日の出が遅くなり、日が沈むのが早くなってきました。秋の気配を少しずつ感じるころです。柿の実が色づく季節もすぐそこまで来ているよう。暑さで体を動かすことが少なかったり、在宅ワークや外出自粛などで運動不足になったりしている今。「体を動かさなくちゃ」と思っていませんか。運動不足を解消する方法として、ありとあらゆる情報、いろんなコトがありますが、楽しくてカンタンにできて、続けられるコトを紹介したいと思います。
訪問してくださり、ありがとうございます。
毎月 第1・第3木曜日を担当している
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストのChieです。
記録的な大雨、コロナの感染拡大が続いています。
3年前の西日本豪雨災害で、うちの家業も甚大な被害がありました。
今も影響が続いていて落ち着かない日々の中ですが、できる備えをしているところです。
体への影響も深刻。
「エアコンの効いた室内にいると、体は冷えて水分をためこんでしまう状態に。今年は酷暑。その後、急激な気温低下とこの長雨です。秋口に気温が下がってきたとき、体に水分がたまっていると喘息発作やひどい鼻炎などを起こしやすくなります。できるだけ水分を排出して、必要な熱を蓄えておきましょう」
と、知り合いの助産師さんから、つい先ほど連絡がありました。
体を動かす。温かい飲み物、レッグウオーマーなどで体が冷えないようにする…。
できることから始めたいものです。
運動不足の体とは?
「筋肉が1キロ減ると、1日およそ50キロカロリーの基礎代謝量が落ちる」
と耳にしたことがありませんか。
そもそも「基礎代謝」ってよく聞く言葉ですが、正確にはどういうことでしょう。
基礎代謝とは─
「生命を維持するのに必要な最小のエネルギー代謝」(広辞苑第五版)とあります。
「普通、仰臥(ぎょうが)安静にしている状態で一定時間に消費する熱量で表す」とも。う~ん、難しい!
要するに、基礎代謝量とは「まったく体を動かさずに寝ているだけでも消費されるカロリー」のこと。
運動しない生活を続ける
↓
筋肉量が減る
↓
基礎代謝が低下
↓
エネルギーに変えられなかった栄養が体に蓄積する
↓
太る
というように、運動不足の体は筋肉量が減り、代謝が落ちて太りやすくなります。
さらに、追い打ちをかけるように、「加齢に伴って基礎代謝量は低下する」という残念な現実も…。
加齢は止められませんが、運動は思い立ったが吉日。
その日、その時から始められます!
筋肉量を増やして代謝を上げるチャンスです。
あとだしジャンケンで負ける
いざ運動するとなると、ついつい頑張ってしまい、疲れて続かない
気合を入れて道具は買いそろえたものの…
という経験、ありませんか。
バブル全盛期に20代を過ごした私には、おおいにあります!
テニス、スキー、ゴルフなど、道具もウエアもどっさり。
ブランドものは、それなりのお値段。
ギンギラギンのラメが入ったハイレグ(死語ですね…)の真っ赤なレオタードなんて、どうしようもありません。思い出すと顔が赤くなります。
今はもう何ひとつ手元にありませんが、よく買ったもんだよなぁとしみじみ思います。
それはともかく。
特別な道具も何も要らず、体一つでできるコトとしてお勧めしたいのが、
「あとだしジャンケンで負ける」。
昔々、私が幼稚園に勤めていたころ、子どもたちとしていた手遊びです。
「あとだしジャンケンで負ける♪ ジャンケンポン!」
と、私がグーを出したら
子どもたちは「ポン!」と、あとだしでグーに負けるチョキを
すかさず出す
私がチョキを出したら
子どもたちはパーを出す
というもの。
リズミカルに楽しく歌いながら、
スピーディーに。
「すかさず出す」
「ポン!を元気に勢いよく」
がポイントですよ~。
家族とこの手遊びをしたところ
最初のうちは「え~っと、パーに負けるのは…」と戸惑っていましたが、
回を重ねるうち、だんだんスピーディーに、すかさず、負ける手が出せるようになりました。
「自分でも頭の回路がつながるのが、何となくわかるような気がした!」
と、目を丸くしながら言っていました。
これは、いつでも、どこでも、一人でもできます。
「常に、右手が左手に勝つようにする」など、
ルールを決めてトライしてみませんか。
できるようになったら、「リズミカル&スピーディーに」を目標に。
「あとだしで負ける」だけでなく、
「あとだしであいこ」などのパターンもOK。
あとだしで負けるのがちょっと難しいな、と思うときは、
「あとだしであいこ」から始めるのもおススメです。
加齢で衰える神経から筋肉への伝達
この手遊びは一見、単純に思えますが、実は、脳とカラダがつながっているからこそ、できること。
目で見た情報が脳に伝わる
↓
どうすればいいかを判断して指令を出す
↓
運動神経を通じて筋肉に伝わる
↓
手を動かす
加齢によって筋肉が衰えることはよく知られていますが、
神経から筋肉への伝達も、残念ながら衰えていくそうです。
「いくら筋力があっても、脳の指令がうまく伝わらなければ、カラダは動かない」
ということですね。
ふとした拍子につまずきやすくなったり、
カラダが思うように動かなくなったりしたときに
「筋肉が落ちた」
「体力がなくなってきた」
と思いがちですが、実は、脳からの指令に基づく運動神経からの伝達、筋肉の反応がスムーズにできていないからかもしれません。
若さいっぱいのあなたも、さらなる認知機能アップのために。
アタマとカラダの伝達距離を何となく感じているあなたも、
カラダをスムーズに動かすために。
手指を使って、ご自身のカラダと向き合ってみませんか。
人は、刺激や変化が少ない生活を続けていると
身体能力や認知機能などがだんだん衰えてしまうそうです。
「新しいことをすると脳が喜ぶ」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
いつもと違うこと、変化による発見、驚き、感動、学びによる新しい知識の習得。
どんなに小さなことでもいいから、毎日の暮らしの中で
ドキドキ、ワクワクすることを見つけて
脳やココロをうんと喜ばせたいものです。
一人じゃ続かなくても誰かと一緒なら続く
人とのつながりから生まれること。
人が自分にもたらしてくれること。
それがどんなにたくさんあるか。
どんなに有り難いか。
新型コロナウイルスをきっかけに、そんなことを感じた時間があるとしたら。
カラダを動かすのも、一人じゃ続かなくても、
誰かとつながり、
一緒に楽しめるなら続くかもしれません。
国内外に広がっているエクササイズ
誰かと一緒にできるコト。
お金がかかる特別な道具も要らず、体一つでできるコトとして、何よりもお勧めしたいのが、私たちがお伝えしている肋骨エクササイズ「KaQiLa~カキラ~」。
今、国内外に広がっています。
KaQiLa~カキラ~には、手指を意識して使える動きもバッチリ盛り込まれていますよ。
↓レッスンが受けられる場所はコチラに
受講したい|KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!
カキラリスト(カキラのインストラクター)の養成コースが
始まっています。
カラダについて知り、
カラダの使い方を知り、
カラダの動かし方を知ると、
カラダが愛おしくなり、大事にしなくては、と思うようになるでしょう。
↓養成コースについてはコチラに
「Sailin28己抄呼~Misako~倶楽部」は、栄養についてのお話、その季節、その月ごとに行いたいこと、レッスン動画など、充実の内容です。
KaQiLa~カキラ~の考案者・己抄呼~Misako~先生とつながることができ、学ぶことができる、またとないチャンスです。
お問い合わせは
Tel:06-6399-4170
THD,Japan~日本総合健康指導協会~大阪オフィス
自分で体の痛みやコリを取る方法であるKaQiLa〜カキラ〜の本も出版されています。
首、肩、腰、ひざ、股関節など、体の痛みに悩むあなたにお勧めしたい本です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
日々の暮らしの中にはいろんなことがありますが、自分の体を意識する時間、深く呼吸する時間を、少しでもいいので持ちながら、心身ともに元気で過ごしたいものですね。
~Chie~
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