こんばんは、お久しぶりです。 カキラリストの長谷川和範です。
しばらく、記事を書いていませんでした…前半はちょっと忙しくてなまけていました🙇♂️
後半は諸事情がありました🙇♂️
実は癌が見つかってしまい、東京大学附属病院にて入院、手術していました。
病名は「甲状腺乳頭癌」、そこから首回りのリンパ節に転移がありました。
甲状腺全摘出とリンパ腫を摘出する手術だったのですが、場所がやっかいな場所でした。
特に右頸部のリンパ腫が大きく鎖骨の裏側まで広がっていたので、鎖骨がじゃまでした。
なので鎖骨を移動させるために、胸骨を縦に第1.2肋骨の間まで切ってそこから横に切って第1.2肋骨の間を切り離します。
そうすると胸骨右上、部第1肋骨、鎖骨が自由になり、それらを跳ね上げるように胸部を部分的に開くとじゃまだった鎖骨がなくなり視界が良くなりしっかり見ながら手術できるとのことでした。
首回り、特に腫瘍があるあたりには大切な血管、神経があるので特に慎重を期すためにも開く必要があったみたいです。
神経や血管を残しながら手術したいが、腫瘍が癒着してしまっている場合はそれらと一緒に切らなければならない、そうなると声帯が動かなくなってしまう可能性があると、術式を臨機応変に変えながら進めていくとおっしゃていました。
特に僕のインストラクターとしてのお仕事は声で伝えることが多いので声が出なくなると致命的なのでとても心配でした。
全身麻酔で人工呼吸器を入れながら手術するのですが声帯がちゃんと反応するかを見ながら手術するので通常の人工呼吸器よりも太めの物を使っていました。
時折電気を流して声帯が反応しているかを確認しながら慎重に慎重にしていただきました。
結果、予定では6〜8時間で終わる手術が9時間かかってしまったみたいです。
手術の結果…予定通りの結果を出せていただけました🙇♂️
太い人工呼吸器が長時間入っていたので多少の違和感、声枯れはありましたがすぐに声を出すことができました。
こんな長時間集中して丁寧にミスが許されない状態の中やりっきた先生やスタッフの方には感謝しかありません🙇♂️
術後は色々な管が体についていましたが、1週間たった今は全ての管が取れ今日抜糸も終わり3日後には退院する予定になりました。
最初は3週間入院と言われましたが、半分の10日ほどで退院なので自分でもびっくりです😅
さすが東大の先生って感じです🙇♂️
今回は骨を切断しているので骨がつくまで3ヶ月くらいかかると言われているのでしばらくはレッスン(仕事)が出来ない状態になっていまいました。
長期のお休みを取るにあたり今僕がしているレッスンは代わりのインストラクターの方にお願いするのですが、僕の個人的な事情にも関わらず協力してくださる、インストラクター、スポーツクラブのスタッフにも感謝です🙇♂️🙇♂️
僕は社員(雇用契約)ではなく業務委託での契約なので契約した内容とは違う結果になってしまったので契約を切られてしまっても文句は言えません。
ですが、そんなスポーツクラブはありませんでした。
本当にありがたいです🙇♂️
ここで1つ問題なのが僕は働かないと収入がありません…
約3ヶ月分の収入は¥0です…
しばらく働かなくても生活はしていけるのですが…¥0は¥0です😅
ですが安心してください🙆♂️
ちゃんとがん保険に加入していました🙆♂️
なので、かかった治療費も生活費も大丈夫です🙆♂️
前振りが長くなってしまいましたが、
今回は民間の医療保険の仕組み、国民健康保険、健康保険の仕組みについて簡単に書かせていただきます。
- よく保険は…
- 民間医療保険の設定金額の仕組み
- 保険の見直し方
- 国民健康保険 健康保険
- 高額な医療費をなくす
- 当面の生活費の確保
- どんな医療保険(保証)を選ぶべきか?
- まとめ
- 病気を予防し健康な体を作るには?
よく保険は…
一時金が〜円でて、入院1日〜円、かかった医療費にが全て賄えますとか。
残った家族のために死亡保証をつけて、身体に障害が残った場合は、一生毎月〜円でます。
先進医療、高額医療の保証は別でこれをつけると最高2000万円まで保証しますとか…
いろいろな保証がセットですすめられることが多いと思います。
ですがこれらの保証は全てバラバラにして考え組み合わせることが出来ます。
今回は僕の保険の契約内容を例にしてみたいと思います。
今回僕は2つの保険を使うことができます。
1つは癌に特化した医用保険、良くいう『がん保険』です。
もう1つは『医療全般(ケガを含む)を保証』するもの。(保険の中にがん保険が入っている)
この保険は名前の通り癌が見つかった時にのみ支払われる保険です。
保証内容
・診断一時金保証
単純に癌が見つかると支払われるお金です(しばらく働けなくなるので生活防衛資金と考えるとわかりやすいと思います)
・入院保証
入院した時に1日〜円決まった金額と入院した日数分支払われるお金
・先進高額医療保証
1回限度額1000万円まで、通算2000万円。
医療全般保険
・診断一時金保証
こちらの場合は6大疾病(急性心筋梗塞、脳卒中、重度の糖尿病、重度の高血圧疾患、慢性腎臓病、重度の肝硬変)と癌が見つかった時に支払われる(生活防衛資金)
・入院(通院)保証
かかった実費(健康保険で支払われる金額)に対して全額支払われる
*食事、パジャマ、個室など健康保険が使えないものは除く。
・6大疾病、癌以外の病気での入院保証
1日〜円決まった金額と入院した日数分支払われる
・ケガによる入院保証
1日〜円決まった金額と入院した日数分支払われる
・重度のケガ保証
骨折、脱臼、腱断裂など大怪我をした時に支払われる一時金(生活防衛資金)
僕の加入している保険はこんな内容ですが他にもいろいろな種類の保証、保証金額の違う保険にはあります
具体的な金額、保険会社は伏せましたが、ざっくりですがこんな保証内容なものに加入しています。
民間医療保険の設定金額の仕組み
がん保険、医療全般保険ともに上記にあげた保証をいくつかまとめてセットにし、月額〜円という形でお金を支払っています。
中には本当にセットになっていてバラせない保険もありますが。
セットで入っているのだからまとめた方がお得なのでは?と考えてしまいますが実はお得になっていません。
それにセットという考え方が間違っている場合もあります。
僕の医療全般保険で見てみると
診断一時金保証 〜円
入院(通院)保証 〜円
上記の6大疾病、癌以外での病気での入院保証 〜円
ケガによる入院保証 〜円
重度のケガ保証 〜円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
計 〜円
みたいな感じで計算されています。
保険の見直し方
上記に挙げた、この保険で
「ケガによる入院保証」「重度のケガ保証」は必要ないかな…って思われる方はこの2つの保証を抜くことができます。
そうすると、単純に2つの増やした保険料が安くなります。
または、がん保険にはあった
「先進高額医療保障」が必要だなって考えるのであればその保証を増やすことができます。
そうすると、増やした分の保険料が高くなります。
また、具体的に金額を出しますが入院保証で
入院1日につき 5000円 => 10000円
に増やすと保険料も高くなり、逆に減らせば安くなります。
こういう作業が良く聞く保険の見直しといいます。
時代のよってかかる病気や医療費も変わってきて、新しく発見される病気もあります。
昔の保険内容だと保証されない病気もあるみたいなのでたまに見直しみるのもいいかもしれません。
特に保険料は切り換え年齢になり更新するときは同じ保証内容だと一気に保険料が上がります。
僕の保険は再来年2.5倍くらいに保険料が増える予定です。
なのでそれまでに見直そうかなと考えています。
これから、高齢化がさらに進み、保険料がさらに上がる可能性もありますし。
インフレなどの影響により今よりもお金がかかる世の中になっています。
医療保険などの固定費の見直しはとても重要です。
国民健康保険 健康保険
今まで書いてきたのが、民間企業がやっている医療保険の話でした。
ここまで書いてますし、僕も加入しているので民間の医療保険をお勧めしているわけではありません。
逆に入る必要はないとも考えています。
何故なら、みなさんはすでに医療保険に加入していますし、保険料も毎年支払っているはずだからです。
それは何かというと、国民健康保険、健康保険です。
保険料の支払い方、保証のしかたが民間の医療保険とは違いますが、これらも医療保険と言えると思います。
国民健康保険、健康保険は医療負担が3割負担になるくらいにしかざっくり理解できていないと思います。
ですが他にもいろいろな保証があります。
僕もそんなに詳しくありませんが…
ここで、「なぜ民間の医療保険に加入するか?」と考えると、病気やケガになった時の高額にかかる医療費、当面の生活費の不安を解消するために加入しているのではないでしょうか?
ということは、病気やケガになった時の高額にかかる医療費、当面の生活費の確保ができれば、加入する必要がないということです。
高額な医療費をなくす
僕の今回の医療費がいくらかかるのか…まだ入院中なのでわかりませんが安くはないと思います😅
ですが、今回かかった医療費を減額することはできました。
それは、国民健康保険、健康保険のなかの一つの保証を使ったからです。
それは、「高額医療費制度」です。
高額医療費制度
この制度は、国民健康保険、健康保険どちらにも含まれる制度です。
この制度は、医療費の家計の負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヶ月(歴月:1から末実まで)で上限を超えた場合、その超えた額を支給する制度です。
わかりやすくいうと、毎月の支払う医療費がある一定の上限金額まで到達したらそれ以上かからないということです。
支払う上限金額は収入によって異なります。
もっと詳しく知りたい方はこちらをクリック
国民健康保険、健康保険には他にも様々な制度があります。
上記では制度と書かせていただきましたが、見方を変えれば保証と同じ見方ができると思います。
制度を条件に合わせながら使うことができれば、医療費を飛躍的に削減できます。
これが高額な医療費をなくすと言えると思います。
ただ、¥0にはならないので、ある程度の蓄えがあったほうが安心です。
当面の生活費の確保
こちらは単純に貯金をするってことです。
では、貯金するお金はどこから出すのか…民間の医療保険を払っているつもりで考えればわかりやすいと思います。
毎月支払っている保険料をそのまま貯金に回すことができたのなら、始める年齢や目標とする金額にもよりますが、それで十分当面の生活費は貯まると僕は考えます。
実際僕は20歳くらいから、医療保険、年金保険などに親の影響もあって加入していました😅
来年2月には50歳になるので、もし今まで支払ってきた保険料を考えるとそう思うからです。
約30年間支払ってきた保険料を貯めてきたのなら、国民健康保険の医療費制度を使いながら医療費を支払うことができるのだれば民間の医療保険は必要なかったと思います。
そんなことを後から言っても意味がないことはわかっていますが😅
どんな医療保険(保証)を選ぶべきか?
それは、個人個人違うと思います。
年齢、家族構成、健康状態、年間にかかる生活費など…自分がこれは絶対必要であると思うものは加入すべき保証だと。
わかりやすく例えるなら、上記にはありませんでしたが「死亡保証」(亡くなったら〜千万もらえる保証)です。
ご家族があり、小さなお子さん、奥様がいらっしゃるご家庭では、もし自分が亡くなったときに生活が心配であれば、加入すべきかもしれません。
逆にお子さんが独立し、残されたご家族の生活に心配がなければ加入する必要はないと思います。
一番大切なことは、保険料が自分の負担になりすぎないようにすることです。
無理がない予算で自分に合った最適な保険を選ぶことです。
まとめ
じゃ、民間の医療保険に入るべきなのか?入らないべきなのか?
それは…自分で決めてください🙇♂️
僕は若い頃、親、知人などの影響により深く考えず民間の医療保険に加入しました。
途中から考えるようになり、自分の置かれている状況、個人事業主で有給休暇もないので働けなくなったら収入が¥0。
生活費はどうにかなるだろうと考えた時に医療費が自分の生活を圧迫させないためには…と考えて保険内容を見直し今の保証に組み替えました、結果的に以前の支払いの半分まで抑えることができました。
そんな中、癌が見つかった…って感じです。
僕は今回とても医療保険に助けられました。
ただ、たまたまです。
一番は病気にならないことです。
病気にならなければ、健康な体でいることができれば、医療保険も全く必要としない健康でいることそのものが医療保険の役割を果たすと思います。
健康な体でなるには、適度な運動、食生活、定期的な検診など色々あります。
これらは自分でできることですよね?
よく、忙しいから…めんどくさいから…時間がないから…
できない、という人がいます、僕もそうだったのかもしれません。
でもそれって「できないん」じゃなく「やらない」だけなんです。
ちょっと時間を作ってちょこっと行動すればできることだと思います。
とても恥ずかしい思いをし書きながら反省してます。
家族を不安にさせとても迷惑をかけました。
それに手術はとてもきついし痛いです、もう2度とやりたくないと思いました。
上記に書いた適度な運動、運動が苦手なかとも多いかと思いますが…
ちょうど良い、短時間でも良いエクササイズがあります。
病気を予防し健康な体を作るには?
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