こんばんは!
月イチ火曜日担当 THD,Japan〜日本総合健康指導協会〜認定カキラリスト たかだっちです。
まだまだ日中の気温が下がらずお疲れの方も多いと思います。お天気情報に始まって、暑さの影響からの免疫力の低下や気温が高いのにインフルエンザ流行と学級閉鎖、コロナも併せて流行とニュースを見ているとうんざりしますね。
そんなうんざりを自分で吹き飛ばすためににわたしが心がけていることは。
レッスン先の施設へ足を踏み入れた瞬間、それ以外の機会でもどこかへ訪問したら、大きな声でご挨拶!
は?小学生?みたいな当たり前のことですが案外これがいいんです。
いや~本当にいつも元気やね~!とか、あなたの声聞いたら元気なるわ~とか大切なのは思わず相手がリアクションしてしまうぐらいの張り切りっぷりで。
もし憂鬱なことがあってもこの時間だけは吹き飛ばすぞ!そんな気持ちで。
そうすると大きな声を出した自分だけじゃなく、挨拶された側もなんだかわかんない間につられてにこにこ応対してくださるので一瞬だけでもお互いに和むんじゃないかなと感じています。
KaQiLa~カキラ~をお伝えするカキラリストが所属する協会では、年間に色々な勉強会が用意されていて、その中で一度ビジネスマナーについての回に出席したときのことです。
皆さん、普段挨拶していますか?と講師の先生から尋ねられたので、みんなもちろんうんうんと頷いたのですが、そこで先生がビシッと一言。
「今日この会場に来られた方で挨拶をされている人は一人もいませんでした!」
え、そんな馬鹿な。
私ちゃんとおはようございますって言って入ったけどな、、、。全員が心の中で言っています。
でも先生は続けて
「私がおはようございますと言ったら、みなさんにこやかにおはようございますと言っていました。」
(そうでしょうそうでしょう。うんうん。え?じゃあどういうこと?と心の声)
「でもそれは挨拶ではなく返事です!」
えええええええーーーーー!!
衝撃でした。
挨拶とは先に言った方だけでそれに応えたのはただの返事なんだっておっしゃるじゃないですか。
知らなかった。わたしが今までしていた多くはただの返事だったのです。
それからは返事にならないように心がけてきましたが、一度実験してみたんです。
とある高齢者施設で、おはようございます~って小さい声で私が入ってきたらどんな感じですかねぇって始まる直前に冗談を言っていて、じゃあとやってみました。
みなさん、え?どうしたどうした?とばかりに目を丸くしてました。
立ち上がって私の様子をうかがう方も。
少しうつむいて首だけぴょこぴょこ動かしながら言ってみたんですが、もう何とも言えない空気。
ネタばらしをしてあらためて大きな声でご挨拶したらみなさんホッとして笑ってくださいました。
そうか、挨拶ってめちゃくちゃ大事じゃないか!と思い知ってからはますます元気さに拍車がかかります。
だから、書いているこのブログの最初の「こんばんは!」もビックリマーク付きです。
めちゃくちゃ大きい声のつもりです。
さてそんな挨拶に始まり、レッスンは45分とか1時間とかしゃべりっぱなしなわけですが、わたしがしゃべるトーン、顔、身振り手振りで目の前にいらっしゃる皆さんの心がちょっとでも元気になればいいなと意識しています。
体の方はメソッド通り丁寧に動かすことと呼吸で元気になっていただきます。
さあそこで、卵が先か鶏が先か。
元気な気持ちにつられるのか、元気な体につられるのか分かりませんがどう考えても体と心は繋がっています。
そしてどっちから先に元気にしてもいいのですがどっちからにしましょうか。
落ち込んでいる時の姿勢
どんなカタチ?
俳優になったつもりで、まず落ち込んでいる人の姿を表現してみてください。きっと、肩をすぼめ、背中を丸め、うなだれてますよね。
それ、実際にやると落ち込んでいなくても、ずっとその姿勢でいれば落ち込めます。なんておかしな日本語!笑
落ち込みたい人なんてきっといないと思うのですが、こういう姿勢を知らず知らずに続けていると落ち込んでしまうのです。落ち込むだけでなくどんどん鬱っぽくなってきます。
体と心は繋がっていて落ち込んでいるカラダの状態になれば、落ち込んでいるココロになる。
この姿勢の場合は胸がすぼまって、吸気(吸う息)よりも呼気(吐く息)が優位になる体勢なので副交感神経が働きます。副交感神経は心を落ち着けてくれる、ということもありますが、よーしやったるぞー!という気持ちを生みにくい。なので不安に焦点を当てるとそれが増幅してしまってもなかなかとまらないでより不安になっていったりします。
次から次から後ろ向き、ネガティブな考えが浮かんできます。
落ち込ませない姿勢
だから「落ち込んでない自分のカタチ」はこの逆!
腰に手でもあてて胸張ってエラそうにちょっと顎を上げて、これで「落ち込んでるんです」って台詞をあてたら不自然だろっ!っていうポーズになれば「落ち込んでない自分のカタチ」出来上がりです。
ここでしっかり息を吸ってみてください(吐くほうは気にせず)。
できるだけ細く長く頑張って吸う!すると、交感神経の出番です。よしやったるぞー!のココロが帰ってきます。
なぜカタチだけでなく息を吸うのか。
二つの理由があります。
ひとつはそのままじっとしていては重力に負けるから。
姿勢をキープするのに息を吸う、息を吸うときは重力に逆らう筋肉が多く働くのです。
もうひとつは吸っている時の自律神経の働きと関係があります。よーしやったるぞーのやる気は交感神経の働き。息を吸うときには交感神経が働くのです。
繋がっているからこそ
繋がっているからこそ、気持ちがほぐれてくれないときは体から変えてほしい。ぜひ体を動かし心も元気にしてほしい。
元気な心で体を動かしますます元気になってほしい。
体を動かすことで脳へもよい影響が出てくることが研究され少しづつ解明されています。つまり私たちは、死ぬまで食べなきゃいけないし呼吸しなきゃいけないのと同じでいつまでも身体を動かさなきゃいけないのだと思います。
太古の時代には生き物として動けないとそれは死ぬことを意味します。食べ物が取れず餓死するか外敵に襲われ死んでしまうか。
現代ではそんなことはありませんが動かせる部分を少しでも多く残して、動かし続けることは健康で生きていくことと多く繋がっているのです。
といって、無理やり負荷の高い運動をお勧めしているのではありません。
呼吸に合わせて気持ちの良い音楽を聴きながら、余計なことは考えずただ言われたとおりに少しづつ体のつらくない位置で動かしていくのがKaQiLa~カキラ~のメソッドになります。
誰でもができるように作られ、そうして知らぬ間に少しずつ呼吸量を増やしていくことで更に動かせる部分が増えてくる。
そんなエクササイズがKaQiLa~カキラ~です。
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