介護脱毛という言葉をご存じでしょうか?
私は恥ずかしながら全く知らず、
介護を経験する中で知りました。
毎月
第2・第4土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
介護脱毛とは?
介護脱毛を考えている方が
ここ10年右肩上がりで増えています。
特に40代以降の方々が
介護脱毛を考えていると思われます。
自分が介護をしたときの経験と
される時のことを考えるからです。
そして、
考えるきっかけとなるのがシモの世話です。
本当に介護脱毛は必要なのか?
私が初めて介護をしたときに思ったことは
排泄介助の大変さです。
介護をされる側とする側の
ストレスは相当なものです。
介護される側は特に罪悪感を感じています。
私が介護をしているときも
「こんなことさせてごめんね」と
何度も何度も言います。
私としてはあやまるよりも
「ありがとう」と言ってもらった方が
嬉しいなと思います。
なかなか「ありがとう」と言えないのは
わかっているのですが・・・
そして、介護をしていてとても助かったのが
介護脱毛をしていてくれたことです。
介護をされる側、する側のストレスは
半減するんじゃないかと思うほど
とても簡単にそしてスピーディに
排泄介助を行うことができました。
もちろん、
介護脱毛にはメリット、デメリットが
ありますから、
そこは理解しておく必要があります。
介護脱毛のメリット
排泄介助がしやすい
デリケートゾーンに毛があると
排せつ物が毛に絡まり
介助が大変になります。
特に軟便だと毛についた便をふき取るのは
とても時間がかかります。
また、すぐに介助ができればいいのですが、
時間がたてばたつほど便が乾き、
さらに時間がかかります。
介助される側は毛が引っ張られ
痛い思いをしなければなりません。
もし、
毛がなければ基本的に拭くだけでいいので
お互いのストレスは軽減されます。
炎症や感染症の予防になる
便が毛に付着している時間が長いほど
肌の炎症や感染症のリスクはあがります。
自分で排泄ができれば清潔に
保つこともできると思いますが、
介助が必要な場合は
どうしても拭き残しがあることもあります。
お風呂に毎日入ることができれば
問題ないかもしれませんが
高齢者施設などでは
だいたい週2回の入浴となります。
そのため、拭き残しがないよう
注意しながら介助をおこないます。
毛がなければ、拭き残しはなくなりますので
肌の炎症や感染症のリスクは
かなり軽減されます。
ニオイ対策ができる
下腹部は
細菌が繁殖しやすいところでもあります。
そのため、
ニオイも他のところよりも強いと思います。
毛がないとニオイの心配は
ほとんどないと思います。
介護脱毛のデメリット
人は高齢になると自然に
毛は薄くなっていきます。
なので、急いで脱毛をする必要は
ないのかもしれません。
わざわざ脱毛をしなくても・・・と
思いますがデメリットもお伝えしますね。
脱毛後、元にもどせない
永久脱毛をされた方なら
ご存じだと思いますが、
一度脱毛をしたら、
その部位には毛は生えてきません。
なので、すべてを脱毛するのではなく
少し残して脱毛するという方が多いようです。
温泉に入るときに少しくらい毛があった方が
恥ずかしくないと
思われる方が多いみたいです。
施術が恥ずかしい
これは誰でも思うことですよね。
私もその一人です。
だからこそ、どのように施術するのかは
事前に相談できるところが多いみたいです。
納得するまで
相談をされることをお勧めします。
まとめ
今は、
介護が当たり前となりつつありますが
人の手を借りながら、そして、
自分に万が一介護が必要になったとき
どうしてほしいのか考えるきっかけに
なればいいなと思います。
私が仕事で行かせてもらっている
高齢者施設スタッフの言葉が
今でも忘れられません。
「私、介護の中で一番好きなのが排泄介助なんです。なんかスッキリするじゃないですか。相手の方にもサッパリ気持ちよくなってもらえて。とっても嬉しいなって思うんです」
私には尊敬しかありません。
正直こんな風に考えたことなかったので。
それでも、
この言葉を聞いてから考え方を
少しずつ変えるようになりました。
まぁ介護を受けない自立した生活を
目指すのが一番なんですけどね。
そのために日々の積み重ねに
こちらの運動はいかがですか?
私もこちらの指導をするようになって
一緒にカラダ整えさせてもらっています。
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