暦の上では夏が始まりましたね。
5月の紫外線量は、真夏並み。
UV対策、していますか。
訪問してくださって
ありがとうございます。
毎月 第1・第3木曜日と
奇数月 第5木曜日を担当している
今年(2021年)は5月1日が八十八夜でした。
「茶摘(ちゃつみ)」の歌のとおり、野にも山にも若葉が茂るころ。
あかねだすきもせず、菅(すげ)の笠もかぶらず、の出で立ちでしたが、
人生初の茶摘みをしました。
みずみずしくて、やわらかな新茶の葉。
「一芯二葉(いっしんによう)」という言葉を初めて知りました。
出始めの新芽は、紫外線をまだそんなに浴びていないので、渋みのもとになるカテキンが生成されていないため、甘みの強いお茶になるそうです。
グーグル先生を頼りに、加熱と手もみで茶葉を手作りしたところ…
目を見張るほど、香り豊かでおいしいお茶ができました!
お茶の甘み、しっかり感じました。
鳥のさえずりを聞きながら(聴覚)
みずみずしい新緑を愛でながら(視覚)
柔らかなお茶の新芽を摘む(触覚)。
加熱すると立ち上ってくるお茶の香りを嗅ぎ(嗅覚)
ゆっくりと湯を注いで味わう(味覚)。
自然に触れると、五感が磨かれるように思います。
平穏ではない状況が続いていますが、暮らしに季節を取り入れつつ過ごしたいものです。
ハート形の葉っぱが特徴の「ウンベラータ」の鉢植えを買って1年余り。
呼吸するもの、命あるものの存在がそばにあると、心の安らぎを感じます。
ウンベラータの幹を曲げて、表情豊かな樹形にしよう!と試みた経験から、今回は「体の柔軟性」をテーマにお伝えします。
ウンベラータって?
ウンベラータとは、熱帯アフリカ原産の常緑樹です。
花言葉は「永久の幸せ」「すこやか」「夫婦愛」。
かわいいハート形の葉っぱは、大人の手のひら以上の大きさになるものも。
インテリアグリーンとして、贈り物としても人気。
ワイヤーなどを使って幹を曲げ木して、螺旋(らせん)状にしたり、S字にしたりすることもできるのが特長です。
昨年3月に鉢植えを購入したのですが、すっかり大きくなりました。
樹形を変えるためにウンベラータの幹を曲げる
まず一方から引っ張ってみると
樹形を変えるために、ウンベラータの幹を曲げよう!と、青色のひもをかけて右方向に引っ張ると、当然のごとく鉢は傾きました。
グラグラして不安定です。
バランスを取るために反対側からも引っ張る
そこで、バランスを取るために、左側からも赤色のひもをかけて引っ張りました。
やっとバランスが取れました。
しっかり立たせるには、思いのほかチカラが必要です。
どこか1カ所に負荷がかかってゆがみが生じると、ほかの部分がバランスを取ろうとして頑張ることが分かりました。
たとえ小さな樹木であっても、もとに戻すためには大きなチカラが必要。
実際に、ひもを両側から引っ張って、手ごたえで感じました。
かわいそうなので、樹形を変えることは、やめにしました。
今の時期は、植え替えや挿し木、水挿しに適しているとのことなので、枝を切って増やします。
バランスが崩れるとどうなる?
もし、これが人の体だとしたらどうでしょうか。
体を支えるという重要な役割がある背骨。
樹木も、人も、「地面に立つ」という共通項があります。
「木の幹=人の背骨」
「枝葉=手足」と置き換えて考えてみます。
幹が背骨。体の軸とします。
背骨(体の軸)がゆがむと、手足(枝葉)はバランスを取ろうとして頑張ります。
その背骨を支え、連動して動いている骨盤も影響を受けます。
何より背骨の上には、重たい頭が乗っかっています。
バランスを取ろうとして、さらに背骨が傾き、ひずみが生じます。
骨だけでなく、筋肉もバランスを取ろうとして、腰、肩、首、頭など、体のあちこちに「痛み」が生じてきます。
筋肉が頑張ることで、その並びが乱れてよじれて、凝(こ)り固まり、肩こりや腰痛といった体の痛みを引き起こす原因になります。
自分のバランス能力をチェック
バランス能力とは
静止姿勢または動的動作中の姿勢を任意の状態に保つ、また不安定な姿勢から速やかに回復させる能力を意味します。スポーツ選手においては適切な姿勢を保つ能力は競技力における重要なボディコントロール能力のひとつとなりますし、高齢者においてはしっかりと「立ち」「歩く」生活機能上の重要な一要素になります。転倒の予防という点においても重要です。
とあります。※1
※1「バランス運動の効果と実際 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-04-009.htmlより引用
体のバランス感覚が崩れると、転倒しやすくなります。
体のバランス感覚が養われると、スポーツのパフォーマンスが向上します。
実際、自分にどれくらいバランス能力(平衡性)があるのか知りたいものですね。
閉眼片足立ちテストというチェック方法があるので、あなたもトライしてみませんか。
体幹の柔軟性を強化
樹木も、人も、「地面に立つ」という共通項がありますが、人の体が樹木と大きく違うのは、背骨(脊柱)は真っすぐに立つ1本の柱状ではないということ。
椎骨というブロック状の骨が重なってS字カーブを描くように構成されています。
上から順番に、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨1個です。
S字カーブになっているこの形状は、歩いたり、跳んだりして動くことによって、地面から脳まで伝わる衝撃を吸収してくれます。
幹が真っすぐで硬い樹木は強風などの負荷がかかるとポキっと折れてしまうことがありますが、「柳に雪折れなし」ということわざがあるように、柳の枝はよくしなうので雪の重みで折れることはありません。柔らかくてしなやかなものは、堅いものよりかえってよく持ちこたえるというたとえ。
また、柳が風になびくように、逆らわなければ禍を受けないというたとえで用いられる「柳に風」ということわざもありますね。
強風が吹きつけても、さらりと受け流し、折れてしまうことはありません。
柔軟な背骨は、体を安全に保てることにつながります。
ゆっくりとした簡単で痛みのない動きで柔軟な背骨に
では、どのようにして、柔軟でしなやかな背骨をつくることができるのでしょう。
私たちがお伝えしている「ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~」では、自分自身の深い呼吸とゆっくりとした簡単な動きで背骨の関節をほぐし、背骨そのものの、ゆがみ・ひずみを整えていきます。
自分で自分の体を整えて、痛みも解消していけるエクササイズなのです。
もちろん痛みや腫れがひどくて、体を動かしてはいけない場合もありますが、安静にしすぎるあまり、筋肉のチカラが弱まり、筋肉が硬くなれば、回復の妨げにつながりかねません。
KaQiLa~カキラ~は、痛い所をダイレクトに動かすのではなく、動かせる所を動かして、全身の関節に働きかけていきます。
寝たまま、椅子に座ったままできる動きもあれば、子供の姿勢改善を目指す「姿育(シイク)体操」、男性やアスリートにも人気の「Ce-rr-lus(サーロス)」など、幅広い年齢層に対応できるメソッドもあり、あなたの希望に合わせて選べますよ。
カキラについて↓
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自然を暮らしに
ベランダでできる稲作体験
八十八夜に摘んだ新茶は、不老不死の縁起物といわれます。
「八十八」という字を組み合わせると、「米」という字になりますね。
八十八夜は稲の種まきに適した時期。
あなたは、JAグループの「バケツ稲づくり」をご存じでしょうか。
バケツで育てる稲のことで、バケツと土を用意すれば、庭やベランダなど場所を選ばず稲作を体験できるというもの。
私は今年初めて知り、申し込んで取り寄せました。
成長が楽しみです。
このバケツ稲づくりは、子供たちに食育体験のツールとして、また、日本の稲作を学ぶ教材としても活用されているそうですよ。
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KaQiLa~カキラ~考案者・己抄呼~Misako~先生からオンラインで受講できる「Sailin28己抄呼~Misako~倶楽部」では、画面越しで一緒にできる動きはもちろん、「いつ、何を、どのように身体に取り入れて食べたらいいのか、生活環境をどう整えたらいいのか」といった、面白くてためになって得をするお話も聞くことができます。
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さあ、あなたもご一緒に。
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日ごとに暑さが増すころ。
こまめな水分補給も心掛けながら、元気で過ごせますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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