50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

海外でもカキラ。山歩きでみつけた、楽に登れる体の使い方。疲れない、ケガをしにくい体を手に入れよう。

ドイツの春を告げる野菜は、シュパーゲル(白アスパラガス。4月中旬から街角やスーパーマーケットで購入できますが、6月24日の聖ヨハネの日をもって出荷時期は終わりとされています。収穫期を制限しているのは、根を休ませ、来年の春にまた、美味しいシュパーゲルを収穫するためだそうです。

シュパーゲルが終る頃に出てくるのは、さくらんぼ。散歩をしていたら、さくらんぼをたわわに実らせた木を見つけました。摘み取って食べてみると、瑞々しい野生の味がします。

歩きまわると、色々なものをみつけられて楽しいですね。

f:id:rokkotsu113:20200624224334j:plain

こんばんは、Tamakiです。先日のブログでご紹介したように、私は5月に山歩きに行ってきました。その時の話ですが、登り坂が楽〜に登れたのです。

平地で歩くのとは違う歩き方をしてみました。その後、階段を昇る時は、その動きを使っています。楽に昇ることができ、しかも、腰や背中がマッサージされるような感じで気持ちがよいです。

私の経験が元ですが、どんな体の使い方をしたら、登り坂を楽に登れたのかをお伝えします。

億劫になりがちな階段の昇りですが、「明日から、エレベータを使わず、階段を昇ってみようかな。」と思えるかもしれません。

 

体の使い方一つで、登り坂が楽になる

山登りでみかけた様々な歩き方

山で坂を登る時に(山登りをしない方は、階段を昇る時を思い出して見て下さい。)、皆さんはどんな登り方をしますか?

これまで、Harzの山々を歩いていて、見かけた人々の姿を思い出してみます。

  • 腰(骨盤のへり)に手を当てて歩く人。
  • リュックサックのショルダーストラップを握って歩く人。
  • 手を後ろに組んで歩く人。
  • 腕をだらーんと下げて歩く人。
  • ストックを着いて歩く人。
  • 膝に手を当てて歩く人。

などです。

f:id:rokkotsu113:20200624225754j:plain

山を登る時に、街中で歩くように胸を張って、腕をしっかり振って歩く姿は、あまり見かけません。

私が楽だと感じた登り方

私が楽に登れたなぁと感じた時の体の使い方は、こんな感じです。

 

構えは、

  • 膝の辺りの太腿に軽く手の平を当て(手の甲側の指を太腿に当てることもありました。)、胸と腰は少し丸める感じ。
  • 目線は進行方向へ向けます。

進む時は、

  • 下半身が動くのにつれて膝の手もスリスリと滑る感じ。
  • のっしのっしと動物のように四つ足で歩く感じ。
  • お腹の力は脱いていて、お腹の当たりで、クルクルとペダルを回しているような感じ。
  • 足や脚で登るというより、体全体が前へ前へと運ばれていくような感じ。
  • 下半身と上半身が連動している感じ。

でした。

 

f:id:rokkotsu113:20200624225943j:plain

このような体の使い方で登ると、一足一足が、よいしょっ、どっこいしょって感じではなく、体にスイッチが入ったような感じで、スースースーと一定のリズムで登って行くことができました。

そして、鼓動が急激に上がって胸が苦しくなることもなく、息も上がりにくかったのです。

何より面白かったのは、登っている時に、自分で登っているというより、勝手に体が進んでいく感じがしたことです。動きに乗って行っている感じでした。

疲れない登り方

私が楽に感じた歩行を、他の方も行っているのではないかと思い、本や、サイトで疲れない登り方、疲れた時に推奨される登り方を調べてみました。

  • 2本の平行なレールの上を進むように歩く「二軸歩行」を行おう。
  • 歩幅は狭く。
  • 後ろ足は蹴らずに、ペッタっと着地する。
  • 重心は低く。
  • 腕組みや腰に手をあてて登ろう。
  • 膝に手を当てて登ろう。

などが上げられていました。

これらに共通して書かれていたのは、腕をふったり、足指で蹴るような、日常生活で普段歩いている歩きとは、異なる歩き方をするということでした。

 山道では足場が平らなところは、ほぼありません。水が溜まって地面がぬかるんでいたり、木の根がむき出しになっていたり、石があったり、と不安定な足場が殆どです。

f:id:rokkotsu113:20200610210316j:plain

 このような不安定な場所を歩くためには、日常で普段歩いているのとは少し違う歩き方ナンバ歩きをすると良いそうです。

ナンバ歩きは整地されていない路面でもより足腰への負担の少ない、安定感のある歩行方法だといわれています。足の動きに上半身を連動させることでやや前傾姿勢になり、自重を利用して前への推進力にします。少し膝を曲げた状態で着地することで、膝がサスペンションの代わりとして機能し、体への負担を軽減します。

出典元:引用−産経West スポーツ熱中教室 山歩き篇(4)楽な歩行 先人にならおうhttps://www.sankei.com/west/news/160303/wst1603030007-n1.html

 

 

山歩きは、ナンバ歩きがいいのかぁと思った私は、関連する本を開いてみました。

「ナンバ」という歩き方は、一般には「右手右足、左手左足が同時に前に出る」動きと

して認識さてているようですが、実は、そんな単純なものではないようです。

また、そんなに難しく特別なものでもないようです。

着物を着て、着崩れないように歩いている方は、自然と「ナンバ歩き」をしていると聞

いたことがあります。

f:id:rokkotsu113:20200624233319j:plain

 

「ナンバ」に関連する本をめくっていると、私が楽に感じた山を登る歩行と同じ歩行を

している写真をみつけました。

それは、ナンバ歩行の中で「運動軸歩行」と著者によって名付けられた歩行で、

この歩き自体は、山のよう険しい地形のところとか水田などのぬかるみのように、足場が悪いところでよくおこなわれている歩き方です。

出典元:引用−「ナンバの効用〜整体動作がカラダを変える〜」小森君美 p.36

と書かれていました。

「ナンバ」の動きの利点

私は、「ナンバ」を研究しているわけではないので、詳しくは分かりませんが、先述の本の中でなるほどなぁと思ったことがあります。

「ナンバ」で動くと

①疲れにくい

②ケガしにくい

 出典元:引用−「ナンバの効用〜整体動作がカラダを変える〜」小森君美 p.16-17

 

『ナンバ』の動きは、

何事も人力でやっていかなければならなかった時代におこなわれていました。だから身体の使い方は、ある面、現在のものよりも進んでいます。昔の人だろうが現代人だろうが、誰だってわざわざ苦労して動くことはしません。『楽な』動き方をやるものなのです。

出典元:引用−「ナンバの効用〜整体動作がカラダを変える〜」小森君美 p.16

 

昔の人は、今よりも仕事のためにずっとたくさん体を動かす必要があったのですから、効率よく、疲れにくい体の使い方をしていたに違いありません。そんな先人が獲得してきた体の使い方「ナンバ」は、きっと、疲れにくく、効率よく、楽に体を動かす方法なのだと思います。 

また、同著によると「ナンバ」の動きは、特定の箇所だけに大きな負担がかかるような動きではなく、「全身が一致協力して働きやすい動き方」なのだそうです。

体の中でよく使っている筋肉とあまり使っていな筋肉は、誰しもあると思います。使いすぎて傷めてしまったり、使わないがために他の部分が代償として動き、コリや痛み、ケガにつながることもあります。

全身が協調して動く「ナンバ」の動きをすると、使いすぎの箇所と使っていない箇所の差が縮まるそうです。

私が「ナンバ」の動きで階段を昇ると、マッサージしているように気持ちよいと感じたのは、使われている筋肉と使われていない筋肉の差が縮まり全身の筋肉の協調関係が上手くいったからかもしれません。

また、山歩きの時は、ある特定の箇所だけに負担をかけずに、山道を登ることができたため、疲労度が少なかったと考えられます。

そして、同著によると、動きに滞りがなければ、呼吸も滞ることがないそうです。山を登る時に、ブレーキをかけたりアクセルを踏み直すような動きではなく、滞ることなく動くナンバ歩行を行うことで、一定のリズムでスルスルと引かれるように登ることができたからこそ、息が上がらず、辛さを余り感じなかったのだと思います。

f:id:rokkotsu113:20200625000526j:plain

日常生活で動きやすくなる体をつくるエクササイズ

ともすると、辛くなりがちな坂道を登る動き。それを体の使い方一つで、楽に登ることができました。同じように、体の使い方をちょっと変えてみると、日常の動きがもっと楽になるかもしれません。

便利な世の中になったとはいえ、私達はまだ毎日、体を動かして色々な種類の活動をしています。私は、痛みがなく、疲れることなく、楽に体を使うことができれば、動くことが苦ではなく、動くことが気持ちよい、楽しいとつながるのではないかと思っています。

そして、特別な運動やスポーツを始めることや継続することは、ハードルが高くても、日常の活動量(生活活動)を増やすことができれば、ずいぶんと体には良い、健康であるためには良いと考えています。

 

生活活動については、こちらの記事↓

 

rokkotsu113.hatenablog.com

私達がお伝えする肋骨エクササイズ KaQiLa〜カキラ〜は、日常で動きやすくなる体をつくるエクササイズです。

レッスンの中で、普段動かすことのない、眠っている箇所を目覚めさせ、それらにもう一度、どの様に動くべきかを教えていくような感じです。

体の使い方をもう一度組み立てなおして、痛みや疲れにくい体を取り戻してみませんか?そして、日常の活動量(生活活動)を増やしてみませんか?

KaQiLa〜カキラ〜をすると、お掃除や、洗濯、買い物、料理、階段の昇降、などなど日常の動きが楽に、動くことが快適になりますよ。

カキラについて↓

www.kaqila.com

全国から50+2名のカキラリストが繋いでいる『かきら数珠つなぎ』

チャンネル登録をして一緒に動いてもらえると嬉しいです↓

YouTube

 

本日もお読み下さってありがとうございました。

 

読者登録をお願い致します!

ランキングに参加しております。

応援よろしくお願いいたします!


健康と医療ランキングにほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村