皆さん、お風呂が好きですか?私は、大好きです。
蒸し暑い日本では、1日の終わりにお風呂に入ってさっぱりする方が大半だと思いますが、ドイツでは朝にシャワーを浴びるだけで、お風呂に入るのはたま〜にという方が大半です。
でも、私はお風呂に入って、のんびりするのが日課です。旅行先でバスタブがない宿に泊まると、体の疲れがとれにくいと感じます。
こんばんは。THD,Japan~日本総合健康指導協会~カキラドイツ支部長・KaQiLaエグザミナーのTamakiです。
訪問して頂きありがとうございます。
ベルリンの水はカルキが多いので、お肌がカサカサしやすいなどのトラブルがあり、お風呂に入らない方も多いようです。
私は、色々な入浴剤を手作りしてお湯を柔らかくし、毎日ゆったり湯船に浸かっています。先日は、よもぎを摘んで乾燥させたものを、お湯にいれると、ぬるめのお湯でも体の芯から温まる感じで、お風呂をあがった後もホカホカしていました。
マグネシウムが入ったBitter Saltz(苦い塩)という塩があり、最近はそれを入れることも多いです。体の芯から温まり、背中から汗が吹き出しました。
今回のブログでは、汚れを落とすだけではなく、良いことがいっぱいあるお風呂の健康効果についてお伝えします。
お風呂の効果 お風呂で血行が上がるワケ
温熱作用
お風呂に入ると、短い時間でも体が温まります。水は空気より熱伝導が早いので、すばやく全身を温めることができるのです。
体が温まる、つまり体温が上昇すると、体はそれを下げようとして、皮膚の毛細血管や皮下の血管を広げます。その結果、全身の血液の流れが良くなります。お風呂に入ると、体がほんわりピンク色になってきますよね。赤い血液が隅々まで流れている証拠です。
血行がよくなると、体の中に溜まった疲労物質や老廃物はスムーズに体の外へ排出されていきます。お風呂上がりは、体がスッキリ、疲れがとれたぁ〜と感じますね。
また、お風呂で体が温まると、自律神経のバランスもよくなるそうです。
自律神経につては、こちらのブログでも色々な記事で取り上げられています。
自律神経についての詳しい解説はこちら↓
自律神経には、「脳や体が活発に活動しているときに優位にはたらく交感神経と、脳や体がリラックスしている時に優位にはたらく副交感神経の二つ」があります。
お風呂に入って体が温まると、「副交感神経が優位になって、心身をリラックスさせることができる」そうです。
寝る前にお風呂に入り、脳や体の修復を司る副交感神経を優位にすれば、今日の疲れを明日に持ち越さなくてすみそうです。
また副交感神経が優位な状態では、胃や腸の働きが活発になるので、お風呂でリラックスすることは、便秘の解消に繋がります。
水圧作用
お風呂に入ると、お腹が少し凹んだ感じがしませんか?
お風呂では「水圧」を受けるので、少し凹んでしまいます。水圧は、「水の重さによって発生する力」ですが、圧力が働く力の向きは下向きだけではなく、お風呂に入っている体のあらゆる方向から圧が掛かります。だから、お腹も凹みます。
お風呂に入ると、「ふぅ〜」って、思わず息がでますよね。それは、水圧でお腹の辺りが圧迫され、横隔膜が上に押し上げられ、肺の中の空気が外へ出るためだそうです。
お腹が水圧で圧迫されて凹んだ状態は、横隔膜が下がりづらく胸郭が膨らみにくくなります。つまり、お風呂に入っている時は、いつもより、少し頑張った状態で呼吸活動を行うことになります。呼吸の回数が増えたり、いつもは使わない胸郭周りの筋肉が使われます。そのことで、心肺機能が高まるそうです。
裏返して言えば、入浴は心臓への負担が大きいということです。心配な方は、40度以下のぬるめのお湯で、かけ湯などをしながら徐々に体を温めから入る。みぞおちの深さぐらいのお湯に浸かり、長湯をせずに10分ぐらいで上がるなどの注意を心がけてみて下さい。
腹部だけではなくお湯に浸かっている下肢にも、あらゆる方向から水圧が掛かるので、静脈がポンプのように押し上げられ、末端で滞った血液が心臓へ戻りやすくなります。「心臓は戻ってくる以上の血液を排出できない。」ので、血液循環をよくするためには、戻ってくる血液の量を増やすことが大切です。水圧の作用で末端から、たくさんの血液が心臓へ戻ってくれば、それだけ多くの血液が全身に出ていくことがき、血流が促進されます。
浮力作用
お湯の中では、プールに入っているときほど感じませんが、浮かせる力「浮力」が働いています。
浮力によって、重力から少し解放されることで、体を支える筋肉や関節への普段が軽減され、緊張が和らぎます。緊張が和らいだ筋肉には、血流も流れやすくなります。
また、脳も体の緊張からくるストレスが軽減し、心身ともにリラックスすることができます。
まとめ
お風呂に入ると、お湯の温度による血管の拡張や副交感神経の刺激、水圧による心肺機能の促進、浮力による筋肉や関節、脳のストレス軽減により、血流が促進されることが分かりました。
血流が促進されると何が良いのか?
血液は、酸素・二酸化炭素・栄養素・老廃物・水分・ホルモン・免疫物質・熱など、人が健康を維持するために必要なものや、回収して排出すべきものが含まれています。
もし細胞の中で、血液が届かず、酸素や栄養などが行き渡らないところ、二酸化炭素や老廃物を回収できないところがあれば、その細胞はうまく働くことができません。
血流を促進させることは、全身の細胞の間に張り巡らされた血管に血液が流れることになり、体の隅々の細胞まで血液が届くことになります。つまり血流を促進させることにより、体中の細胞が活き活きと働くことができるのです。
お風呂に入っているようなエクササイズ
私達がレッスンを行う肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜も、お風呂に入っているように、血流促進効果が得られます。
レッスンを受けていると、体の芯から体が温まる感じがしてきます。レッスンが終る頃には、参加者の皆さんのお顔は、バラ色の頬に染まります。
「毎回、温泉に入りにきてるみたいだわ〜。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
血流促進効果が高いためか、お肌の調子もとてもよくなります。
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これからの時代、ますます健康への関心は高くなります。誰かに必要とされるお仕事、さぁ、一歩を踏み出して見ませんか?
カキラリスト養成コース 日程 | 認定カキラリスト養成コース
私((Tamaki)はドイツ(ベルリン)でレッスンをしていますが、オンラインレッスンも開講中です。
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