身近に介護を必要としている人はいますか?
自分がもし介護が必要になったら・・・
考えれば不安はたくさんありますが、
できるだけ楽しく
介護をしたりされたりしたいものです。
そのためには
どういう気持ちになるのか、
そしてどうすればいいのかを
私の体験を基にお伝えします。
毎月
月一土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
介護する人と介護される人の気持ち
私が経験した気持ちは介護する人の気持ちです。
介護をされる人の気持ちは
実際にお聞きした言葉を書いてみました。
介護をする人の気持ち
・今までお世話になったから今は介護を優先する
・他の人には任せるのが不安
・そばにずっといてあげたい
・どうして今まで出来ていたことができないの
・これくらいできるでしょ。
・何をすればいいのかわからない
介護をされる人の気持ち
・情けない
・こんなはずではなかった
・こんな体になって恥ずかしい
・早く死にたい
・さみしい
・もっとそばにいてほしい
・話をたくさん聞いてほしい
・色々してもらって申し訳ない
・怒られないようにおとなしくしよう
・誰ともあいたくない
介護する人と介護される人の気持ちのずれ
上記に書いた通り
介護をする人とされる人では
全く気持ちが違います。
それは気持ちが外に向いているか
自分に向いているかの違いです。
介護する人は気持ちが外に向いているのに対し
介護される人の気持ちは自分自身に向いています。
そこに両者の気持ちのずれが生じています。
ですが、
お互いが歩み寄れば、
気持ちのずれはなくなると思っています。
気持ちのずれをなくすために必要なこと
まずはお互いが希望を伝えます。
それも具体的に!
これがポイントです。
例えば
介護をする人が
「何か飲みますか?」
と言われたら
介護される人は
「人肌くらいの緑茶お願いできますか?」
と答えます。
これくらい具体的に答えれば
お互いストレスがないのではないでしょうか。
もし介護される人が
「お茶お願いします」
といった場合、
あなたならどんなお茶をもっていきますか?
これは実際、私が現場で体験したことです。
その方はぬるめのお茶が飲みたかったそうです。
ですが、いただいたお茶が冷たいお茶で
なかなか飲めなかったと言われました。
その話をお聞きした時、
高齢者の皆さんは色々なことを
我慢して過ごされていると実感しました。
この場合は、お互いにもう少し
言葉を伝えればよかったのです。
介護する人が
あったかいか冷たいかどちらが飲みたいのかと
お茶の種類を聞けば、問題なかったと思います。
反対に
介護される人は
前述で書いた通りに
具体的に伝えればよかったと思います。
我慢すればするほど
人はストレスが溜まります。
そして、私が行くと
みなさんがたくさん話をしてくださいます。
ガス抜きをするイメージでしょうか(笑)
そのおかげで傾聴力がアップしたのは
言うまでもありません。
つまり、何かをお願いするときは
具体的に伝えることが大切になります。
これは介護だけではなく
普段から行っておくのがいいと思います。
習慣化することで
今後につながると思います。
まとめ
介護する人、介護される人は
今後も増えると思います。
自分がどちらになるかもわかりません。
だからこそ
少しでも情報をお伝えできればと思っています。
お互いの意思の疎通は
コミュニケーションをこまめにとり、
具体的に話を進めること。
そして、
お互いに「ありがとう」の言葉を
添えてほしいと思います。
そして、大切なことをひとつだけ
お伝えするとすれば、
介護の終わりはいつになるか
わかりません。
だからこそ、色々な支援を使って
介護者が元気でいる環境を
作る必要があります。
そのためには周りの方々の協力が
必要不可欠です。
ただ、温かく見守ってもらえれば・・・
そして、寄り添ってもらえれば・・・
これだけのことが
とてもありがたく、元気をもらえると
思います。
また、介護を受けない体を作るのも
大切です。
無理なく続けられる運動を
おすすめします。
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