久しぶりにあった友人の歩き方が
ちょっと辛そうに見えて
「足を痛めているの」と聞くと
「最近膝が痛くて・・・」
こんな会話をしたことを思い出します。
日常に潜む、体の変化を見逃さないために
気を付けることなど、経験をもとに
書いていこうと思います。
毎月第2・第4土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
何故、転びやすく歩くのが困難になるのか?
若い時は少しのケガでもすぐに完治して
何事もなかったように日常生活をおくれますが、
高齢者がケガをするとどうなるのでしょう?
例えば骨折、高齢者が大腿骨を骨折すると
完治までに時間もかかりますが、
その間に体力、筋力が著しく低下します。
そうすると、骨折が完治しても
歩くのが辛くなってきます。
歩かなくなると座った生活を続け
更に体力、筋肉そして気力が低下します。
このように
骨折、病気、精神的ダメージなど
色々なことが原因で人は歩かなくなっていきます。
高齢者が転倒する原因の一例
外的要因
室内の少しの段差
カーペットやマットレスの段差
すべりやすいフローリングの床
手すりのない玄関、階段、浴室、トイレ
内的要因
病気やケガ、疾患
体力や筋力の低下
睡眠不足でのふらつき
外的要因と内的要因が合わさって
転倒する可能性があります。
自分の足で歩き続けるために何をするべき?
住環境を整える
上記に書いた外的要因をなくすためには
手すりをつけたり、テーブルや椅子の高さの調節、
家の中の段差をなくすなど
色々な対策ができます。
実は手すりがあるだけで高齢者の
転倒をかなり防げることがわかってきています。
介護施設は部屋、廊下、トイレ、浴室など
全ての場所に手すりがあります。
手すりがあることで
歩行の補助になり、リハビリにもつながります。
我が家も手すりがいっぱいついています。
ここで注意点が一つ。
高齢者本人の身長に合わせた位置に
手すりをつけることが必須です。
一番持ちやすいところというのは
人それぞれ違いますので。
右側、左側どちらにつけるのかも
本人の身体の癖に合わせて設置する必要があります。
日頃からバランス感覚をつける
どうしても運動は苦手だという方が多いのですが、
楽しくあっという間であれば、継続できることも。
高齢者には激しい運動よりも
スローな動きの中でゆっくりと筋力をつけること
私が毎週、行っている運動は
吸う呼吸を意識します。
毎回行うことで自然と肺活量がアップし
体の内側から鍛えていきます。
私も友人から
「背中が大きくなっている」
と言われたことがあります(笑)
私が行っている運動指導はこちら↓
そして、
運動しなくても歩ける環境をつくることも大切です。
滑りにくい靴や履きやすい靴、
もちろん歩きやすい靴を用意することです。
今はデザインも素敵なものがあって
靴を選ぶ楽しさもあります。
まとめ
寝たきりになるよりも
ずっと自分の足で歩いていたい。
きっと誰もが思っていると思います。
今の体力、気力のまま
ずっと歳を重ねる・・・
そうなれば一番いいのですけど
なかなかうまくいかないのが現状です。
できるだけ老化を遅らせていきたいですね。
そのためにも少しの体の変化を見逃さず
違和感は最小限にとどめて
それ以上悪くならないように対策をとることを
おススメします。
山口智美経歴はこちら↓
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