最近、よく耳にする孤食という言葉。
みなさんはいかがですか?
孤食が体にどのような影響があるのか?
私の経験を基に書いてみたいと思います。
毎月
第2・第4土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
孤食とは?
孤食という言葉はここ最近よく耳にします。
それもコロナになり
更に耳にするようになりました。
そもそも孤食とは
「一人で食事をする」
ことを指します。
では、なぜ高齢者の孤食が
問題視されているのでしょう?
高齢者の孤食が増える原因
今、
日本の高齢者は増え続けている状態です。
しかも核家族化が進み、
単身で生活する高齢者が
とても多いのが現状です。
住み慣れた土地で住み慣れた環境で
生活をしていても老いは必ず訪れます。
そうするとコミュニティへの参加が
難しくなり自宅で過ごすようになります。
そして、だれとも話さなくなり
一人で生活をすることで
孤食となっていきます。
誰かと一緒に住んでいると
孤食にはならないと考えられていますが
それはなかなか難しい問題でもあります。
では、
孤食が招く体への影響はどうなのでしょう?
孤食が招くからだへの影響
孤食は一人寂しく食事をするという
イメージがありますが、
高齢者の場合はそれだけではありません。
一人で食事をすることで
低栄養、うつ症状、筋力低下、ADL低下など
さまざまなことが考えられます。
この中で一番考えられるのは低栄養です。
一人で食事をすると
どうしても簡単に食べられるものに
なりやすいです。
しかも活動量が減るので
3食食べないという人もいます。
私は
お腹がすいたら食べるという習慣があるので
一日2食のときもありますが、
朝ご飯はしっかり食べます。
少量ずつよく噛んで、です。
高齢者の低栄養の原因の一つは
食事のメニューにあります。
うどん、そばなどの麺類だけとか
魚とご飯のみとか
食事をのぞくとこんな光景が目に入ります。
決してこれが悪いわけではありません。
ですが、
毎日だとちょっと考えなければなりません。
バランスのいい食事とよく言われますが、
一緒に食べる相手がいなければ
なかなか難しいのです。
(↑これ経験談です)
低栄養はからだの機能の低下を促進すると
私は考えています。
偏った食事→エネルギー不足→
活動意欲の低下→筋力低下→寝たきり
私のイメージはこんな感じです。
体は食べるものでつくられる。
だからこそ食べるものは
気を付けなければいけないのです。
孤食を回避するのは共食
孤食の反対の言葉は共食です。
誰かと一緒に食事をする!
これしか孤食を回避する方法はありません。
誰かと一緒に食事をすることで
栄養面に気を使い
食事をとることができるからです。
今はオンライン飲み会といって
飲むこともできますよね。
これも孤食を回避する一つの方法です。
これはさすがに
高齢者にはハードルが高すぎます。
なので、デイケアや高齢者が集う場所などが
今は多く展開されるようになっています。
一日一食、誰かと一緒に食事をする
これだけでじゅうぶん孤食は回避できます。
まとめ
高齢化とともに孤食が増えるのは
しかたのないことです。
ですが、
周りのちょっとした気配りで
改善できることも多くあります。
地域のコミュニティに参加したり
自治会主催のイベントに参加したり
家族が一緒に食事を取れれば一番ですけど
なかなか難しいことも多いので
そんな時は電話で話したり、会いに行ったり
私は高齢者施設で仕事をしているので
いつ何があってもおかしくないし
確実に老いは忍び寄っていると
ヒシヒシと感じます。
運動を通して、
からだへのリスクをお伝えする代わりに
「今からからだのメンテナンスが大切やで」
そう教えてもらっている感じがします。
あなたの周りにいませんか?
孤食の方。
もし、おられたら声をかけてほしいな
そう思います。
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