50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

海外でもカキラ。箸で食べる時とナイフ&フォークで食べる時の体の使い方は違うのか? No1.

関東では松の内も明けてしまいましたが、関西風に、明けましておめでとうございます。

私が住むドイツでは、新年を迎えてもクリスマス期間が続き、家の中にはツリーが飾られます。その期間が終わるのは、1月6日(Heilige Drei Könige: 聖なる3人の王の日)です。1月6日は、キリストの誕生を祝うために、東方の三博士が到着した日です。この日が終わる頃、人々は、クリスマスツリーの飾りを外し、ツリーを外へ出します。なんと、窓から路上へ落とすのです。我が家はクリスマスツリーを飾らないので、行ったことがなかったのですが、先日、路上へツリーを落としているところを目撃しました。路上へ落とされたツリーは、家の前の路上の一角に集められます。そうしておくと、決められた回収日に、ごみ収集会社がツリーを回収していきます。

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毎月
第2・第4木曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストのTamakiです。

今年も皆さんの健康にお役に立つ情報を、仲間と一緒にお届けします。

箸で食べる時とナイフ&フォークで食べる時の体の使い方は違うの?

西洋風食事の仕方と和風食事の仕方

我が家はドイツで暮らしていますが、日本人家庭なので、箸を使って和食を食べることも多いです。
クリスマスには、ナイフとフォークで、お正月には箸で食事をしていて、ふと思ったことがあります。

ナイフとフォークを使って食事をするときには、手の平が下を向いた状態から口の方へ向くように近づきます。箸を使って食事をする時は、手の平が自分の体方向を向いた状態から口の方へ近づきます。
西洋風の食事の時と和食の時では、なんとなく、体の使い方が違うような気がしました。
少しずつ考えていきたいと思います。

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腕の骨

肘が曲がった状態で、手の平が下を向いているのと、体側を向いているのでは、何が違っているのか?

まずは、腕の構造をみていきます。

腕は、3本の骨でできています。2本じゃなくて、3本!なんですね。
・ 上腕骨
・ 尺骨
・ 橈骨

肘から上(上腕)にあるのが、上腕骨。
肘から下(前腕)にあるのが、尺骨と橈骨。
合わせて3本です。
尺骨は、小指側にある骨。橈骨は、親指側にある骨です。

手の甲側の前腕をさすってみると、確かに、小指側と親指側に骨があり、その間に隙間があるのを感じます。2本の骨がありますね。

肘の動きには、上腕骨、尺骨、橈骨、これら3本の骨が関係しています。


肘の関節


「骨と骨が連結する部分」を関節と呼びますが、肘には、3つの関節があります。
上腕にある骨と前腕にあるそれぞれ2つの骨で形成する関節と、前腕にある2つの骨同士が形成する関節です。

・ 腕尺関節
・ 腕橈関節
・ 上橈尺関節
の3つです。


腕尺関節は、上腕にある上腕骨と前腕にある尺骨で成り立っています。螺旋関節(変形した蝶番関節)。主な運動として、肘の屈曲/伸展に関与しています。

腕橈関節は、上腕にある上腕骨と前腕にある橈骨頭から成り立っています。球関節。主な運動として、肘の屈曲/伸展に関与しています。前腕の回旋運動にも働きます。

上橈尺関節は、上とついているので、下もありそうですよね。
下は、肘ではなく、手首の方にあり、下橈尺関節といいます。
上橈尺関節は、肘にあり、橈骨頭と尺骨切痕から成り立っています。
下橈尺関節は、手首にあり、尺骨頭と橈骨切痕から成り立っています。
この上橈尺関節と下橈尺関節+腕橈関節の動きで、前腕の円外と円内(回旋運動)ができます。
円内と円外って何でしょう?

 

肘の円外と円内


円外位というのは、尺骨と橈骨が平行になっている状態です。
円内位というのは、尺骨と橈骨が交差している状態です。
前腕の2本の骨(橈骨と尺骨)は、上橈尺関節と下橈尺関節を軸にして橈骨が尺骨を跨ぎ越したり戻ったりできるのです。

外からは見えませんが、体の内でこんなことが起きているなんて。ちょっと面白いですね。

皆さん、手の平を下にした状態から手の平を上へ向けてみて下さい。昔手遊びで、「おせんべ、おせんべ、焼けたかな?」って、手の平をくるっとお煎餅のようにひっくり返して遊びませんでしたか?あんな感じです。
手の平を下にした状態から、手の平を上へクルンとひっくり返すと、肘から下がクルンと動きますね。この時、交差していた2本の骨(橈骨と尺骨 )がとけて、並行になります。
その動きをになっているのが、上橈尺関節と下橈尺関節というわけです。

手の平を上に向けているときは円外(並行)手の平を下へ向けている時は円内(交差)です。

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西洋風食事と円内・円外


さて、フォークとナイフで食事をしている時を想像してみましょう。
フォークとナイフで食材を切っている時は、肘は曲がっていて、手の平は下を向いていますね。つまり、肘が屈曲位で、尺骨と橈骨が交差している円内位。
口元へ切った食材を運ぶ時は、肘が屈曲位で、尺骨と橈骨が並行になる円外位。フォークとナイフで食事をするという動作一つでも、肘関節は3つの関節を使って動いているんですね。

さて、手の平が下を向いた状態で作業していると言えば、コンピューターで文字を打ち込んでいる時もあります。つまり、ずっとこの状態を続けているのは、肘を屈曲させる筋肉や前腕を回内する筋肉に負担をかけ続けていると言うことです。些細な動きも、長時間続けているとコリに繋がります。たまには、肘を伸ばして深呼吸して下さいね。

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日常の動きが楽になるエクササイズ


私達がお伝えしているカキラは、日常で使う様々な動きが動きやすくなるように組み立てられています。日常のたまったコリをとって、日常生活の動きがどんどん楽になれば、動くことが苦ではなくなります。自分から進んで動きたくなりますよ。

ぜひ一度、ご体験下さい。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

Tamaki

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