持することにも合意しました。

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また、 企業活動の再開に際して、衛生措置を実施し、可能な限りホームオフィスを導入することにも合意しました。国全体が、働き方も変えて行こうという方針へ進み始めました。

 

415日の連邦政府と各州政府の間の合意を受け、4月21日にベルリンでも、緩和措置が発表されました。

2020427日(月)から,近郊公共交通機関の利用時には繊維製マスクの着用が義務づけられたため、多くの家庭で布マスクを作ったようです。私も家族のものを縫いました。29日からは、全ての小売店でもマスクの着用が義務付けられました。

この時は、2021年1月現在のような、マスクの規定はなく「口と鼻を覆うものであり、いわゆる『コミュニティ・マスク』、簡単な医療マスクのみならず、自身で縫ったものや、布・ショール等でも可能」でした。多くの人が使い捨てマスクではなく、手作りマスクを着用し、街には、カラフルな布マスク、面白い絵柄の布マスクを着けている人々の姿をみかけました。ドイツでは、使い捨てを嫌う人が多いので、マスクも、再利用ができる布マスクを好んだのかもしれません。日本のように、マスクの取扱に注意している人は皆無で、外したマスクを腕につけて歩いたり、そのままカバンに入れたりしていました。

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422日(水)以降、売場面積800平方メートルまでの店舗は営業が可能になったのですが、その際20平方メートル当たり最大1名とする基準値が設けられました。そのため店内への入場人数が制限されました。どの店でも必ず買い物かごを持って入るようになり、買い物かごの数で、入場制限をかけていました。

 

この頃から、ドイツだけではなく、他のヨーロッパ諸国も規制緩和へと向かいつつありましたが、まだまだ国境を超える移動制限が解除されるほどではありませんでした。

 

430日、メルケル・ドイツ首相は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う制限措置の緩和に関し、連邦各州首相とテレビ会議を行いました。

そこでは、次に行われる56日の会議では、学校、託児施設及びスポーツ施設の再開に関すること、飲食店、観光業及び更なる文化施設の再開に関することが話し合われると発表されました。

 

また、この時から、病院の受け入れに余裕ができたため、(新型コロナウイルス以外の)通常患者の計画的施術を再開することができるようになりました。

遊び場、博物館・展覧会・記念館、動物園および植物園も制限つきで再開が可能になりました。

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やっと、やっと、日常への回復の兆しが見えてきました。

56日にはスポーツ施設関連の緩和についての話し合いもなされるとのことで、カキラのレッスン再開への希望も見え始めました。

 

5月

56日、メルケル首相は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う制限措置の緩和に関し、各州首相とテレビ会議を行いました。

メルケル首相は,新規感染は落ち着いた

1日の新規感染者数が3桁に減少、再生産数が1未満(0.7台、10万人あたりの感染者数(一つの郡を除き)が7日間あたり50人以下となった)

と述べ、保健衛生措置が功を奏している、だか、引き続き慎重な姿勢を維持する必要があると述べました。

 

保健衛生措置(公的空間における最低1.5メートルの距離確保及び特定の公共の場でのマスク着用義務)は当面の間延長され、接触制限は65日まで延長されました。それでも、今まで、自分の属する世帯以外と接触できるのは1名だったのが、これからは、他の同一世帯に属する複数名との接触が可能になりました。

これは、大きな進歩でした。人数に制限はあるものの、グループで会えることになったのです。

スポーツ関係では、残念ながらまだ、屋内での活動の再開許可は出ませんでしたが、屋外でのスポーツ施設は、段階的に再開可能になりました。

またサッカー・ブンデスリーガ1部及び2部の試合は、5月後半から再開(無観客試合)が決まりました。サッカー好きの多いドイツでは、明るいニュースでした。

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感染予防対策を施した上で、全ての店が再開できるようになりました。

レストラン及び観光目的のための宿泊施設の営業、劇場・オペラハウス・コンサートホール及び映画館等の文化施設の段階的な再開に関しては、各州の対応に委ねられることになりました。

 

57日、ベルリン州は、6日の連邦政府と各州政府の間の合意を受け、制限措置の更なる緩和のため、政令の改定を決定した旨を発表しました。
5
15日からスポーツ団体は間隔確保のルールを守ることを前提に人との接触のない屋外のトレーニング・指導を最大8人(コーチ等含む)のグループでも再開できることになりました。

やっと、屋外なら、少人数グループでスポーツをしてもよくなったのです。

今まで私は、カキラのレッスンをバレエスタジオなどを借りて屋内で行っていたのですが、屋外ならば可能という今回の処置を受け、屋外でカキラのレッスンを行うことに決めました。

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様々なスタイルで対応可能なエクササイズ

カキラは、色々なスタイルで行えます。

ヨガマットに座っても、椅子に座っても、低めの椅子に座っても、立ったままでも、寝たままでも。

普段は座位で行ってる型(動き)を立位でも椅子に座っても、寝たままでも行うことができるのです。

カキラは、型の理論がしっかりしていて、機能解剖学的な知識などを元に作られています。そのため、なぜこう動かなければならないのか、なんのためにこの動きをしているのかなど、全てに説明がつくのです。しっかりとした裏付けが、それぞれの動き(型)にあるので、動き(型)をその理論に基づいて変化させ、様々なスタイルに対応することができるのです。

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運動を求める方は、様々です。例えば、体の硬い方、運動の苦手な方、アスリートの方、体力に自信がない方、慢性的な痛みのある方、今の元気を保ちたい方、スポーツが好きな方・・・・。様々なスタイルを持つカキラは、こんな色々な方のニーズに応えることができます。

あなたもぜひ、ご自分に合う、カキラのクラスを探してみて下さい。

www.kaqila.com

コロナ禍で始まった素敵なこと

私が耳にしたり、目にした範囲ですが、素敵な試みだと思ったことをご紹介。

レストランは、ずっと営業中止でしたが、中には、病院で働く人たちに温かく美味しいものを届けたいと、ボランティアで料理を提供する店もありました。また、そんな試みに賛同して、材料を提供する店もありました。

楽家たちも、ネット配信だけではなく、制限措置が緩和された5月9日以降は、少人数で、野外演奏をはじめました。老人ホームを回ったり、中庭でコンサートをしたり。いつもは観光に使う屋根のない二階建てバスに乗って、施設を回る音楽家たちもいました。

舞踊家たちも、劇場の中だけの公演にとらわれず、野外と屋内をうまく使って作品を発表していました。

ずっと閉鎖状態のクラブ主催者の中には、車できてもらって、それぞれの車の中でクラブ音楽を楽しんでもらおうという試みをしている人もいました。

また、アパートの壁面に映画を投影して周りの住人に見てもらおうという企画も紹介されていました。

何もできないではなく、今までの考えにとらわれず、自分の伝えたいことを諦めずその手段を考え、行動に移している人々に、私も勇気づけられました。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

Tamaki

 

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