こんばんは、第2、4水曜日担当の長谷川和範です。
先日、いつもレッスンを受けてくださっているメンバーさんがエアロビクスのレッスンを受けにきたのですが、右腕が全く動かない状態にもかかわらず受けにきてくださいました。
僕的にはそんなことしていたらなかなかなおらないのになと思いながら、「無理せずに受けてくださいね」とお声がけさせていただきました。
レッスンが終わってからお話を聞いたら、肩が痛くて動き方によっては、首や腕などにも痛みが走るとおっしゃていました。
とりあえず、病院に行くことをお勧めしつつ肩甲骨あたりを触らせていただいたら、ガチガチに凝り固まっていました。
肩甲骨を触らせていただいた状態で肩甲骨だけを動かしていただいたら、痛みは感じずに動かせていたので、肩関節周りが痛いのだなと思い、肩関節をいろんな方向に動かしていただいたら、全方向に痛みを感じていて、特に前方方向から上に上げる動作が一番辛そうでした。
なので肩甲骨を触った状態で肩甲骨を丁寧に動かしてもらったら、腕の可動域が広がったので、肩甲骨周りを中心に背中全体のコリをほぐすことができたらもう少し良くなるかなと思ったので、『肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜』のレッスンにも出ていただきました。
レッスンの途中から自然と腕の可動域が広がってくるのがわかり終わった頃には腕がかなり上がるようになっていました。
最後のセルフチェックの時のメンバーさんのびっくりした表情に僕もびっくりしました🙆♂️
本当『肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜』はすごいなと思いました。
僕は毎日『肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜』のレッスンをしています。
みなさん、毎回身体が楽に軽くなってもらえてます🙆♂️
今日は身体を効率よく使えるようになるためにはどうしたら良いかをお伝えします。
肩甲骨
まず、肩甲骨の動きについてお話します。
肩甲骨の動きは他の関節と違います。
肩甲骨には関節が2カ所(肩鎖関節、肩甲胸郭関節)があります。
関節は骨と骨とが直接ジョイントして成り立っています。
でも肩甲骨はちょっと違うんです。
肩鎖関節は肩甲骨と鎖骨が直接ジョイントしています。
ですが肩甲胸郭関節の場合、肩甲骨と肋骨は直接ジョイントしていません。
上の左側の写真が肩甲骨の裏側(肋骨側)になります、見ると分かりますが平面になっています。
肩甲胸郭関節の動きのイメージとしては、肩甲骨が肋骨という平面の上をスルスルと滑る様に動いています。
肩甲骨はとても自由に動ける骨に聞こえますが、鎖骨に動きを制限されています。
さらに鎖骨は胸骨に動きを制限されています
固定された胸骨に鎖骨が関節で付随し、鎖骨の先に肩甲骨が付随している。
胸骨と鎖骨の関節を胸鎖関節、鎖骨と肩甲骨の関節を肩鎖関節と言います。
どちらも骨の頭文字をくっつけて名前が作られています。
肋骨(胸郭)と肩甲骨はジョイントしていませんが肩甲胸郭関節と呼ばれています。
他の関節も同じように頭文字同士をくっつけて名前ができていることが多いです、良ければ調べてみてください。
肩甲骨の動きは胸鎖関節、肩鎖関節が動いた結果、肩甲胸郭関節が動いていると考えることができます。
ただこの使い方をイメージすると僧帽筋上部と首回りが疲れるので肩が凝ります、肩甲胸郭関節先行で胸鎖関節、肩鎖関節を動かすと肩が凝りにくい使い方になります。
それを踏まえた上で肩甲胸郭関節(肩甲骨)の動きを見てみます。
挙上 下制(上下) 外転 内転(左右) 上方回旋 下方回旋 (回る)
この3つの肩甲骨の動きを踏まえて普段の肩甲骨の位置を確認してみてください。
猫背気味な方は肩甲骨が外転して外側に開き気味です、なので背中をギュッと寄せたりして背中を自分でほぐしてると思います。
肩甲骨を動かしやすくするためには
肩甲骨まわりをほぐすと肩が動かしやすくなる、確かにそれはあると思います。
ですが、肩甲骨だけでは根本的な解決のはならないです。
肩を動かしやすくするために肩甲骨まわりをほぐす
では、肩甲骨を動かしやすくするためにはどうしたらいいのでしょう?
肩甲骨は肋骨と関節としては直接つながってはいませんが、筋肉でつながっています。
ということは、肋骨が柔軟に動くようになれば、肩甲骨も動かしやすくなると考えられられます。
さらに、肋骨を動かしやすくするためにはどうすれば良いのでしょう?
肋骨は背骨と直接、関節を介してつながっています。
ということは、背骨が柔軟に動くようになれば、肋骨も動かしやすくなります。
効率よく身体を使うには
ここまでの話を総合的に考えると、
肩 肩甲骨 肋骨 背骨 全て連動していて、これらを全て同時に解していかないと根本的な解決には至らないと考えられます。
さらに、背骨、肋骨は骨盤とも直接筋肉や関節でつながっています。
骨盤には股関節、股関節から大腿骨を経由して膝関節、さらには足首へとつながっていて…
今まであげた関節を全て同時にほぐしながらしながら整えることができたら、身体がとても楽になり、全身のこりが改善され、自然と身体が効率よく使えるようになります。
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<大阪>06-6399-2980
<東京>03-3568-2120
まとめ
今回は効率よく身体を使えるようにするにはどうしたら良いかについてお話ししました。
普段肩甲骨の位置や動きを意識していないと思います、知識として肩甲骨の位置や動きを知った上で正しく動かすことができると筋肉だけではなく関節、神経への負担も軽減できます。
肩甲骨を楽に動かしやすくするためには、肋骨、背骨を柔軟に動かせるようにする。
それらを踏まえた上で、1番は自分にとって筋肉、関節に無理のない可動域で過度な負担を身体に与えないようにしながら気持ちよくのびのび動かす事ができたらさらに良いと思います。
それらが出来るようになれば、肩甲骨周りが効率よく使われ疲労が蓄積しにくくなり、肩こり予防につながります。
普段肩が凝ってるなって思ってる方ちょっと意識して生活してみてください。
急にそんな事言われても難しいですよね😅
そんな身体の使い方を教えてくれる便利なエクササイズも『肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜』なのです🙆♂️
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本日も少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです。
THD japan 〜日本健康指導協議会〜 認定カキラリスト
長谷川 和範
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