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海外でもカキラ。ドイツ風、暮らしの知恵。猛暑を乗り切る!

6月21日は、昼の時間が一年で一番長い日、「夏至」でした。夏に至ると書き夏のピークのような感じがしますが、ドイツでは、夏至の日を、Sommeranfang(夏の始まり)と言います。

こんばんは。THD,Japan~日本総合健康指導協会~カキラドイツ支部長・KaQiLaエグザミナーのTamakiです。

訪問して頂きありがとうございます。

蒸し暑い日本の夏とは違い、ベルリンは乾燥したカラッとした暑さです。それでも、暑い時は、暑い。

今日は、その暑さをドイツの人々がどの様に回避して、心地よく過ごす工夫をしているかをお伝えします。

 

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ドイツで、暑くなると皆が食べたくなるもの。それは、アイス!

おじいちゃんも、おばあちゃんも、おじさんも、おばさんも、若い子も、もちろん子どもも、み〜んな大好き。アイス屋さんの前には行列ができます。カラッとした気候なので、コクがあるアイスも美味しく感じます。

でも、日本では、かき氷やスイカかな?

小さい頃、父親に「夏は、水分と一緒に塩分もとらなあかん、スイカには塩をかけて食べるんや。」と言われていましたが、当時はその味が好きになれず、そのままがぶり。

でも、スイカにほんの少し塩をかけて食べると、スポーツ飲料のように、水分が体に吸収されやすくなり、良いのだそうです。

 

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果肉の成分のうち9割は水分で、糖分やカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。少量の塩をかけて食べれば、より甘味を強く感じられるだけでなく、スポーツドリンクと同じような効果が期待でき、熱中症の予防になります。(監修:管理栄養士・国際中医薬膳師 清水 加奈子さん)

 


ドイツでの猛暑の過ごし方

水分補給

ドイツで売られている水は、カルシウム塩とマグネシウム塩の量が多い硬質の水です。

ナトリウム(Na)、カルシウム(Ca)、マグネシウムMg)、カリウムK)、サルフェートSO42-)、重炭酸塩(HCO3-)などが入っています。

スーパーに行くと、た〜くさんのミネラルウォーターが売っていて、含まれている成分は微妙に違います。夏には得に、ナトリウム含有の高いミネラルウォーターの飲用が、推奨されています。

そして各ミネラルウォーターは、炭酸入り、微炭酸入り、無炭酸、と種類が分かれています。

夏には喉越しが良いので、炭酸入りをよく飲みます。

暑い夏に限ったことではないですが、ドイツでは、ジュースを炭酸水で割ったものをよく飲みます。

一番ポピュラーなのは、りんごジュース+炭酸水(Appfelschorle)。

夏には、色々なフルーツジュースを炭酸で割って飲みます(Fruchtsaftschorlen

Fruchtsaftschorlen の割合は、フルーツジュース: 炭酸水 =:3。

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私の友人は、Holunderblütensirup(ニワトコのシロップ)を手作りして毎年プレゼントしてくれます。そのシロップを炭酸水で割って、レモン汁を加えて飲むと、とても美味しいです。これも、ドイツの家庭では、夏によく飲まれます。

また、大人はジュースではなく、ワインを炭酸水で割って飲んでいるのを見かけます。

もちろん、ビールを飲んでいる姿も見かけます。でも、日本のようにビールは、キンキンに冷えてはいません。少し冷たいぐらいで、おしゃべりしながらゆっくり飲んでいます。

ドイツでは、暑い時は、通常より1〜2㍑多目の水分を補給するように推奨されますが、日本と同じように、アルコールで水分を取るのはよくない、冷たいものの飲み過ぎはだめだと言われます。腸が冷えないようにしたいですね。

こちらでは、ハーブティーもよく飲みます。色々なハーブがミックスされたもの、ミントティやカモミールティなど単独のハーブのもの、スパイスが効いたもの、本当にたくさんの種類があります。

息子が幼稚園や小学校に通っていた頃、夏には、園庭や校庭にフルーツ系のハーブティーの入った大きなポットが置かれ、子どもたちは遊びの合間に、自由に飲んでいました。

ベルリンには、ベトナム料理屋が多いのですが、先日、カキラのレッスン後に飲んだハーブティーがとっても美味しかったです。ミント、レモングラス、レモン、黒砂糖、シナモンスティック、クコの実、生姜になんと、お塩が入っていました。甘じょっぱくって爽やかで、レッスン後の体にどんどん吸収されていきました。

 

水分補給の大切さや、補給の仕方の方法は、コチラのブログ↓

 

rokkotsu113.hatenablog.com

 

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涼しい服装

ドイツ人は、黒の服が好きなようで、冬に電車に乗ると、一面黒一色。特にティーンエイジャーは真っ黒な服ばかり着ています。それでも夏の服装は、皆、カラフルです。

快適な夏の過ごし方を提案するドイツのサイトには、明るめの色、白っぽい色の服、天然素材の服、風通しの良いゆったりした服を着ることを推奨しています。

ベルリンでは、オフィスで働く人も、背広やスーツを着る人は殆どいないので、ゆったりした服装で、自転車にまたがって通勤する姿をよく見かけます。

帽子もかぶるように推奨されていますが、かぶっている人はあまり見かけません。私は、日差しが強いので帽子なしでは、歩けないのですが、ドイツ人は平気なようです。

涼しい空気を閉じ込める

部屋の中での過ごし方は、日本とはずいぶん違います。それは、ドイツの夏が暑いとはいっても、湿気がなく乾燥した暑さ、そして、朝夕は20度以下に下がるという気候だからだと思います。

こちらでは、30度を超えるような暑い日中は、窓を締め切って、カーテンも下ろして真っ暗にします。

窓を開けるのは、朝と夕方の日が落ちてからだけ。この時間に涼しい空気を部屋に引き込み、その後はその空気をずっと閉じ込めておくのです。

ベルリンには、「アルトバウ」と言って、1900年前後に作られた石造り・レンガ造りの建物が多く残っています。 壁の厚さは1m以上、天井の高さも3mぐらいあり、一つ一つの部屋が広めです。

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私も「アルトバウ」に住んでいますが、この建物では、外気温が30度以上でもエアコンはいりません。ベルリンでは、エアコンがある家は極少数です。扇風機がある家も少ないです。部屋の中は28度ぐらいにはなるのですが、湿気がない事もあり、過ごしやすいです。エアコンがないので、体が冷えすぎるという事はありません。

石は、熱伝導率が低いので外気温や上からの直射日光を遮断してくれます。なので、朝と夕方に涼しい空気を入れておけば、それを閉じ込めて、涼しさを保っていられるのです。涼しい空気をできるだけ温めないようにする目的で、カーテンやブラインドを下ろし、窓からの日光を遮断して真っ暗にします。アルトバウではない新しい家には、外付けのシャッターがあり、日中はそれを閉めています。幼稚園や学校でもシャッターを閉めています。

暑い日があるとは言っても、せいぜい続いて23日、たまに一週間。だから、真っ暗にしていても、窓を閉め切っていても耐えられるのかもしれません。

そして、部屋に洗濯物を干して置くと、その洗濯ものが乾く時に奪われる熱で部屋が冷えるからオススメだと言われたこともあります。

 また、観葉植物を窓辺に置くことも良いそうです。

水に入って涼む

ベルリンには、たくさんの湖があります。暑い時には、水に入りたくなる。どこでも同じだと思います。海が近くにはないので、ベルリンっ子は、湖に入りに行きます。

日中、暑い中で働いた後は、夕方に湖に行って、火照った体を冷やして、夕食を食べて帰ってくるのが、ドイツ風だそうです。実は、湖の水は、結構冷たいのです(20℃前後)。日本人の私は、足を付けるだけで、十分冷えてきます。日本人よりドイツ人は体温が高く、平熱で37度ぐらいはあるそうです。だから20℃ぐらいの水でも、気持ち良さそうに、浸かるように泳いでいます。涼んだ後は、湖畔で夕食です。

夕食も、ライ麦パンにQuark(ヨーグルトとチーズの中間のようなもの)、チーズやハム、キュウリやトマトなどの野菜、キュウリの酢漬けなど、簡単な物を食します。火を使って調理しない食べ物「Kaltes Essen(冷たい食事)」なので、暑くないし、簡単です。キュウリの酢漬けは、発酵食品で、日本のお漬物のような感じでしょうか。夏の疲労回復にも効果的です。暑い夏は、特に野菜や果物からもたくさん水分を取るように推奨されます。

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小さな子どもたちは、お水の出る公園で水と砂で泥んこ遊びです。ベルリンの公園事情は素晴らしく良いと感じていますが、このお水の出る公園もとても楽しい公園です。また、幼稚園にもお水が出る遊具があったり、大きなプールを出したり、ホースで水をまいたりして、裸ん坊になって、帽子だけ被って、子どもたちはよく水遊びをしています。

また、手首を冷やすように水をかけることも推奨されます。脈拍をとれるような手首は血管が皮膚表面に近いので、そこを冷やすと、冷やされた血液が全身を巡り、効果的に全身の熱を冷ますことができるようです。

鼻の辺りに風を感じるようにサイクリングをしたり、涼しい時間に森の中を散歩することも提案されています。私はほぼ毎日自転車で出掛けますが、空気が乾燥しているので、日差しはきつくとも風が気持ちよく、鼻から息を吸い込んで涼しい風を体に取り込むと、首から上が涼んできます。鼻腔の上には脳があり、鼻から涼しい空気を吸い込むと脳が冷やされて熱中症の予防になると聞いたことがあります。

暑い時は休む

学校には、「Hitzefrei」という制度があります(Hitze=暑さ、frei=〜のない)。

Hitzefrei」とは、州や学校によって違うのですが、午前10時に日陰で気温が25度以上だとその日の授業がなくなるという制度です。

今は、ベルリンでは「Hitzefrei」はなくなりましたが、学校側の判断で猛暑の日は、短縮授業となります。

ドイツでは、働く時間もフレキシブルなので、暑い日中を避けて、涼しい時間に働く人もいるようです。夏は朝5時から夜の9時まで明るいので、私の周りの人でも、早朝6時にはオフィスで仕事を開始し、14時か15時に帰宅する人がいます。

暑い時は、休む。無理して勉強しても、働いても効率が上がらないとの考えたあるのかもしれません。

 

適度に汗をかけるエクササイズ

住むところが違えば、気候も違うし、住んでいる人の気質も違います。でも、同じ様に健康のことを気にかけ、自分の健康を自分で守ろうと意識して暮らしています。

暑い夏を乗り切るためには、適度に汗をかき、自分の力で体温調節ができることが大切ですね。

先日、カキラのレッスンへ来られた方は「普段はね、汗がかけないのよ〜、でも、カキラだったら汗がでてきたわ〜。」とおっしゃいました。カキラは、決して激しい運動ではなく、むしろゆったりとした動きの優しい運動です。でも、じんわりと汗が体の中から出てきます。

暑い夏でも、適度に汗をかけるろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~ はオススメです。

カキラメソッド公式サイト

KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!

 

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私(Tamaki)はドイツ(ベルリン)でレッスンをしていますが、オンラインレッスンも開講中です。

kaqila.de

本日もお読み頂き、ありがとうございました。

 

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