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海外でもカキラ。健康の鍵をにぎる質の良い睡眠。メラトニンとは?

「グェ、グェ」と太く伸びる声が空から聞こえてきて、ふと見上げると、鴨たちがV字をなして渡って行きました。

生物は、昼夜の変化の概日リズム、潮汐の変化の月周リズム、季節の変化の年周リズムなど様々なリズムに応じて、生命活動のリズムを対応させて生きています。それらの変化に対応するために、生物の体内には、時間の変化を測定する機構、生物時計(体内時計)が存在するそうです。

渡り鳥も、この生物時計によって季節の渡りを開始し、太陽の位置から方向を推察して目的の場所へと渡って行きます。ベルリンの鴨たちは、どこへ渡るのかな?

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こんばんは、Tamakiです。今日は、一日のリズム、季節のリズムの調整作用を持つメロトニンのお話をお伝えします。

睡眠を司るホルモン メラトニンとは

メラトニンの分泌

メラトニンとは、脳のほぼ真ん中にある松果体(松かさに似たトウモロコシひと粒ぐらいの大きさの器官)で合成され放出されるホルモンです。

メラトニンは、昼と夜の周期に反応して分泌され、一日24時間の生活の中でみられる体の生理的な変動を調整しています。

夜暗くなると脳から出てくるのがメロトニン。だから、メロトニンは、「眠りを司るホルモン」と呼ばれます。

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脳の松果体メラトニン量が増加すると、それらは、血液にのって全身の臓器にあるメラトニン受容体に伝えられます。

メラトニンはホルモンなので、メラトニンの受容体を持つ特定の臓器や器官(細胞)にだけ作用します。

メラトニンを鍵だと想像して下さい。鍵は形の合う鍵穴に結合しないと開けられませんね。それと同じ様にメラトニンが作用するのは、メラトニンの鍵の形にあった鍵穴を持つ受容体に届いた時だけです。

ピッタリの鍵穴を持った受容体に届き、結合すると、それが刺激となって標的となる器官に特定の作用を引き起こします。

その結果、脈拍の低下、血圧の低下、深部体温の低下が起こり、体は眠りにつく準備ができ、眠気を感じるようになるのです。

メラトニンと光の関係

体が眠りにつきやすいように導いてくれるメロトニンですが、現代生活では、このメラトニンの分泌を阻害するやっかいなものがあります。

それは、寝る前の強い光。夜間にコンピューターや携帯の画面を見ることです。

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目からの強い光の刺激は、視神経から脳の視床下部にある視交叉上核へ伝わります。この視交叉上核という約2万個の神経細胞の集団は、「活動リズムをつくる一種の時計の発振器」のような働きをしています。そのため、ここを刺激されると夜にもかかわらず、日中だと脳が認識して、メラトニンの分泌を押さえてしまうのです。その結果、体は睡眠モードへ移行していくことができず、眠気がやってこない、ベットに入っても寝付けないという状況に陥ります。

メラトニンは「眠りを司るホルモン」ですから、日中は出てきて欲しくないですよね。

大丈夫、ちゃんと、体は切り替わるようになっています。

朝、目を覚ましてカーテンを明け、太陽の光を浴びると、その刺激が視交叉上核へ伝わり、生物時計(体内時計)の針がリセットされ、睡眠モードが活動モードへと切り替わります。そして、生物時計(体内時計)はメラトニンの分泌を止める信号を松果体に出し、日中は殆ど分泌されません。分泌が止まってから14時間〜16時間の日中の活動時間を経て、生物時計(体内時計)は再び、メラトニンを分泌するように指示を出し、体を睡眠モードへと誘います。

メラトニンの分泌はずいぶんと光の作用を受けています。光の刺激を上手に使って良い睡眠を手に入れたいですね。

朝は太陽の光を浴び、夜は過剰な光の刺激を控えましょう。

太陽の光・睡眠と覚醒のリズムの関係についてはコチラ

 

rokkotsu113.hatenablog.com

メラトニンの分泌を減少させる要因

光の刺激がメラトニンの分泌を減少させる事は、すでに述べました。

その他にメラトニンの分泌を減少させる要因は何でしょう?加齢があげられます。

メラトニンの分泌量は10歳ぐらいの時期がピークだと言われています。子どもが日中活動して夜はコテンと寝てしまうのは、メラトニンの分泌が盛んなのです。一方、高齢になり睡眠時間が短くなりやすいのは、メラトニンの分泌量が少ないからだという考えもあります。

また、メラトニンの分泌を減少させる要因にストレスが関係しています。

メラトニンの分泌に重要な役割を果たすのは「セロトニン」です。実は、メラトニンの直接の材料となるのは、セロトニンなのです。

セロトニンとは、日中にメラトニンと入れ替わるように分泌が高まる脳内神経伝達物質で、「日中の活動を司る」ものです。

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セロトニンは、精神のバランスを安定させてくれることから「幸せホルモン」とも呼ばれていますね。

ストレスに曝されることが多くなると、「ストレスホルモン」と呼ばれる物質が増え、「幸せホルモン」と言われるセロトニンの働きが弱まります。

そのため、慢性的なストレスを抱えていると、セロトニンの分泌が弱まり、結果、メラトニンの分泌も減少してしまいます。

ストレスについては、AKIがたくさんの記事を書いています。

例えば、コチラ↓

rokkotsu113.hatenablog.com

まとめ

質の良い睡眠は、健康を維持する上でとても大切ですね。

質の良い睡眠のススメについてはコチラ↓

rokkotsu113.hatenablog.com

体を自然な眠りに誘って入眠するためには、眠りを司るホルモン、メラトニンの分泌が必要でした。

そして、そのためには、朝は太陽の光を浴びること、夜は携帯やコンピュータなどの使用を控え、目への強い光の刺激を抑えるなど光の作用を上手に利用することが大切だと分かりました。

そして、メラトニンの材料はセロトニンでしたから、日中にセロトニンを増やすことも、質の良い睡眠の鍵を握っていました。セロトニンの分泌を妨げないためには、慢性的なストレスを抱えないことが必要でした。

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メラトニンの分泌を高めるエクササイズ

ストレス軽減には軽い運動が効果的です。

その中でも、私達がレッスンの行う肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜はオススメです。

カキラを受講した方々を対象としたアンケートでは、多くの方が「ストレスが解消した」と答えています。

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KaQiLa~カキラ~の効果について、レッスン受講者からアンケートに回答した895名のデータを収集。 そのアンケート結果を大阪府立大学 教授・吉武 信二 博士に分析評価いただきました。

KaQila~カキラ~の効果の分析評価結果(大阪府立大学 教授 吉武 信二 博士)|KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!

ドラマティックな音楽と共に舞うような動きのカキラ。

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暗く厳しい冬がベルリンにはもうすぐやってきますが、KaQiLa〜カキラ〜のレッスンで、たくさん笑って「幸せホルモン」セロトニンの分泌を高め、夜はぐっすり眠って元気に過ごしましょう。

本日もお読み下さってありがとうございました。

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