普段何気なくおこなっていること、
その行動が衰えるとは
どういうことなのでしょう?
日常の動作を改めてチェックしてみませんか?
毎月
第2・第4土曜日のブログを担当しています、
THD,Japan~日本総合健康指導協会~
認定カキラリストの山口智美です。
介護の現場でよく使われている
ADLとIADL。
前回はADLについてブログを
書きましたので、今回は
IADLについて書いてみようと思います。
私はこの仕事に携わるまで
全く知りませんでした
だからこそ、たくさんの方に
知っていてほしいと思っています。
ADLとIADLの違い
ADLとは
ADL(Activities of Daily Living=日常生活動作)の略です。
生活をするうえで毎日行う日常の動作です。
例えば、
食事摂取、排せつ動作、着替え、洗顔など。
ADLのブログ↓
IADLとは
IADL(Instrumental Activities of Daily Living=手段的日常生活動作)の略です。
日常生活動作の中でも
複雑なことを行う動作のことです。
例えば、
服薬の管理、金銭の管理、電話対応など。
IADLの評価項目
今回も早速チェックをしてみよう!
周りの高齢者の方やご自身に
置き換えて考えてみてください。
時間がかかってもかまいません。
ポイントは
誰の手も借りず、一人でできるか?です。
□ 電話の使用
□ 買い物をする
□ 食事の支度
□ 掃除などの家事全般
□ 洗濯
□ 外出時の移動
□ 服薬管理
□ 金銭管理
いかがですか?
何気なく普段から
行っていることではないでしょうか?
いつまでも
自分で考え、行動できるように
今からどう生活するかが大切だと思います。
日常での変化を見逃さない
現状、IADLは自分でできるけどやらない
という方が多いと聞きます。
そういう方の大半が
「自分はまだまだ大丈夫」という
気持ちがあります。
どうしても自分に甘くなってしまうのです。
私も「まぁいっか~」とか
「面倒くさいかも…あとで」
そう思い後回しにしたり
そのこと自体をしなかったり。
ただ、Kさんの行動を知り
これじゃだめだと思いました。
私がレッスンを担当している
介護施設に入居されているKさん(男性)
つい先日、聞いた話で
「足の筋肉を鍛えるために
エアロバイクを買った」
と聞きました。
「部屋にエアロバイクを置いて
とにかく毎日、がんばっているから
山口さん、毎回何キロ走ったか
聞いてもらえませんか?」
「もちろん、スパルタ方式で
お聞きしますので、覚悟を(笑)」
後でスタッフの方に聞いたところ
私という第三者を通して
モチベーションを保つ目的と
体力維持のために
ご自身で考えられたみたいです。
これで、毎回施設に伺ったとき
体調や体の変化を見つけやすくなります。
このように
お互いで確認することができれば
いいのですが、なかなか難しいですよね。
高齢者の気付きに一番簡単な方法は
今の体調を電話で確認することですが、
それだけではわからないことも
多いです。
なので、私は季節ごとに
手紙を書いてもらっています。
春夏秋冬
一年に4枚の手紙です。
文字が震えようが
薄くなろうが
とにかく書いてもらっています。
書く行為はADLとIADLを
複合的に行っているため、
予防の一環と私は考えています。
(あくまでも個人的な考えです)
まとめ
人はつい「あなたのため」といい
高齢者の行動をサポートします。
私もそうでした。
ですが、過剰なサポートは
相手のためにならないことが
とても多いです。
今は私自身、心を鬼にして
最小限のサポートしかしません。
そのなかで、日常の変化を
見つける努力は最大限します。
あなたのその行為や対応、
本当に相手の方のためになっていますか?
ちょっと立ち止まって
考えてもらえるきっかけになれば
嬉しいです。
私が現在、介護施設でレッスンを
行っているメソッドはこちら↓
山口智美経歴はこちら↓
私のブログは介護カテゴリーに
全てあります。
介護にまつわる話がメインですが、
ご自身に置き換えて読んで
いただくこともできます。
私のレッスンイメージはこちら↓
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