月一火曜日担当の日本総合健康指導協会公認カキラリストたかだっちです。
高齢者施設でお話していると、わたしこう見えて○○歳よ、と告白されることがあります。笑
とてもそのお歳に見えない若々しいご様子に「何か秘訣があるんですか?」と必ずお聞きします。
そうすると各々気を付けて過ごされている毎日の習慣や心の持ちようなどの秘密を打ち明けてくださいます。
ふんふんと聞き入った後は必ず、背中を追いかけてわたしも元気で頑張りますから今のお歳に追いつくまで待っててくださいよ!と言うのですが(大抵はその時点で軽く30年以上の開きがあったりしますから)そりゃいくらなんでも待てないわ!と大笑いになります。
そんな頼もしい大先輩のお話とは対照的に、若くてもあちこちに痛みがあったり、アクティブに動くことすらあきらめてしまう気持ちに苛まれている方もレッスンにはお見えになります。なのでそんな方とは信頼関係が築けるようになってきたらいつもこの前向きな大先輩達の話をして、みんな待てないって言うんです~とまた笑い、少しだけでも明るい気持ちになってもらえたらと願うのです。
大人になって変化し続ける身体に向き合い、いつまでもキラキラした気持ちを持って、できるだけ周りの大切な人と元気に年を重ねていけるお手伝いをしたい。
新年度は目の前。学生時代のように大人なあなたも新しいこと始めませんか?
気持ちはあるものの新しいこと、新しい流れに、別に今までと同じでいいよ面倒くさいよとなるときはありませんか?
気力の根源は、身体にあると思います。
大人ってどこかに身体の不調があっても普通
たまたまテレビで見ていたトーク番組で50過ぎたら起きたらどこかが痛いっていうのが普通よね~と言っていました。そう、そうなんですよ。なんか特段やったわけでもないのに起きたら身体のどこかに不調がある。めちゃくちゃよく聞きます。運動している人でも、していない人でも関係なくです。
そりゃあそうです、なんでも長く使っていたら傷んできます。身体も物体ですから。
別に50歳でなくてもなんとなく衰えを感じることはあると思います。ではどうやって不調を軽くして過ごすか。
大人の不調は過信がスタートなことが多いと思います。
これぐらい大丈夫大丈夫。
気力も体力も充実していればなおさら、そうやって小さな不調を見過ごしがち、または物理的に忙しく小さな不調に気づく間もなくやり過ごしている。
不調のある状態を普通、ととらえないことが一番大切ではないでしょうか。
大人の不調、どこから改善
では何をやって不調を改善しましょうか。本格的な病気やケガ(これは直ちにお医者様に診てもらって正しく治療すべきものです)ではない、不定愁訴(原因がはっきりしないのに何かしらの症状がある)は、適度な運動を勧められることが多いと思います。
進められるのにはいくつか理由があると思います。
まず運動と聞いて思い浮かべるのは
・筋肉増量
・体力強化
・ストレスの発散
といった目的でしょうか?
それらの目的が達成されることで、回復を見込んでいるからこその勧めでしょう。
そして言われた側もなるほどなと思います。確かに日ごろ運動不足だしなと。
ここでひとつ質問があります。
お腹がいっぱいになるほど食べたとします。それで、よしもうお腹いっぱいだからこれからの人生はもう食べるのをやめよう、と思ったことがある人はいらっしゃいますか?
いらっしゃらないですよね。なにをアホなことを聞いてって感じですよね。失礼しました。
でも運動の場合どうでしょう。
めいっぱい運動したとして、これぐらい運動したからもうやめよう、当分運動はいいわって思ったり、ずーっと続けてきた運動をなんとなくやめたことってないですか。
勧められて始めた筋トレやウォーキングなどがこういうことになることってありがちな気がします。
何が言いたいかというと実は、食事も運動も生きている限り必要な行動なんだと私は思っています。
え?一生、運動し続けないといけないの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。わたしは高齢者施設でもレッスンをさせていただいていますが、高齢になったから運動は不要と思ったことも、車椅子だから運動しなくていい、と思ったこともありません。それどころかそういう筋力、体力が目に見えて衰えていく年代こそ運動の必要性を感じます。
人が生きていく限り、栄養を取り、身体を動かし、頭を働かせ、排せつする。このサイクルから逃れることはできないし、そのサイクルのどこかが乱れることで不調は起こってくるのだと思います。
大人は筋肉が減る
20歳をピークにわたしたちの筋肉は衰え始めます。
ちょっと筋肉のお話をします。
筋肉の役割って何でしょうか。
身体を動かす役目
姿勢を保持する役目
これはすぐに思い浮かぶと思います。
身体を動かすといっても、指や足の動きのみではなく、血管や心臓、身体の中の臓器も動かせるのはあらゆる筋肉のおかげです。
姿勢保持も、よい姿勢を保つだけでなく、しゃがんで靴ひもを結ぶにしても、顔を洗う体勢にしてもその姿勢でじっとしていられるのは筋肉があるからです。
それ以外に、大切な役割として筋肉はエネルギーの貯蔵庫として働いています。
口から入る栄養が足りないときには筋肉に蓄えてあった栄養を使って身体を動かしているのです。
また、筋肉に糖を蓄えることで血液中の血糖値をコントロールできるようになっているのに、筋肉が少なく糖を蓄えるところが減ることは血糖値をコントロールすることが難しくなるということにつながり、糖尿病の危険性が高まることへとつながっていきます。
筋肉がどっと衰えやすい時期は中年期の運動不足と言われますが、筋肉量が減ると免疫力が下がり肺炎にかかりやすくなるという報告が厚生労働省の研究に上がっている記事も目にしました。高齢になっても筋肉が必要なことが分かります。
なのに大人は何もしないでいると筋肉がどんどん減っていくのです。
大人は呼吸筋から鍛えよう
難しい筋トレや、きつい筋トレは嫌だと思う方も多いかもしれません。
でも息をしないで生きていくことはできません。その息に関わる呼吸筋を鍛えようっていうご提案はいかがでしょう。
息は自らの心と書きますが、自ら呼吸筋を活性化し心を整え健康な息をしたくないですか。
特に今のような時期に大切な健康な肺、つまり換気能力の高い呼吸力のある肺を作ることにつながります。そして、話が戻りますが筋肉を増やすことは免疫力を上げることにもつながりますから。
自身の不調の改善に色々なことに今まで挑戦した方も多いと思います。
それが続いているのであれば、そしてそのおかげで健康を保っているのであれば筋トレでも、ウォーキングでも、ヨガでも、体操でもなんでもいいのです。
それが合っているということなので。
でも、長続きしなかった方、気が付いたらいつの間にかしなくなっていたという方に最後の砦(笑)ぜひろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~で呼吸筋から鍛えてください。
あなたが今しているその息ぐらいでは、呼吸筋を鍛えることにはつながっていません。見た目にいかにも吸っている、深呼吸しているって感じではなく、細く長く息を吸うことでろっ骨を膨らませていくことが大切です。
そしてしっかり呼吸をすることで背骨にある椎間関節、肋椎関節を中心とした様々な関節を一緒に動かし身体の不調を自分で改善につなげることを習慣化しませんか?
背骨にある関節を動かすことがなぜ体の不調をとるのかについてはこのブログでもよく出てきますが、こちらの本にも書かれています。
10万人の体の痛みをついに治した! 肋骨メソッド | 己抄呼~Misako~ |本 | 通販 | Amazon
背骨の関節から全身の関節を丁寧にちょこちょこ動かしておけば、それを習慣化しておけば死ぬまで食べるのと同じように、死ぬまで自分の足でトイレに行ける身体づくりの第一歩となると思います。
世の中にはたくさんの筋肉を重視した運動があふれています。
でも実は、その運動を適切にこなすには土台である骨、関節を整えておかないと運動の効果が出にくいのです。鍛えているつもりで逆効果なことも。
大人の不調は、忙しくても、時間がなくても、わざわざじゃなくてもできることから整えていくのにろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~、言い換えるなら肋骨ストレッチKaQiLa~カキラ~は本当にぴったりだと思います。
体験はこちらからどうぞ
動画でまずは受講体験!はこちら ↓↓↓
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新しいことが面倒だと思っていたら
それこそが知らぬ間の衰えです。気持ちを実際にの行動に移す身体の方がくたびれていないでしょうか。
点検して不調が当たり前、ではない身体づくりを生活に取り入れてみるためにも上の動画のぞいてみてください。
残りの人生を今までと違う、と嘆きながら進むのか若いころのように新しいことにワクワクしながら進むのか、元気な大人でい続けられるヒントが詰まっています。
ぜひ一度KaQiLa~カキラ~に出会っていただけますように。
そしてあなたのお役に立てますように。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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