今年は春の訪れが早く、梅雨入りも全国的に平年より記録的な早さとなりましたね。脳の血管が詰まって起こる脳梗塞は、梅雨時から8月にかけて発症する人が増えるそうです。そこで今回のテーマは、「脳梗塞について」です。
こんばんは
訪問してくださり、ありがとうございます。
毎月 第1・第3木曜日と
奇数月 第5木曜日を担当している広島県福山市在住のChieです。
梅雨の風物詩といえば梅しごと。
先日、梅の実を収穫しました。
まだ木が小さいので、収穫量はほんの少し。
実を洗って水に漬けると、一個一個が透明なガラスの膜にくるまれたように見える様子が何ともいえない美しさ。「今年も見られて良かった」としみじみ。
梅しごとの間、部屋中に漂う梅の甘酸っぱい香りも、この時季ならではの楽しみです。
脳梗塞とは
脳の血管に血栓(血液のかたまり)が詰まる
↓
血流が途絶える
↓
脳の組織が酸素、または栄養不足になる
↓
脳の組織が壊死、または壊死に近い状態になる
これが脳梗塞になる過程。
脳の血管が詰まることで、思考、感情、運動、呼吸などをコントロールする脳がダメージを受けてしまう病気です。
脳梗塞がきっかけとなって、認知症を発症したり、後遺症が残って介護が必要になったりする高齢者も多いのが現状ですが、最近は40~50歳代で脳梗塞と診断される人が目立っているそうです。
夏に増える原因は脱水
夏に脳梗塞が増える原因は、脱水。
ヒトの体は、約60%が水分ですが、夏の暑さや激しい運動で多量の汗をかくと、血液中の水分量が不足。血液がドロドロになり、脳の血管を詰まらせる血栓ができやすくなってしまうのです。
脳梗塞を発生させる要因については次のとおり。
脳梗塞を発生させる危険因子には、高血圧や不整脈(心房細動)、糖尿病、喫煙、肥満などがあります[1]。高くなった血圧や乱れた血流が血管を傷つけて血栓をつくり、血管はしだいに硬くなっていきます。そうしてできた動脈硬化が、脳梗塞を起こします。メタボリックシンドロームも脳梗塞の危険因子の一つです。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-006.html
(2021年5月31日に利用)
発症について、時間的には夜間から早朝にかけての睡眠中と起床後が多いそうです。
夏は就寝中も汗をかくので、脱水状態になりやすいもの。
特に高齢者は、のどの渇きを感じにくく、脱水状態になりやすいうえ、夜間のトイレを避けようとして水分摂取を控えることも原因に。
このほか、夏風邪などによる発熱、食あたりによる下痢も脱水の原因になるので注意が必要です。
特に、梅雨から夏にかけては、食中毒が発生しやすい時期。まさに今から要注意。気を付けたいものです。
前触れの症状を見逃さないで
脳梗塞の場合は、「前触れとなる症状」が現れることがあります。
血栓ができても、自然に溶けて流れ去ることで血流が回復してその症状がほどなく消えてしまうのですが、この段階で適切な治療を受けることができれば、本格的な脳梗塞を防ぐことができます。
「朝ご飯を食べていたときのこと。手に持っていたお茶わんをポロっと落とした母親の異変に気付いて、すぐに救急車を呼んだ」
これは、私の身内の話です。
「言葉がちゃんとしゃべれなくなって、ろれつが回らなくなったのですが、子供が救急車を呼んでくれた」
これは、私のご近所ママの話です。
決して他人事ではなく、誰もが発症する可能性のある病気です。
一刻も早い対処が命と未来を救う
前触れとなる症状も、脳梗塞の症状と同じ。
□ろれつが回らない
□うまく言葉を出せない
□片方の手足が動かせない、しびれる
□顔の片方がゆがむ、しびれる
□片方の目が見えにくくなる、見えなくなる
□食事中に箸(はし)を落とす
□食事中に茶わんを落とす
□頭痛、めまいを感じる
…などがあります。
これらの症状に一つでも当てはまることがあったら、おかしいな、と思ったら、たらためらわずに救急車を呼び、適切な治療を受けることが大切です。
命を救うだけでなく、運動麻痺や感覚、言語などの障害が後遺症として残るのを防ぐことにつながります。
水分補給で血栓を防ぐ
夏の脳梗塞を防ぐためには、こまめな水分補給が大切です。
就寝前、起床後にコップ1杯の水を飲むことが脳梗塞の予防につながるといわれています。適度な水分補給は、熱中症の予防にもなります。
高齢期の水分の取り方などについて
「kewpie」のサイトで具体的に紹介してあります↓
ノンカフェインのお茶も
「お茶で水分補給したいけど、利尿作用のあるカフェインが気になる」というあなた、麦茶やルイボスティーはノンカフェインです。
そして、柿の葉茶も。
私は今年、柿の葉を摘んで、柿の葉茶を作りました。
ビタミンCはレモンの20倍といわれるほど豊富で、しかも、柿の葉に含まれるビタミンCは、熱や加工に強い「プロビタミンC」だそうです。
味もまろやかで、飲みやすくておススメです。
通販でも手に入れることができますよ。
食と運動を柱に血流改善
脳梗塞の危険因子は、冒頭でお伝えしたように、高血圧や糖尿病など生活習慣病のほか、喫煙、肥満が挙げられています。
良質な睡眠とともに、栄養と運動を柱に、毎日の暮らしを意識しませんか。
今が旬の梅は、血流改善の働きがあるビタミンE、疲労回復等に効果的なクエン酸などが豊富に含まれている、優れた果物です。
脳梗塞は、年間を通じて、夏と冬に多いそうですが、冬に多いのは、寒さで運動不足になりやすく、体を動かさないことが発症とかかわっているとされています。
コロナで外出の機会が減って、冬じゃなくても運動不足になっている人が多いと聞きます。
健康維持・増進、ダイエットなど、体に関するいろんな情報があふれている今。
実際に何をどう選択したらいいのだろう?と思いますよね。
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二十四節気では、6月5日から芒種に。芒種とは、広辞苑(第五版)を開くと、「芒(のぎ)のある穀物をまく時期の意」とあります。芒とは、米や麦などイネ科の植物が実ったときに見られる針状の突起。
私は今年初めて、JAグループの「バケツ稲づくり」にトライしています。
無事に大きくなって、実りの秋に芒を見ることができるといいな、と思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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~Chie~
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