こんばんは!火曜日担当 THD,Japan〜日本総合健康指導協会〜認定カキラリストのたかだっちです。
突然ですがあなたのお尻はいくつに分かれていますか?
もちろん二つに割れています、と答えますよね?
でもこの写真よーく見てください。
骨は3つのパートに分かれています。
骨盤
お尻は実は3つに割れている?
お尻はお尻でもお肉をはぎ取った中身、骨盤をよく観察してみたら標本の支えの銀色の棒が刺さっている部分は仙骨という背骨です。
背骨って背中だけ、腰のあたりまで、と思われがちですがしっぽの先(尾骨、尾てい骨とよばれるところ)まで含めて背骨なんです。
そのしっぽの一つ手前の仙骨という背骨の一部を両サイドから寛骨という骨でがっちり挟んで成り立っているのが骨盤です。
図には腸骨って書いてありますよね。寛骨っていうのは腸骨と坐骨と恥骨の3つをまとめた呼び方です。
仙骨の両サイドに直接くっついているのは腸骨で間違いありません。そのくっついているところを仙骨と腸骨だから仙腸関節とよびます。そうお尻は水色の線で囲ったように左側の骨(寛骨)真ん中の骨(仙骨)右側の骨(寛骨)の3つに分かれているのです。
外から見たように真ん中でスパッと左右ふたつに割れているんじゃなく、実は真ん中は真ん中で独立していることが分かります。実はそのことがわたしたちの日常動作に大切な役割があるんです。が、こんなお尻の後ろに関節があることを意識して暮らしている人はなかなかいないのでぜひ自分の仙骨を触って確認したら、触ったままお尻で足踏みをするような気持でゴトゴトとお尻をゆすってみます。まっ平らな感じのままじゃなくなんとなく骨が立体的に動いているのが分かるといいのですが。
というのもここが固まって動きが悪くなると様々な不調につながっていくからです。
どっちか決まった足で足を組みたい人、決まった方向の横すわりばかりしてしまう人、長時間車の運転をする人は、固くなっているかもしれません。
お尻をゴトゴトゆすってもよく分からない。そんな時はこの記事最後まで読んでくださいね。きっとしっぽの先から頭の付け根まで続いている背骨全体を上手に使って、 骨盤の歪みや固さをとっていくことができるKaQiLa~カキラ~をやってみたくなると思います。
骨盤の決まり
骨盤が開く、骨盤が閉まる、耳にしたことがあると思いますが、実際にはどうなっている状態なのでしょう。
骨盤は開きながら閉めたり、閉めながら開いたり、はできません。
骨なので骨そのものが縮まったり伸びたりできないからです。骨盤が閉まる開くとは3つに分かれている骨盤のそれぞれの傾きが変わることを指しています。
今日はその傾きを身体で表現してみます。
骨盤が開く
立って、かかとどうしを付け、つま先はハの字に開き、ギューッとお尻をしめます。お腹を少し突き出したような姿勢。これが骨盤が開く。
お尻側をギューッと締める、なんとなく骨盤が閉まってるとイメージしがちな坐骨、上の図の赤丸のところ(座った時に座面にぶつかる、お尻の下のほうにある左右の出っ張った骨)をぎゅぎゅっと寄せると、じつはいわゆる腰骨(お腹の横辺り左右に出っ張った骨)のあたりは開いています。
こんな風に手で包み込むように持ってみたとしたら、両手の手首の小指の近くが寄ってくると親指側や指先のほうは緩やかに開いていくイメージです。
骨盤が締まる
今度はやや内股気味に太ももをつけて、小さい子供がおしっこを我慢しているようなポーズ、または窮屈なジーンズを履くときのような前かがみの姿勢。これが骨盤が閉まる。
恥骨結合部分をギュギュっとすぼめると親指の付け根同士が近づく、近づくというよりはこの平面な画面からやや私たちの方に起き上ってくるイメージですが、そうすると小指の付け根どうしは離れる感じで指先も寄ってきます。
骨盤は自分で実際に触れられるところが多いので、坐骨も恥骨も、腸骨の前のでっぱりも仙骨も、それから尾骨も。触れば、頭の中のイメージではなくああここにあるんだ、と身体のセンサーの感度が上がります。昔、初心者マークの運転手さんが車の角にガードポールをつけていましたがいまは内臓のセンサーがピーピーとなって教えてくれるような、そんなセンサーが身体の中にもいくつもあって、ヒトの身体に車検はないので代わりに身体の地図を用意してセンサーが正しく作動するか確認することも必要だと思います。
骨盤を締めたいと思ってお尻をしめたら実はどんどん骨盤が開いていく、っていう誤作動を減らしてくださいね。
また、骨盤は閉まっている方がいいと思われがちですが、一日の中で交感神経、副交感神経の働きとともに閉まったり開いたりを繰り返しています。
どちらかに凝り固まらず閉まるも開くも自由自在、が本当に良い骨盤の状態、これが骨盤の決まりです。
骨盤をきちんと動かす
これを読んでくださっているあなたは今何歳ですか?
10年後、20年後、30年後、今と同じように好きなものを食べ、好きなところに行き、好きなことをし、好きな人に会う。
できそうですか?
できる~!っていう方は素晴らしいです!
できないかも、っていう方、歳がいったら無理だわ、できなくても仕方ないよっていう方はどうやって過ごしていきます?
男性でその差8.84年 女性で12.35年
平均で10年前後を、寝たきりや介護が必要な状態で過ごしていることになります。
コロナ禍で外出自粛の影響は目に見えているところよりも大きく私たちの身体に大きく関わり、身体の地図がどんどん不健康な方へ傾きつつあります。
ろっ骨はしぼみ固くなり、呼吸が浅く血流も悪い、肩甲骨もコチコチで首がこって頭が痛い、寝そべっていたせいで背骨は正面から見てもまっすぐではなく曲がってしまい、骨盤は後傾して開き、お腹はでっぷり出てきて思考も非建設的に、やる気がなくなる。
脅しではなく長くそういう体勢でいることで本当に起こってくる変化です。身体の状況と心の状況は繋がっています。
老化を止めることはできない。
でも老化を早める行動をとっていないか?と考えた時、ただの姿勢の悪さと言って終わってしまうようなことがこれから先のあなたの幸せと結びついているとしたら今、今日が過去に戻れないわたしたちの一番若い時点、になります。
何か始めてみませんか?
骨盤を固めず安定感を保って正しく動かせたら、内臓の働きもよくなり、転倒しにくい足腰をつくっていくことができます。
老化を早める身体の使い方をやめ元気に過ごすコツがたくさんつまったKaQiLa~カキラ~を体験してみませんか?
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独自にチャレンジするのもいいですが(実際にそういう方に出会ってます)
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本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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