こんばんは、Tamakiです。
長い冬の末、やっと春が訪れたというのに、ドイツでも、新型コロナウィルスの感染拡
大防止のため、日常での活動が大幅に縮小されています。
あー、体がうずうず、運動不足を感じる今日この頃。
今日は、日常の動きを見直し、運動不足を解消するコツをご提案します。
現在、ドイツ政府は、できるだけ外出を控え、他人との接触を防ぐようにと、呼びかけ
ています。
外出をしないと、余り歩きません、階段の昇降もしません、自転車も乗りません、公園
で遊びません・・・。
逆に家にいると、時間があるので、床掃除をしたり、窓拭きをしたり、中庭の掃除や草
取りをしたり・・・と普段あまりしないことをしています。
日常の活動を狭められたことで、逆に、日常の中にたくさんの動きがあったことに気づ
きました。
日常生活の動きの質を高めて、運動不足を解消するコツ
運動だけが大事なの?
私達の「身体活動」には、2つの種類があります。
それは、「運動」と「生活活動」です。
「健康づくりのための身体活動基準2013」によると、
「身体活動」とは、「安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動作のこと」です。
「身体活動」は、「身体活動=運動+生活活動」とまとめられます。
「運動」とは、平たく言えば、“今日も、運動するぞ〜”っと思って行う身体活動です。
例えば、筋トレ、仲間とのサッカー、ヨガクラスへの参加、週末の山登り、散歩、サイ
クリングなど。
つまり、
「体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施し、継続性のある身体活動。」
のことです。
一方、「生活活動」とは、
「日常生活における、労働、家事、通勤・通学」に伴う身体活動のことです。
例えば、買い物、洗濯物を運んだり干したり、掃除、犬の散歩、子どもと公園で遊ぶ、
通勤、階段昇降、荷物の運搬、洗車など。
「運動」だけが、身体活動ではなく、様々な日常動作である「生活活動」も立派な、身
体活動なのです。
健康のためには、運動不足の解消のみを考えるのではなく、生活活動不足の解消をも視
野にいれるべきだと言われています。
「生活活動」の質や量を増やせば、運動不足解消、いえ、身体活動不足解消になりま
す。
「運動」をしなくちゃ、と思うと、“疲れそう”、“今までやったことがないし何をすれば
いいか分からない”、“体に痛みがあるし無理だわ”、“時間がない”など、簡単には、始め
られず、躊躇することもあります。
でも、日常生活の動作である「生活活動」なら、“少し多目にやってみるかぁ”という気
になれそうです。
「生活活動」の量を増やしてみませんか?
実は、身体のある部分の動きをよくすることで、「生活活動」が行いやすく、活発にな
るのです。
日常動作が楽になるために
胸椎の柔軟性
それは、ズバリ、胸椎。
胸椎は、背骨の一部です。首の骨(頚椎)と腰の骨(腰椎)の間に位置します。
全部で12個あり、肋骨と関節を成しています。
この部分は、ガッチリとしていて、余り動く感じがしません。
でも、小さく、細かく、様々な方向と角度で動くことができるのです。
胸椎と日常動作
生活活動の動きで言えば、こんな時に、胸椎は動いています。
階段の昇降時。
歩く時。
自転車に乗っている時。
調理をしている時。
洗濯物を干す時。
床を掃除する時。
窓を拭く時。
荷物を運ぶ時。
子どもを抱っこする時。
ブランコで遊ぶ時。
鬼ごっこをする時。
などなど、多くの動作で使われています。
実際にあることをして、胸椎の動きが良くなった方は、
“○○の後は、いつも、バスに乗らずに、歩いて帰ります。”
“○○の後は、お掃除したくなるのよね〜。”
“○○の後は、楽になったから、子どもと公園で遊んで帰ります。”
とおしゃいます。
胸椎が柔軟に動きやすくなるので、動きたいという気持ちが起きるようです。
例えば、きちんと整備された自転車は、乗りやすいですね。走ることが気持ちよく、疲
れにくく、どこまでも走って行きたい気持ちにさせます。
気持ちよく、楽に動くように整備された胸椎も、人の動きたいという欲求を素直に引き
出してくれるようです。
まとめ
運動不足解消、いえいえ、大切なのは、身体活動不足の解消。
そのためには、運動だけではなく、生活活動も高めることが大切。
そのために、重要な身体の部分は、胸椎。
胸椎の動きが柔軟だと、日常生活の中で活発に動くことができます。
その結果、
躊躇なく、疲れず、痛みがなく、三日坊主にならず、体を動かすことができます。
知らず知らずのうちに、身体活動不足の解消になるのです。
胸椎の柔軟性を高めるエクササイズ
胸椎の動きをよくしたいと思うならば、オススメのエクササイズがあります。
私達が、レッスンを行う、肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜。
先ほど、“○○の後は、・・・”、とお伝えした、○○に入るのは、肋骨エクササイズ
KaQiLa〜カキラ〜でした。
KaQiLa〜カキラ〜では、肋骨の動きを使って、胸椎を動かします。
12個ある胸椎の一つ一つを、捻ったり、反らせたり、曲げたりして、様々な方向と角度
をつけます。
そして、呼吸による肋骨の動きを使い、胸椎を整えるのです。
肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜を行うと、
錆びた自転車のギアのように、動きにくくなった胸椎、
その一つ一つが、油を刺した自転車のギアのように、スムーズに動きます。
胸椎の動きが良くなれば、日常生活で動くことが、楽に、気持ちよくなりますね。
運動不足解消、いえ、身体活動不足の解消に一歩を踏み出せます。
簡単な動きで、誰でも、痛みなく行えます。
ぜひ、体験してみて下さい。
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本日もお読み頂きありがとうございました。
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