こんばんは、第2、4水曜日担当の長谷川和範です。
先日、レッスンを受けてくださっている方と、こんなお話しをしました
「最近、腰痛がひどくて、接骨院に行ったのだけど、100才まで生きなきゃならない時代だから腰は大事にしましょうね…って言われたんだけどこんな痛いんだったら、100才まで生きたくないわよね😅」っておっしゃっていました。
今は医療も発達していて多少身体の調子が悪くても長生きできてしまう時代です。
長生きするなら健康に長生きしたいものです。
その方は腰が楽になるから「肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜」を受けにきてくださったのですが🙆♂️
今回は人生100才時代を健康に生き抜くために有効な方法を一つお伝えしたいと思います。
適度な運動
まず単純に適度な運動をおすすめします。
僕は適度な運動をカキラのレッスンだけではなく、エアロビクス、ステップエクササイズの有酸素運動、トレーニング系のレッスンを提供しています。
それを踏まえて
カキラのレッスンを続けていくと…
僕が行なっているレッスンの中で、誰にでも安心しておすすめできる運動が「肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜」です。
この前、『なんでカキラ受けると良いんですか?』って聞かれました。
それに対して…
『知らず知らずのうちに身体が整うので、疲れにくい身体に近づき、肩こり、腰痛になりにくくなり、胸郭呼吸を繰り返すので肋骨まわりの筋肉が柔らかくなるので呼吸しやすくなり自然と呼吸量も増えるので基礎代謝、免疫力が上がります』
『受けてくだっさてる方に、病院に行っても治らなかった腰痛、膝痛が良くなって正座ができる様になった、定期的に通っていた接骨院にカキラを受けるようになってから行かなくなった方達がいますよ』
と答えてみました。
その方は元々姿勢が悪く猫背気味で肩こりというか、背中まわり、肩甲骨まわりがパンパンになってしまい、15年くらい定期的にマッサージに通っていて、それでもなかなか改善しないのでカキラをはじめてみたそうです。
確かにカキラを受けるとサッパリするので効果を実感してくれてはいますが、すぐに元の状態に戻ってしまうんだよな、だから家でも自分でカキラをやっているんだとおっしゃてました。
なので、その答えに対して納得してくれたのですが、正直僕自身がこの答えに自分の中でしっくりこないものがあり、ちょっと悩んでしまいました。
間違った事、嘘を答えたわけではないので問題はないのですが、ただ自分が勉強して習ってきた事を伝えただけ、自分の知識と考えを相手に押し付けただけだよなって後から考えてしまいました。
カキラの良いところ
ここでカキラの良いところをまとめてみたいと思います。
肋骨が柔軟になる
肋骨が柔軟になると胸郭が広がりやすくなります、結果呼吸が楽にできるようになります。
このような状態は軽い喘息を持っている僕にとってはとても重要な事なんです。
健康な方は理解しづらいかもしれませんが、肋骨が硬く広がりにくい状態で無理に呼吸をしようとすると苦しく呼吸する事にとてもストレスを感じます。
ですがカキラをはじめてから呼吸がしやすくなり喘息の症状が緩和されました。
コロナウィルスも肺炎なのでカキラはとても有効ではないかと考えています、重症化を軽減できる可能性があると考える事ができます。(あくまでも僕個人の考えなので絶対とは言えませんが💦)
背骨が動かしやすくなる
背骨が動かしやすくなる理由は単純に分けて2つあると考えています
1、背骨本体が動かしやすい
背骨本体が動かしやすい状態というのは、背骨が歪みなく正しい位置に整い、適度な間隔が保たれた状態です。
その状態が出来あがれば筋肉の柔軟性関係なくその関節が持っている適切な可動域にストレスなく動かす事ができます。
2、肋骨が柔らかく動かしやすい
肋骨の柔軟性は背骨の柔軟性にとても関わりを持っています。
肋骨と背骨を構造的に見てみると、肋骨は背骨からついになって生えているように見えます。
逆の見方をすると、肋骨の間に背骨が挟まっているようにも見る事ができます。
肋骨がかたいと肋骨が背骨をロックしてしまい動かす事ができません。
肋骨が柔軟に動かすことができるなら背骨も自由に動かす事ができるという事になります。
全身の骨格が整い全身の関節が動かしやすくなる。
コアを鍛えると良く耳にしますがここで言うコアとはインナーマッスル(筋肉)のことを言います、実は骨にもコア(体軸骨格)があるんです。
人間の身体は体軸骨格が整うとその他の骨(付属肢骨格)も整う様になっています。
上記でも書きましたが関節がスムーズに動かす事ができる状態とは関節が歪みなく正しい位置に整い、適度な間隔が保たれた状態です。
体軸骨格が整えば全身の関節が正しい位置に導かれるので全身の関節が動かしやすくなります。
動脈の柔軟性が上がる
血管には動脈と静脈があります、動脈は筋肉でできています。
筋肉でできていると言う事は、動脈本体がストレッチ(運動)をする事ができれば柔らかくする事ができます。
ここで動脈のストレッチ方法をお教えします、それは『吸気をメインとした深呼吸』をする事です。
なぜ、『吸気をメインとした深呼吸』をすると動脈が柔軟になるのか? それは、動脈は交感神経が活発に働くと動脈の拍動も活発になるからです。
即ち、動脈本体がストレッチ(運動)するということになります。
交感神経が吸気によって活発に働き出し、たくさん息を吸い込めば動脈が活発に動き出しストレッチ(運動)すると同じ効果をだします。この動作が動脈を柔軟にします。
肩こり、腰痛、股関節痛などが楽になる
肩こり、腰痛、股関節痛の主な原因としては、慢性的な筋肉の疲労の蓄積、骨格、関節のズレによる神経、血管、筋肉への圧迫などがあげられます。
カキラにより全身が整えば、骨格、関節のずれが改善され神経、血管、筋肉への圧迫が和らぎます、結果的に筋疲労もしにくくなり、自然と肩こり、腰痛、股関節痛などが緩和されます。
血流、リンパ液の流れが良くなる
血液、リンパ液の流れを滞らせる原因は、身体の歪み、筋肉の硬直です。
血液、リンパ液は共に当たり前ですが血管、リンパ管の中を流れています、血管、リンパ管は関節、筋肉の中を通っています。
上記にも書きましたが、身体が歪むと関節、筋肉も歪み血管、リンパ管を圧迫し血液、リンパ液の流れ滞らせてしまいます。
身体の歪みをとりストレスのない血液、リンパ液の通り道を作りましょう。
自律神経が整う
自律神経は交感神経、副交感神経から構成されていて、呼吸と深い関係があります。
吸気は交感神経、呼気は副交感神経に関わりを持っています。
自律神経を整えるためにはどちらもしっかり刺激する事が有効的です、カキラはたくさん吸ってたくさん吐くエクササイズなので呼吸の力を最大限に活かした方法で自律神経を整える事ができます。
まだまだあげればキリがありませんが…カキラにはたくさんの良いところがあります。
改めて人生100才時代にあったエクササイズだと思いました。
これだけ良いエクササイズなので自信を持ってレッスンさせていただいています。
『カキラを続けていると何か良いことありますか?』この言葉で、レッスンを提供するだけではダメなんだなと再確認しました。
それで僕が考えついた結論は…
受けてくださる方たちが自分にとってカキラの良いところを上手く利用し、理解してもらえるレッスンを提供しなければならないと言う事です。
そうすれば、自然とそのかたにとって一番効果的なレッスンになります。
ただあくまでもレッスンを受けてくださる方々は勉強しに来てるわけではない、スポーツクラブには遊びに来ているのです。
楽しい娯楽(レッスン)の中で知らず知らずのうちに自分に合った価値を見つけてもらえたら良いなって思いました。
僕自身にとってのカキラの良いところ
カキラは解剖学に基づいた理論を使い緻密に計算されて作られたエクササイズです。
上記に書いたカキラの良いところも自分にとってとても価値のある良いところではありますが、1番価値を感じているところはカキラ的な身体の使い方です。
カキラは身体(関節)にストレスを与えず合理的に身体を動かします。
僕はカキラだけではなく激しいエアロビクスなど身体を酷使するレッスンもしています。
レッスン本数も週に30本行っています、この本数の話をすると必ず『身体大丈夫?』って言われます、それに対して『大丈夫』って答えます。
カキラのレッスンをする事により自分自身のケアにもなりますが、1番はカキラ的な身体の使い方をエアロビクスなどのレッスンにも取り入れてるからです。
関節への負担を押さえながら動く事ができれば、筋肉などへの負担も軽減されます、結果怪我をすることもありません。
エアロビクスやダンスなどの身体を酷使するインストラスターは怪我する人が多く感じられます。
疲労した身体をケアする事も大事ですが、カキラ的な身体の使い方ができれば怪我しないのにな…と日々思っています。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございます。
長谷川 和範
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