こんばんは、第2、4水曜日担当の長谷川和範です。
オミクロン株による新型コロナウィルス感染者が爆発的に増えてきました、僕の仕事をしている、東京都埼玉県でも『まん延防止等重点措置』を適用されました。
人数制限が少し緩和され定員が少し増えたのですがまた減らしたスポーツクラブが出てきました。
とりあえず今のところは休館などを考慮しているスポーツクラブはないのですが、このまま感染者が増えていくならまた休館などもありえるのかなと不安になります。
僕の主催しているサークルレッスンなどもこれからの状況に合わせて考えていかないとならないのですが、受けてくださる皆さんはこのまま続けていきたいとおっしゃていました。
しっかりと普段の生活から感染予防に努めながらみなさんが安心して楽しめるレッスンを提供していきたいと思います。
3回目のワクチン接種の順番が来たら速やかに接種したいです。
オンラインレッスン
具体的な言い方をすると複数人を相手に行うグループレッスンを行なっています。
グループレッスンを行う環境として、スタジオで直接行うレッスン、パソコンなどを使ってのオンラインレッスンがあります。
オンラインレッスンはコロナ禍でも安心してレッスンを受けていただけるツールだと本当に思います。
レッスンするのに当たって色々な説明をするのですが、言葉だけでは伝わりにくので、オンラインレッスンでは、受けてくださる方々と画面の共有 してパワーポイントを使って映像や文字で意味を伝えたり、骨格模型で具体的な形を理解してもらいながら説明しています。
リアルでのスタジオレッスンでも骨格模型は役に立っています。
実物を見て触って理解してもらってからレッスンしています、その方がレッスンの目的を明確に理解しながらレッスンを受けてもらえるのでとても満足して受けてもらえ、より効果も実感してもらえるからです。
腰椎の骨格模型
使っている骨格模型の中で特にお気に入りなのがの腰椎の骨格模型です。
なぜ腰椎の骨格模型が欲しかったかと言うと、背骨の構造をもっと勉強したい。また『腰』というものをレッスンを受けてくださっている方に 具体的に理解していただきたいという思いがあったからです。
僕が考える『腰』は、骨盤や腰回りの筋肉ではなく、『腰椎』だと考えています。
『腰を大事に扱う』=『腰椎を大事に扱う』
そう考えてもらいたいです。
そのために腰椎の骨格模型を購入しました。
元々骨格模型は1/2スケールの全身の骨格模型は持っているのですが、椎骨が1つ1つが独立し、なおかつ椎骨が積み木のように積み上げられるものがあったらいいなと考えていました。 皆さまにお伝えしやすいなるべく精密なものが欲しかったのですがなかなか無く、探すのに苦労しました💦
今回購入した『腰椎5つセット』はなんと!色、形、大きさ、重さ全て本物と同じなのです。椎骨を上下に重ね合わせたときに、「こことここが関節をなしている」など関節の可動方向、可動域が立体的に視覚的に確認、理解できるのでとても良い買い物ができました。
今後は脊椎(頸椎、胸椎、腰椎)24個セット、次いでそれに合う仙骨、寛骨が独立した骨盤セットが増えたらさらに利便性が向上するのではと思っています。
せっかくなので、こちらの腰椎5個セット(脊椎)について書いてみたいなと思います。
椎骨
椎骨とは背骨単体ことで、おおざっぱに分けると赤線の左側の大きな椎体とそれ以外に分けられます。
さらにそれ以外の部分は、棘突起、横突起、椎弓に分けられます。
椎骨を積み重ねたものが脊椎であり、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個 計24個で構成されています。
ついでに仙骨を入れて25個セットで考えるようにしています。
椎体、椎弓からなされている穴(椎孔)の中に神経の束が通っています。
さらに横突起あたり両サイドから神経がのびていて手足などにつながっています。
神経は直接触ると痛いです。
簡単に言うと椎孔の中の神経の束を脊椎のズレなどにより圧迫したものを狭窄症、横突起あたりの両サイドからのびている神経を椎間板などで圧迫した物がヘルニアと呼ばれています。
狭窄症
椎体、椎弓からなされている穴(椎孔)の中に神経の束が通っています。
椎骨が前後左右にズレる事により神経の束を圧迫した状態を狭窄症と言います。
椎孔内の神経の束は膜におおわれており、直接触れることがないので軽度であれば痛みをともないませんがしびれを感じます。
ですが、酷いものになると痛みをともなうこともあります。
ヘルニア
横突起あたり両サイドから出ている神経は膜におおわれておらずむき出しの状態です。
椎骨のズレや椎間板、硬直した筋肉により神経を圧迫した状態をヘルニアと言います。
直接神経に触れるので痛みをともないます。
狭窄症もヘルニアも脊椎がズレることによっておこります。
椎骨のズレが積み重なったものが身体の歪みと言えます。
当たり前な事ですが、椎骨がズレていなければ狭窄症、ヘルニアにならないのです。
なぜ身体は歪んでしまうのか?
でもどうしても身体は歪んでしまいます。それは、仕事や家事など日常生活では必ず身体を非対称的に使わなければならないからです。右利き左利き、細かく言うと心臓などの内臓も身体の中で、非対称に位置しています。
極端な言い方になってしまいますが、人間は身体が歪む様にできていると思います。
ただ身体の歪みも必要最低限に抑えることができなければ、先ほどお話しした狭窄症、ヘルニアになる可能性が出てきます。
歪まない身体を作るには
では、身体を必要以上に歪ませないためにはどうすれば良いのか?
- 歪まない様に身体を使う
- 歪んだ身体を元の状態に戻す。
このどちらかだと仮定します。
歪まない様に身体を使う
これは普段から姿勢に気をつけて日常生活を送ることだと思います。
歪んだ身体を元の状態に戻す
筋力トレーニング、ストレッチで身体を整える
マッサージで凝り固まった筋肉をほぐす
どちらも有効的な手段だと思いますが、どうしても表面の筋肉への効果がメインになってしまいます。
先ほど話しましたが、身体の歪みは椎骨のズレが積み重なったものです。
椎骨のズレた状態を固定しているのは、椎骨に直接付着している細かい筋肉類( インナーマッスル)です。 表面の筋肉をほぐしてもインナーマッスル類がほぐれていなければ椎骨はまたズレた状態に戻ってしまいます。
そのため、インナーマッスルを直接ほぐしながら鍛えなければさなければなりません。
そんな方法あるのかな?と考えると悩んでしまいますよね?
メスで皮膚を切り開いて手を突っ込み表層筋をかき分けインナーマッスルを細かく1つ1つマッサージできたらなって考えてしまいました。
そんなことできるわけ無いですが...
でも!そんな事しなくてもできるエクササイズがあるんです。
『肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜 』
なかなか一言では言い表せられないのですが…
とても即効性があり、身体がラクになるエクササイズです。
タイトルの安心して誰にでもできる運動です🙆♂️
本日もお付き合いいただきましてありがとうございます。
長谷川 和範
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