みなさま、こんばんは
Chieです。
先日、草取りをしていたときのこと。
近所の女の子が自転車に乗れるようになった場面に遭遇しました。
最初は、ヨロヨロとあっちへ進み、こっちへ進み。
お父さんに「後ろ、ちゃんと持っといてよ。離したらいけんよ」と、言いながら。
それが、「ちょっとくらい離してもいいよ」に変わったころには、転んでも泣かない。
日が暮れるころにはペダルをしっかり踏んで、真っすぐ、スイスイと乗れるように!
できなかったことが、できるようになった誇らしい笑顔!
感動のひとときでした。
いろんな色の新緑が美しい季節を迎えましたが
私が暮らす広島県でも、日増しに新型コロナウイルスの感染が拡大。
日本だけではなく、世界が緊急事態。
深刻なニュースの連続と、目まぐるしく変わる状況に、気持ちが滅入ってしまいがち。
外出自粛で運動不足、パソコンやスマホと向き合う日々が続き、
でっかい漬物石を背負っているみたいに肩まわりが痛くて重だるいというあなた、
今のご自身の体の状態をチェックしてみませんか。
始める前に─
このボディチェックは、「今の自分の体の状態を知るため」なので、
頑張らないのがポイント。
「頑張って記録を出さなくて大丈夫です!オリンピックじゃないんですからね~」と言う私のお決まりのセリフで、お客様と笑い合っていたころが懐かしい今日この頃…。
背中がずっしりと重い。肩が痛むのはなぜ?
自分の体の状態を知るために~ボディチェックその1
さて、漬物石が乗っかっているように重い肩の状態をチェック。
①鏡の前に立ちます(両足は握りこぶしひとつ分くらい間隔を開けて)
②肩の力を抜き、足裏全体で大地をとらえる意識を持ちます(腰が反らないように)
③肘を伸ばしたまま、両腕をゆっくり真っすぐ耳まで上げるようにバンザイします
④頭と腕との距離がどれくらい開いているかを確かめます
※肩や体に痛みがある場合は無理をしないように。
※家族など、近くの誰かに③の状態の写真を横から撮ってもらってもOK
さあ、そのまま、自分の体を目で見て確認します。
「右腕のほうが上がりにくい」
「耳まで両腕が上がりにくい」
「④のとき、首をかしげても頭が腕まで届かないくらい、距離が開いている」
「手のひらの向きが左右で違う」
「手の指先がふにゃっとして、チカラが入ってない。何だか意識が届いてない感じ」…
など、どんなことでもかまいません。
確認したら、両腕を肘からゆっくり下ろします。
肋骨の動きを感じながら深呼吸~~ボディチェックその2
今度は呼吸をいれていきますよ~。
①もう一度、「腕上げチェック」の時のように、バンザイして肩のチカラを抜きます。
②バンザイしたときに、「どちらかというと上がりにくい」と感じたほうの手を上に残したまま、もう一方の手は下ろしてわき腹の所の肋骨を持ちます(例えば、右手が上がりにくいと感じたら、右手は上に伸ばしたまま、左手で右側の肋骨を押さえる)。
もし、手を上げていることがしんどかったら、頭の上に手を置いてもOK。
どちらが上がりにくいか、よく分からなかったら、どちらの手でも大丈夫。
頭は心持ち下げて、首をラクにします。
③ここで深呼吸。
肩やおなかもラクにして、体のどこにもチカラを入れず、鼻からゆっくり深く、ちょっと頑張って息を吸います。これから水の中に潜っていくイメージで体の奥深くまで息をいれるように。
しっかり吸ったら、ろうそくの炎を揺らすように、口をすぼめて細く長く、息を逃がすように吐きます。
この時、肋骨を持った手では、息を吸ったときは肋骨が膨らみ、息を吐いたときは肋骨がスーッとしぼんで収まるのを意識します。
無理のない範囲で、数回、この深呼吸を繰り返します。
上げていた手を下ろし、もう一度、バンザイしてみます。
いかがでしょうか?
上がりにくかった手が、少しラクに上がるように感じませんか?
左右を整えるために、もう一方の手も同じようにして①~③をおこないます。
深い呼吸で体はどう変わる?~ボディチェックその3
ハイ!
では、最初にしたボディチェックその1を、もう一度おこないます。
どんな印象でしょうか。
少しでも肩の痛みがラクになり、両腕が上がりやすくなっていたら幸いです。
呼吸がもたらすカラダへの影響
漬物石を背負ったように背中を丸めて前かがみになった姿勢は、体全体の大黒柱「背骨」をひずませてしまう原因に。
けれど、あなたがご自身の手で感じたように、「頑張って息を吸う」「努力して呼吸」することで…
肋骨が動きます。くるくると動きながら。
↓
その動きに伴って、108個もの肋骨と背骨の関節面が動いて、
背骨のひずみが整います。
↓
すると、肩、骨盤、股関節、四肢などの関節が整います。
↓
肋骨と肋骨の間にある筋肉「肋間筋」など、関節周りの筋肉がよく動いて柔軟になります。
↓
血行が良くなり、関節や筋肉への負担が減ります。
↓
肺を収めている、鳥かごのような形状の骨格「胸郭」が柔軟になります。
↓
息がしっかり入るようになり、体の末端まで酸素が行き届くようになります。
カラダがラクになるのを体感できるエクササイズ
このように、体がつながっていること、
カラダがラクになることを体感できるエクササイズが
ろっ骨エクササイズ「KaQiLa~カキラ~」です。
KaQiLa~カキラ~について詳しくはコチラ
KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!
KaQiLa~カキラ~の考案者である
健康体操研究家・健康アーティストの
己抄呼~Misako~先生の本は、おうちで体を動かすきっかけになりますよ。
海外でも出版されているほど好評。
タイトルは「病院や整体院でも消えなかった…
10万人の体の痛みをついに治した!~肋骨メソッド」です。
腰、肩や首、ひざ、股関節、背中、頭という6つの部位に、それぞれ「狙いうち」する肋骨体操が紹介されている一冊です。
広島県では、4月13日に「県感染拡大警戒宣言」が発表されました。
治療法やワクチンがない現状では、接触を断つしかないと実感しています。
新型コロナウイルスの影響は計り知れないけれど、今までの当たり前が、実はとてもありがたいことだったと気づかされてもいます。
「Zoomなど、今だからできることを探り、勉強しながらカキラのレッスンが再開される日を待ちます。みんなでZoom女子会をしましょうね!」と、お客様からメッセージが届きました。
旬の食べ物を手間暇かけて料理する時間も楽しいものですね。
今夜は、庭の木の芽を摘んで、タケノコ御飯を作ります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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