50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

伝わる言葉を探す日々 自分の身体の地図作り

こんばんは

第2第4火曜日担当 THD,Japan〜日本総合健康指導協会〜認定カキラリストのたかだっちです。

自宅近くの街路樹が青々として、暑くなりだした日中は影も作ってくれて、深呼吸するのにはつくづく気持ちのいい季節ですね。

いつもなら自分の中の2大バラ公園に出かけるのですが、ご近所ではないため車に乗るので不要不急と言われると残念ながら足も遠のいています。

 

緊急事態宣言でレッスン休止中の施設のお庭は、普段本当に手入れが行き届いていて、昨年こんな風に咲いていた紫陽花やシマトネリコがきっともうすぐ咲き始めると思うのですが、今年も見られるといいなと思います。

f:id:rokkotsu113:20210511172520j:plain
f:id:rokkotsu113:20210511172419j:plain

 

 


身体の地図を作るって?

わたしたちはスケルトンで身体を見ることはできません。あなたの鼻はどこについてますか?それは大きいですか?低いですか?と聞かれて迷う人はいないと思いますが、肺はどこからどこまでありますか?とかあなたの肩甲骨はどれぐらいのサイズですか?とか聞かれても一瞬迷いませんか。

大体の位置やサイズしかわからないうえに、ちゃんと動いてくれているかどうかも見れないということは、知らず知らずのうちに脳の指令に対してズレが起こっているかもしれないですね。

そのズレが大きくなることが痛みの原因をつくったりしているかもしれません。

自分の身体の地図を作ることは、このブログのタイトル、自分で身体の痛みやコリをとる方法にもとても有効だと思います。

 

 

比喩表現

お花の話のついでにすずらんの花、は頭の中で描けますか?

f:id:rokkotsu113:20200630172345j:plain


ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~の型にこの名前が付いた型があるのですが、骨盤、股関節周りの違和感がすっきりするのでわたしの大好きな型です。

このすずらんの花の型はシリーズになっていて、カキラーの皆さん、私のように生まれつきちょこっと股関節がポンコツな人、のみならず多くの方から人気の型なんです。

下半身のむくみが気になる方にもおうちでもやってもらっていますし

なんなら好きすぎて昨年のカキラ数珠つなぎでもわたしが選んだのは肋骨メソッドの本バージョンのこちらを紹介させていただきました。

www.youtube.com

 

動画ではうつむくところがないバージョンなんですが、すずらんの名前がついているぐらいなので、可憐で恥ずかし気な様子さながら顔が隠れるぐらいしっかりうつむいて呼吸をするところがあります。
うつむくだけじゃなくさらに深く頭をさげる際、あくまですずらんなので花が重くなって茎が花の先から丸まっていく風情で、上から順に背骨を動かしていくのですが、アンモナイトにでもなろうというのかしらと思うぐらい頑張って腰から全身丸まろうとされる頑張り屋さんも時々現れます。

f:id:rokkotsu113:20200630171252j:plain

これはオウムガイだけど(笑)



型の効果、を考えるとアンモナイトではちょっと困るので皆さんに女優になってもらって可憐なすずらんになりきっていただけるように最初からイメージし直します。
身体を操作する時の情報として、機能解剖学的なしくみや説明をお伝えした方がスッと納得がいって動きがよくなる方もいらっしゃれば、イメージで動くことでスムーズになる方もいる。

お伝えしたいことがあるときにぴったりくる比喩表現を考えるのは、レッスンの準備をする際の結構好きな作業のひとつです。

比喩表現を使って目で見ることのできない身体の地図に必要なイメージの力を豊かにしてもらえたらと思います。

ろっ骨はどこ

f:id:rokkotsu113:20210511183147j:plain


前々回も書きましたが、とにかくろっ骨が硬いとロクなことがない。

と、もう一回書いておきます。

いえ骨自体はもちろん固いです。ですが左右12本ずつあるろっ骨と背骨をつないでいる関節、ろっ骨とろっ骨の隙間にある筋肉、ろっ骨を下に引き下げたり、上に持ち上げたりする筋肉、それらがカッチカチだと、またはおかしな形状でコリ固まっていたら、次のようなことが起こります。

 

・呼吸が浅くなる

・太りやすくなる

・疲れやすくなる

・姿勢が悪くなる

・寸胴に見える

・冷えやすくなる

・むくみやすくなる

・内臓の働きが悪くなる

 

 

などなど挙げればきりがないぐらい、ろっ骨周辺が硬いとロクなことがないのです。

詳しくはこちらから前々回のブログを。

 

そのろっ骨、地図作りにおいては、背骨とつながっているというところが一番忘れ去られがちです。

ろっ骨、つまりあばら骨触ってと言われたらお腹のすぐ上の両脇あたりを触りますよね。それも正解です。

こはちょうど上の図の第7第8肋骨のあたりだと思います。

じゃあ第1肋骨、鎖骨のすぐ下にあります。そこを触ってもらっていいですか?その骨は背中に回り込むとどこら辺にくっついているのでしょう。

顔を下にうつむけて首の後ろにポコッと出ている骨はありますか?

実はその骨の次、すぐ下あたりにつながっています。思ったより上の方とつながっています。

鎖骨のすぐ下から首の後ろ、そこから脇腹にかけてこんな大きな面積の内側に肺は入っています。その全部をぐぐーっと広げて呼吸をする、それがほんとの深呼吸です。

深呼吸してって言われたらあばらの前の方ばっかり広げていませんでしたか?

これがズレです。

 

 

 

 

肩甲骨はどこ 

f:id:rokkotsu113:20210511123914j:plain
f:id:rokkotsu113:20210511190555j:plain


こんな風に透けてはいないですが、自分の背中でイメージして背骨に近いところ(内側縁)は触れますか?

じゃあ下角、下の方の角っこのところは触れますか?この人のように背中側になくてほぼ脇の方(外側)へ流れてきていませんか?

自分で自分の肩甲骨のどこにも全く触れる気がしない、と言う方はぜひお近くのレッスンへお越しください。

 

仲間のブログから引用します

rokkotsu113.hatenablog.com

 

f:id:rokkotsu113:20201028003804j:plain

肩甲骨の動きは他の関節と違います。 

肩甲骨には関節が2カ所(肩鎖関節、肩甲胸郭関節)があります。 

関節は骨と骨とが直接ジョイントして成り立っています。 

でも肩甲骨はちょっと違うんです。 

肩鎖関節は肩甲骨と鎖骨が直接ジョイントしています。 

ですが肩甲胸郭関節の場合、肩甲骨と肋骨は直接ジョイントしていません 

上の左側の写真が肩甲骨の裏側(肋骨側)になります、見ると分かりますが平面になっています。 

肩甲胸郭関節の動きのイメージとしては、肩甲骨が肋骨という平面の上をスルスルと滑る様に動いています。 

肩甲骨はとても自由に動ける骨に聞こえますが、鎖骨に動きを制限されています。 

さらに鎖骨は胸骨に動きを制限されています 

  

固定された胸骨に鎖骨が関節で付随し、鎖骨の先に肩甲骨が付随している。 

  f:id:rokkotsu113:20201028003844j:plain

胸骨と鎖骨の関節を胸鎖関節鎖骨と肩甲骨の関節を肩鎖関節と言います。 

どちらも骨の頭文字をくっつけて名前が作られています。 

肋骨(胸郭)と肩甲骨はジョイントしていませんが肩甲胸郭関節と呼ばれています。 



 

大事なのは、肩甲骨がろっ骨の背中側の上をスルスルと滑るように動いている、というところです。スルスル動かせなくなって無理をして肩がこる、スルスルと動いているつもりのズレが起きやすいところです。

ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~のレッスンでは、ズレが起きた肩甲骨の位置を手指を使って修正していく方法があります。

きっとご自身の肩甲骨が触れなかった方も徐々に触れるようになっていくと思います。

 

今回のまとめ

今日はこの辺で。

深呼吸の仕方と手の上げ下ろし、これだけでたくさんのズレが潜んでいそうです。

次回は股関節や骨盤について見ていきます。少しづつ自分の身体の地図を広げていって、修正するところがどこか、点検していきたいなと思います。

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

国内外の仲間と毎日更新しています。

よければ読者登録をお願い致します!

ランキングに参加しております。

応援よろしくお願いいたします!


健康と医療ランキングにほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村