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自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

伝わる言葉を探す日々 伝え方の見直し

突然ですが、あなたは何かの講座やイベントで、どちらかといえばでいいのですが前に立つ人を右側に見えるように座りますか?左側に見えるように座りますか?

こんばんは たかだっちです。

わたしはKaQiLa~カキラ~考案者の己抄呼先生の、レッスンを受けに行く時と、勉強会に参加する時では無意識に座り位置の方向が決まっていて、それが真逆なことに気づきました。

さて、これにはいったいどんな意味があるのか、果たして意味なんてないのか。

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今週もことばについて、カキラリストとしての自分の経験からこうなんじゃないか〜って思うこと書いてみようと思います。

 

 

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伝えると伝わるの違い

タイトルにも使っていますがあらためて「伝える」と「伝わる」はどうちがうのでしょうか?

伝える・・・言葉などで知らせる あるものを受け継いで授け渡す

伝わる・・・話などが一方から他方へ広がる、知らされる 受け継がれる

例えるならこちらからリレーのバトンを渡すように発するのが伝えるで、あちらの手にバトンがキャッチされてはじめて伝わるになる、言葉の主体が異なるということでしょうか。

そして、仕事上の指示でも、お客様への依頼でも、重要事項の確認でも、友人との約束でも、こちらは伝えたと思っても不十分なこと、さらにはトラブルのもとになるかもしれないので、相手に伝わったかどうかが肝心になってきますよね。

 

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伝え方の見直し

じゃあ伝わったかどうかが大切だから、しっかり取れよとばかりにキャッチする側に向けてただやみくもにバトンを出せばいいかというとそうではなく、きちんとその人との距離や相手のスキルなどに応じて適切な距離とタイミングでバトンを渡さなければ受け取ってはもらえないので、伝えたい相手のことをしっかり考えて伝え方をきちんと吟味する、一生懸命「伝える」に向き合って初めて「伝わる」につながっていくということになるのだと思います。

 

「伝える」に向き合う

伝えるために工夫するポイントをいくつか考えてみたいと思います。

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声のトーン 大きさ 速さ

私の声はどちらかというと低め、地声も大きく、早口です。

前に立ってレッスンをするには聞き取りやすいハキハキした声は必要です。元々の声から年齢層によって声のトーンに高低も付けます。聞き取りやすい音のゾーンがあるからです。話す速さも大切で、ゆっくり話せばなんでも頭に残るかというと実はそうでもなく、ゆっくり過ぎたりセンテンスが長くなると最初に言ったことを忘れてしまいます。メリハリのあるしゃべり方を目指して工夫しています。

 

タイミング 間

ひところの「今でしょ!」じゃないですがタイミングは狙っていかないと一番言いたいことがぼやけます。バラエティ番組も結構好きなのですが、視聴していて芸人さんのつっこみのタイミングや言い換えって素晴らしいなとたびたび思います。

カキラで言えば、絶対ここで呼吸して欲しい!っていうところや、レッスン全体を盛り上げるドラマティックな演出に必要な言葉をどんなタイミングでどんな間で入れるか、ある程度の台本を頭に描くようにしないと行き当たりばったりでは難しい。説明することは決まっていても耳に残る、心に残るタイミングを見つけるためには前後の言葉の並びとともにフレーズを考える、一般的なプレゼンなどでも、この言うべきタイミングに言うひとことに苦心されるところは同じではないでしょうか。

 

目線

ゆったり視界を広く取りますか、しっかり目を見て話しますか?

300人と3人では、1対1では同じでしょうか?

コミュニケーション術の方法はいろいろあると思います。

カキラではレッスンで実際にできるように、アイコンタクトがもたらす効果にまず着目して、徹底的に目線を合わせてしゃべる(60分ずっとじゃないですよ!そんなことしたら瞳孔ひらいてきそう、怖い怖い)練習をします。何秒なのか何回なのか。

実は300人でも3人でも、1対1でもアイコンタクトには共通点があります。目が合ったら嬉しいしやる気が出る、でもジーっとみられると恥ずかしいしだんだん気持ち悪くなる、話の内容に心が傾くそんな目力、目線の配り方、これは頭で考えるよりしっかり意識して練習することや経験が必要なのではないでしょうか。

 

ジェスチャー

指揮者の手のように身振り手振りを使うことで、視覚と聴覚の両方から物事を理解しようと脳は働きます。単調にならず注目を引く、内容と合った動きだけでなく、表情、服装、髪型、女性ならメイクやネイル、アクセサリーに至るまで、視覚に働きかけるもの全部をひとつのジェスチャーとしてふさわしいか考えることは大切だと思います。

 

 

伝える相手のことを考える

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どこに座っているか?で知るその人のタイプ

よく知っている相手に話す時ばかりとは限りません。初めて会う人や、あいさつ程度の会話しかまだ交わしていない相手の場合だったら、どうやって知るのか。実は冒頭に出てきたどこに座るか、はある二つのタイプについて知るのにおおむね有効なのです。

どんなタイプか?

ひとつは雰囲気や感情、感覚重視のタイプ。もうひとつは効果や結果、そこに結び付く理論を重視するタイプです。

 

これは、右脳派とか左脳派とかではなく、心理学や脳科学文化人類学などを総合したときにどんな性格の人も持ち合わせている傾向だそうで24時間そのタイプが前面に出て行動する人もいれば、仕事や遊びといった場面によって、付き合う相手によって傾向が変わる場合もあるものだそうです。

具体的には前に立つ人から見て(教壇に立った先生になったつもりで)右手側(たいていの学校では外光の入る窓のある側)に座った人は、感覚重視タイプまたはその傾向が強め、左手側(廊下側になってることが多い)に座った人は理論重視タイプまたはその傾向が強めの人が多いそうです。

そして感覚重視タイプの人に届く伝わる言葉と、理論重視タイプの人に届く伝わる言葉は当然ながら異なります。

カキラのレッスンで例えると、感覚重視さんは文字通り実際に体感したことが重要なので、なんか分からんけど楽しい、面白い~という雰囲気や、身体で感じている変化を実況するような声かけ、その感覚があっているかどうかなどが耳に入りやすく、あと話し手の熱意や態度に、より注目しています。

理論重視さんには、今やっている動きが機能解剖学的にどうなってるか、この動きをすると何に効果があるのかなど、何の理由でやるのか何のためにやるのかが分かる言葉を選ぶことが必要で、自分に役立つ情報をより多く、合理的に収集できるように話を聞いています。

そして、このどちらのタイプも居合わせていることから何かを伝える時には、この二つのタイプにそれぞれに伝わるような言葉を準備する必要があるのです。

わたしは無意識のうちに、己抄呼先生のレッスンを受けに行くときには、先生を右に見て自分の身体の変化や雰囲気をめいっぱい楽しみ、勉強会ではなぜそうなるのか理論をきっちり知りたいと先生が左側になるように座っていたのでした。

 

 

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着地点を考える

一生懸命伝える努力をしても受け取ってもらえない場合、というのもあると思います。それは、相手が聞かないのが悪いのだ!と思うこともありますが、本当に?

伝わらない場合、もちろん相手にバトンを受け取る気がない場合もありますが、なにがなんでも自分の思っていることや主張を受け取ってもらおうとバトンを少々強引に渡そうとしたってことはないでしょうか。

または、そもそもバトンを渡せる距離でないところから、相手がバトンに気付いていないないのに手を伸ばしていることもあるかもしれません。

何が言いたいかというと、「伝える」「伝わる」その先に「こうなってほしい」という思いがあるがゆえの押しつけがましさが潜んでいないかってことです。

伝える努力をしてきた側からすれば伝わらなさそうということが見えるとがっかりしがちなのですが、伝えようとした気持ちや労力を収める場所、着地点を探すのが大事かなと思います。

着地点というのは、渡そうと努力したそれだけでいいのだと納得することだと思います。手渡したバトンをどうするかは本来受け取った側の話になります。だったら受け取らないのも相手の自由なのに、それを伝わらないと憤慨したり伝わらないことを嘆かなくてもいいし、押しつけようとしなくてもいいのではないでしょうか。渡したその先、渡せなかったその先、まで意識が向くことで複雑な気持ちになるのかと。それはまた違う問題として考え、自然に手渡せる時が来ると思って待つことも気持ちよく「伝える」に向き合うひとつかなと思います。

 

より伝わる言葉を探しながら、レッスンを受講してくださる方の元気に少しでもお役に立ちたい、そんな仲間に囲まれて勉強しています。もし、ちょっとそんな仲間に会ってみたい、身体の事、コミュケーションの事新しく勉強してみたいと少しでも思っていただけたら、秋から新しく募集があります。

www.kaqila-yousei.com

はっきりとインストラクターになりたい!そう思って受講される方は意外に多くなく、カキラの不思議を理解したい、健康について興味があったからなど、わたしも本当に何となく説明会に参加したのがきっかけで今こうしています。きっとなにか新しい発見があると思います。

ぜひ一度お問い合わせくださいませ。

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

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