ここ広島では真冬の寒さが少し和らぎ、春の足音が近づいてきた…
と思っていたら今朝、窓の外は雪化粧。
二十四節気では、2月19日から雨水(うすい)。
雪解けが始まる時季です。
あなたは、どんな春を見つけましたか。
訪問してくださり、ありがとうございます。
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストのChieです。
このブログで毎月 第1・第3木曜日を担当しています。
今回は、1月6日にお伝えした記事の続きです。
1月6日の内容はこちらです↓
寒いと体が震えるのはなぜ?
筋肉が動くと熱が生まれる
私たち人間は恒温動物。外気温が変化しても、36度から37度に体温を保つことができます。
あなたは寒いとき、どんなふうにして体を温めていますか?
手をこすり合わせたり、体にチカラを入れてキュッと身を縮めたり?
でも、寒くてたまらないときには、無意識のうちに体がブルブル、ガタガタ震えますよね。
それは─
寒さで体温が下がった際に、体温を保つために体の筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象。
体温調節機能は、間脳の視床下部にあります。
筋肉を動かすことで
↓
熱をつくり
↓
体温を維持する
暑いときは
汗をかく
↓
熱を逃がす
↓
体温を調節する
人間の体ってスゴイですね。
筋肉の働き
体温が下がらないように熱をつくる(産熱)働きがある筋肉。
筋肉が伸び縮みすることで、関節が曲がったり、伸びたり。
ということは、関節を動かせば、筋肉が伸び縮みします。
骨と関節、筋肉が一緒に働くことで、体は動きます。
自分の体の動きや痛みを意識するとき、筋肉だけでなく、骨や関節の存在もちょっと意識してみませんか。
胸郭を動かし、肺を動かすのは呼吸筋
呼吸をするときは、鼻や口から空気を吸い込み、肺に取り入れていますが、肺は自力で動いているのではありません。
胸郭という、肋骨を中心とした鳥かごのような空間におさまっている肺。
その肺を動かしているのは呼吸筋と呼ばれる20種類以上もの筋肉。
呼吸筋は、吐く時に使う「呼息筋」と、吸う時に使う「吸息筋」に分けられます。
呼息筋には、肋骨を引き下げる内肋間(ろっかん)筋など。
吸息筋には、肋骨を引き上げる外肋間筋などがあります。
多くの酸素を体に取り込むカギを握るのは肋骨
しっかり酸素を入れないと、体は老化します。
逆に言えば、たくさん酸素を入れると、体は若返ります。
酸素を体にたくさん入れるには、呼吸筋が柔軟でよく動くことが大切。
けれど呼吸筋は、加齢のほか、運動不足や悪い姿勢でも衰えてしまいます。
残念なことに、呼吸に関する筋肉は20代をピークに衰えていくそうです。
背中が丸まった猫背の姿勢では、肺が圧迫され、十分な呼吸ができません。
意識して深く呼吸することで肋骨を動かし、呼吸筋の弾性を高めたいものです。
身体が動きやすくなるエクササイズ
背骨も大動脈も刺激
私たちがお伝えしている肋骨エクササイズ「KaQiLa~カキラ~」は、関節(骨)を動かすことで、筋肉にも働きかけて、体そのものをバランスよく整えていきます。
「体力に自信がないけど、できるの?」
「体がかたいけど、大丈夫かな」
そんな質問をよく受けるのですが、大丈夫!
骨、関節の機能を徹底的に研究。
解剖学上の裏付けがとられた中で生み出された体操です。
KaQiLa~カキラ~は、肋骨を効果的に動かすことで、身体の機能改善を図ります。
肋骨を動かすことによって
・骨盤矯正
・呼吸筋の活動促進
・血流促進
・リンパ促進
・代謝向上
などが期待できるのが特長。
深い呼吸とともに、ゆっくりとした動きで、肋骨とつながっている背骨を刺激。
すると、背骨の近くを通る大動脈も刺激されます。
大動脈は、最大の動脈。全身に血液を送り出す動脈の根幹。
血流がグンと促進され、代謝がうんとアップ!
体の芯から温まります。
KaQiLa~カキラ~のレッスン後には、
「体の温まり方が違う」
「体の奥からじわっと温まるのを感じる」
といった声がポンポン飛び交います。
あなたも体感してみませんか。
動きの名前も印象的
KaQiLa~カキラ~の動き(型)は、クールでカッコイイのも特長の一つ。
型の名前も印象的。
一例を挙げると
・天と地を繋ぐ型
・大地の型
・すずらんの花の型
・クロノスの型
のように、自然界にあるもの、神話の人物などから名づけられています。
レッスンは、マットの上で、椅子に座って、小さなスツールを使って…と、
あなたの希望に沿えるように、いろんなパターンがあります。
KaQiLa~カキラ~について↓
KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!
KaQiLa~カキラ~の考案者である己抄呼~Misako~先生の著書「肋骨メソッド」は、痛みの予防・改善にうってつけの一冊。
関節や骨のひずみをとり、血流を改善して体を健康な状態に導いていこう!という本です。
首や肩、腰、ひざの痛み、股関節、背中、頭…と、日々の暮らしの中で誰もが感じている、体の痛む部位ごとに効果が期待できる体操を紹介しています。
ひざを守る太もも周りの筋肉を刺激したり、股関節のひずみをとって、ひざへの負担を軽くしたり。
カンタンにできて、楽しくて、続けられる体操が全部で38種類。
椅子に座ってできるプログラムを中心に紹介してあるので、無理なく実践できますよ。
KaQiLa~カキラ~の指導者「認定カキラリスト」の養成を行う
「認定カキラリスト養成コース」。
詳しくはこちらに↓
養成コースは受講・修了することが目的ではありません。
むしろ、修了してからがいろんなことの始まりです。
知れば知るほど奥深い、解剖学に基づく理論と実技。
KaQiLa~カキラ~の型も進化していきます。
「いつ、何を、どのように身体に取り入れて食べたらいいのか、生活環境をどう整えたらいいのか」といった栄養学。
コロナ禍の今だから取り組めること、行動を生み出す意識の変え方についての勉強会。
カキラリストとして活躍するモチベーションを上げていくことを目的として、仲間同士で学び合える会「KISS」など、体の中から外、そしてものの考え方も風通し良く健やかになるための学びのチャンスが絶えることはありません。
オンラインで学べる環境が整っています。
各地で行われているKISS。
仲間との絆が深まり、
伝わる言葉が見つかるきっかけや
あなたの言葉の引き出しが増えるきっかけにもなりますよ。
「Sailin28己抄呼~Misako~倶楽部」は、栄養についてのお話、その季節、その月ごとに行いたいこと、レッスン動画など、充実の内容です。
KaQiLa~カキラ~の考案者・己抄呼~Misako~先生とつながることができ、学ぶことができる、またとないチャンスです。
日本国内だけでなく、ドイツ、アメリカなど、世界各地のカキラリストが、KaQiLa~カキラ~のレッスンを展開しています。
のべ50万人以上の参加者に喜ばれています。
点から線に、そして輪になっています。
芽吹きの季節
二十四節気の雨水は、草木が芽生え、木々の新芽が輝き始めるとき。
農耕の準備を始める目安となる時期だそうです。
あなたも新しいことを始めてみませんか。
KaQiLa~カキラ~がその選択の一つになれば、と願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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~Chie~
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