訪問してくださり、ありがとうございます。
毎月第1・第3木曜日を担当している、広島県在住のChieです。
今、広島県でも、コロナの感染が急拡大しています。
「うつさない、うつらない」ためにできることを続ける日々です。
しかし、コロナが世に出てからというもの、新しい言葉が次々と生まれていますね。
これまで目や耳にすることがなかった言葉が、当たり前のように飛び交っているのが現状。
「3密」「濃厚接触」「市中感染」「コロナ太り」「黙食」「不要不急の外出」「自粛警察」「マスク会食」…など、挙げればきりがありません。
先日、「まんえんぼうし」と入力したところ、「万円帽子」と即座に変換した我がパソコン!「まん延防止」とは出てきませんでした…。
さて、昨年の今ごろ、歯医者さんへ行ったときのこと。
「コロナの影響で虫歯の患者さんが増えているんですよ」と聞きました。
「コロナ虫歯と言われている」とも。
コロナ虫歯も、新たに生まれた言葉の一つですね。
歯は、命を支える大切な咀嚼(そしゃく)器官。
自分の歯でしっかりかみ、食べたいもの、季節の恵みをおいしく食べられることは、かけがえのない幸せであり、切実な願い。
そこで、今回は「歯」をテーマに経験を交えてお伝えします。
- 身体の中で最も硬いのは?
- 歯の数は通常28本
- 80歳になっても20本以上の歯を保つために
- 骨よりも硬い歯のエナメル質を溶かす酸
- 口の中は中性
- あなどれない飲み物のpH値
- 医療の現場を守るために
- 身体をバランスよく整える運動
身体の中で最も硬いのは?
身体の中でいちばん硬いのはどこでしょう?
答えは、歯の表面をおおっているエナメル質の部分です。
ものの硬さを1~10段階に分けたモース硬度という指標でみると、水晶(モース硬度)と同じくらいの硬さがあるそうです。
虫歯は、細菌によって歯が破壊されていく感染症。
歯の表面をおおっているエナメル質は、人体で最も硬い組織ですが、細菌が作り出した「酸」によってその硬い組織が溶かされてしまう怖い病気です。
歯の数は通常28本
親知らずが生える場合も
歯は上下左右で通常28本あります。
親知らずが上下左右の奥に生えると32本。
「横向きに生えてきた」「うまく歯磨きができない」「親知らずに押された歯が移動して、歯並びが悪くなる恐れがあると歯医者さんに言われた」などの理由で、抜歯した人が多いのではないでしょうか。
親知らずを抜歯
私は20代のころ、4本の親知らずを抜歯しました(現在57歳です)。
きっかけは、「ほかの歯の治療のために、抜歯した親知らずを移植歯として使った」という友人のハナシ。
今では珍しくないのかもしれませんが、さかのぼること30年ほど前の当時、「そんなことができるなんて」と驚きました。
虫歯もなく、歯医者さんに行く機会があまりなかったのですが、その歯医者さんに自分の歯を診てもらおう!と思って受診したところ…
「親知らずが上下左右に4本あり、横向きや斜めに生えています。このままだとかみ合わせや歯並びが悪くなる状態なので、抜歯したほうがいいです」とのこと。それから順次、4本すべて抜歯しました。
ただ、私の場合は抜歯したほうがいい状態だったのでそうしましたが、必ず抜かなくてはならない、ということではありません。
きれいに生えていてほかの歯などに影響がなければ抜歯せずに済む場合もあります。
歯は二度と生えてこない咀嚼器官。
大事にしたいものです。
80歳になっても20本以上の歯を保つために
あなたには現在、歯が何本ありますか。
「8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動」という言葉をよく耳にされると思います。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」というこの運動は、今から30年以上前の1989(平成元)年に、厚生省(当時)と日本歯科医師会が提唱して開始されたそうです。
目標が数値化されると、分かりやすいものですね。
骨よりも硬い歯のエナメル質を溶かす酸
冒頭で「コロナの影響で虫歯の患者さんが増加」と書きましたが、その理由は、受診を控える人が増えているだけでなく、家で過ごす時間が増えて「間食をだらだら食べる」「飲み物をだらだら飲む」といったように、生活習慣の変化による影響があるからそうです。
口の中は中性
口腔内のpH(ペーハー)は、中性に保たれています。
私たちがものを食べたり飲んだりすると
↓
虫歯の原因菌が活動を開始
↓
糖分を分解して酸を出す
↓
中性から酸性へ傾く
酸性になると、身体の中でいちばん硬い歯の表面が溶け出していきます。
酸のチカラ、おそるべし!です。
でも、そこで活躍するのが「だ液」。
だ液に含まれるカルシウムやリンには、溶けたエナメル質を補ってくれる作用(再石灰化)があるそうです。
だ液には、口の中を洗い流し、酸性に傾いた口の中を中性に戻す力も。
けれど、のべつ幕なし、だらだら飲んだり食べたり、頻繁に間食を取ったりしていると、酸性に傾いたままの時間が長くなり、虫歯になりやすい状態を招く、ということです。
あなどれない飲み物のpH値
飲料の酸性度表を参考に
昨年、私が歯科を受診したときも、コロナ禍のまっただ中でした。
就寝中に、歯ぎしりをして歯が削れるのを防ぐためにマウスガードを使っているのですが、そのメンテナンスで行きました。
マウスガードの調整中に、だらだら飲食が及ぼす歯への影響などについて教えてくださっていたときのこと。
「虫歯の原因は、飲み物の酸性度とも関係があるんですよ」と出されたのが、飲料の酸性度をpHで表す資料。
(「飲料の酸性度表」でググると出てきます)
pHとは、水素イオン指数のこと。
液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを示す数値です。
通常、1から14までの値となり、7が真ん中で「中性」。
水の数値は7で中性です。
pH5・5でエナメル質が溶け始める
pHが7より小さいと「酸性」で、7より大きいと「アルカリ性」。
pH5・5でエナメル質が溶け始めてしまうのだそう。
意外だったのは、甘くない炭酸水も5・5より数値が小さいこと。
お酒を割って飲むときに使う方も多いのではないでしょうか。
「飲んだら歯磨き」を忘れずに、ですね。
ちなみに、「pH」の文字。
あなたは、どう読みますか?
「ピーエッチ」「ピーエイチ」と読むか、
「ペーハー」と読むかで年代が分かるとか。
(若者は「ピーエッチ」「ピーエイチ」と読むそうです)
医療の現場を守るために
コロナの感染拡大の中での歯科受診でしたが、食べることに直結する口腔の健康に携わる医師、スタッフの皆様の存在の大きさ、ありがたさ。
医療の現場で私たちの健康を支えてくださっている方々のことを思うと、自分の身体を大事にすることは、医療の現場を守ることにつながるのだと痛感しました。
身体をバランスよく整える運動
楽にできる運動だから続けられる
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立春前の今は、冬から春へと向かう季節の大きな変わり目。
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