2022年が始まって、はや1週間になろうとしていますね。
どんな新年を迎えられましたか。
今年も国内外の仲間とともに、あなたの健やかな毎日の暮らしに役立つ情報をお届けできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
二十四節気では、小寒。これから本格的な寒さがやってくるころ。
そんな中、寒さに負けない力強さで、小さな梅のつぼみが膨らみ始めているのを目にしました。
寒さでこわばる手指の関節
訪問してくださり、ありがとうございます。
毎月第1・第3木曜日を担当している、広島県在住のChieです。
昨年の暮れの朝、まだ夜が明けきらないうちに家を出た日のこと。
歩道で四つん這いになっているお年寄りの人の姿を目にしました。
慌ててそばに行ったところ、道に散らばった水仙の花を手でかき寄せておられたのです。
寒さで手指がかじかみ、思うように動かせないのだと分かり、急いで集めて手渡しました。
自転車でお墓参りに行く途中、信号で止まったときにバランスを崩して倒れ、かごから水仙の花がこぼれ落ちてしまったそうです。
お怪我がなくてホッとしました。
自転車のかごの中にはビニール袋があり、上の部分が切ってある牛乳パックが入っていました。
お花が傷まぬよう、その中に水仙の束を入れておられたことに気づきました。
「早う(早く)お参りに来てなぁ、って待ちょうてですね(待っておられますね)」
と私が言うと、「水仙が好きじゃったんですよ(好きだったんですよ)」と話してくださった後ろ姿を見送りながら、目の奥が熱くなりました。
年を取ると、手指の関節がこわばって動かしにくくなります。
年を取っていなくても、寒いときは手指の関節が動きにくくなります。
手の骨の数にビックリ
さて、問題です。
人の体には、骨が約200個あります。
では、その中で、手の骨の数はどれくらいあるでしょう?
答えは…
手首の付け根の膨らんだ部分にある手根骨が8個。
指からつながる中手骨が5個。
手指の骨(指骨)が14個
合計27個。これは片手の数。両手で54個もあるんですよ。
初めてこの事実を知ったときはビックリ仰天。
体の中で手が占める面積はほんの少し。
この小さな手に人体の4分の1もの骨があるなんて!と驚きました。
多彩な動きは関節のおかげ
骨がたくさんある、ということは骨と骨のつなぎ目の関節もたくさんあるということ。
私たちが動けるのは関節のおかげ。
関節があるから体を曲げる、伸ばす、回すといったいろんな動きができます。
とりわけ手指は、書く、握る、持つ、開く、曲げる、支える、つまむ…など、複雑で繊細な動きを器用にこなしている部分。
たくさんの関節、腱、筋肉から構成されている手指がスムーズに動かせると、日常生活もうんと楽になります。
寒いときは手を振ろう
寒くて手がかじかんだとき、すぐその場でできる方法はないものか、と気になっていました。
すると、警視庁のホームページにこんな情報がありました。
寒さ厳しいこの季節、手袋をしていても手がかじかんで動かなくなることがあります。このような時、手を上下に、大きく素早く数回振ることで、遠心力により体幹の温かい血液を指先に送ることができ、指先のかじかみは改善されるようです。災害時寒い中で細かい作業や携帯電話を操作する際に役立ちます。
警視庁ホームページより引用
実際にどんな感じなのか?
夜、歩いているときに試してみました。
手が冷たくなってジンジンしてきたころ、手を大きく早く振ってみると─
確かに指先に血が通ってくるのを感じて、動かしやすくなりました。
あなたも寒いときは手を振ってみませんか。
七草粥のいわれ
春の七草
明日1月7日は、七草粥をいただく日ですね。
七草粥には、年末からお正月にかけてのごちそう続きで疲れた胃腸をいたわり、無病息災を願う意味合いがあるとされています。
スーパーの店先などでも、七草粥のセットが並んでいます。
セリ
↑私はこの順番で覚えました
ナズナとは
寒さの中で葉を広げているナズナを見ました。
七草それぞれに栄養がありますが、ナズナは骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含んでいるそうです。
中でも止血や骨の強化に作用するビタミンKが豊富に含まれているとか。
ナズナは別名、ぺんぺん草。
三角形の実の形が三味線のバチに似ていることから、三味線の音にちなんで、「ぺんぺん草」との呼び名に。
江戸時代にはナズナを売る商人がいた、とも。
川柳にも詠まれている、春の七草の代表格。
幼いころ、でんでん太鼓のようにクルクル回して音を鳴らして遊んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。草花遊びでも代表格ですね。
生えていたナズナを摘んで、久しぶりに遊んでみました。
茎から取れないように、皮をむくような感じで、実を茎に沿って引っ張り下ろしたら、茎をクルクル回します。実と実がぶつかり合ってシャラシャラと鳴る音。
懐かしい音の響きから、幼い日の記憶がよみがえりました。
味よし、栄養よしのナズナ
北海道から沖縄まで、全国に分布するナズナ。
野山やあぜ道、道端などで目にすることができます。
春の七草の中では、ナズナがもっとも味が良いとされているそうです。
「とくに、葉の切れ込みが深いものほど味がよいという。寒さにあった葉は深く切れ込んでしまうが、寒さに耐えた葉ほど甘味が増しておいしくなるからである」
出典元:稲垣栄洋、三上修「残しておきたいふるさとの野草」 地人書館,2010年,p.64
おいしさだけでなく、先述のように、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含むとあれば、育ててみよう!と、昨年、庭の隅っこに植えたのですが、根付かなくて残念。
今年、もう一度チャレンジしてみます。
運動で骨を強化
手指も動かすエクササイズ
全身に約200個ある私たちの骨は、常に新陳代謝が行われていて、古い骨から新しい骨へ日々、生まれ変わっています。
骨折しても治る能力を持っています。
膝や腰に負担をかけることなく、無理なく続けられる運動は、体調を維持するとともに骨を強くすることにつながります。
無理なくできて続けられる運動、楽にできる運動としてご紹介したいのが、
肋骨エクササイズ「KaQiLa~カキラ~」です。
カキラは、関節(カ)に着目。
体の機能(キ)を改善して、体を楽(ラ)にしていこうよ、という体操です。
子どもから大人まで、頑張らずにできるのが特長です。
手や指も自然に動かしていきます。
道具も要らず、すぐに始められますよ。
↓KaQiLa~カキラ~について詳しくはこちらに
KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!
KaQiLa~カキラ~の考案者である己抄呼~Misako~先生が書かれた本「肋骨メソッド」は、痛みの予防・改善にうってつけの一冊。
関節や骨のひずみをとり、血流を改善して体を健康な状態に導いていこう!という本です。
首や肩の痛みをはじめ、腰、股関節、ひざ、背中、頭…と、体の痛む部位ごとに効果が期待できる体操を紹介しています。
ひざを守る太もも周りの筋肉を刺激したり、股関節のひずみをとって、ひざへの負担を軽くしたりするなど、筋肉への働きかけもバッチリ。
カンタンにできて、楽しくて、続けられる体操が全部で38種類。
椅子に座ってできるプログラムを中心に紹介してあるので、無理をすることなく実践できます。
本を見ながらおうちでエクササイズができると好評です。
KaQiLa~カキラ~の指導者「認定カキラリスト」の養成を行う
「認定カキラリスト養成コース」についてはこちらに↓
KaQiLa~カキラ~のおかげで、たくさんの方とめぐり逢うことができ、心が通い合う時間が生まれています。
日本国内だけでなく、世界各地でKaQiLa~カキラ~のレッスンが展開されていますよ。
2022年の寅年、新しいことに、トラ(寅)イしませんか。
さあ、あなたもご一緒に!
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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