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伝わる言葉を探す日々 鼻をよーく観察してみたら 

こんばんは

第2第4火曜日、今月は第5週も担当 THD,Japan〜日本総合健康指導協会〜認定カキラリストのたかだっちです。

突然ですが、あなたの「鼻の穴」はお顔を正面から見た時、丸見えですか?それとも隠れていますか?

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先日たまたまついていたテレビから聞こえてきたのは手相ならぬ顔相について。正面からよく鼻の穴が見える人は隠し事ができない、なんでもあけっぴろげな人。鼻の穴が隠れている人は秘密主義であまり自分のことを詮索されるのは好きではない人。

バラエティー番組をパッと一瞬見ただけなので真相や根拠はさておき、すぐさま面白いので家族や近しい人の鼻を観察しましたが、如何せんマスク生活の日々。観察できる数が知れておりました。

ちなみにわたしの鼻の穴はこどものころからコンプレックスの丸見えタイプです。

 

そんな鼻の穴は、花粉などのアレルギー物質にやられれば空気の通り道が腫れてふさがり息苦しくなるものの異物の侵入自体をシャットアウト、普段は24時間休むことなくゴミや埃を排出してクリーンな空気を取り込み、ひとたび良いにおいをかげばおいしいおかずの予想がついたり、においが分かるからこそ食べ物がおいしく感じられたりする、大事な感覚器であり呼吸器です。

 

KaQiLa~カキラ~のレッスンのときも呼吸はしっかり鼻で吸っていただきます。

ですが、正しい鼻呼吸って意外とできていない、かも。

ということで今日はそんな鼻呼吸のあれこれをご紹介したいと思います。

 

正しい鼻呼吸

正しい鼻呼吸には二つの条件が必要です。

 

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舌の位置

今、これを読んでいるあなたの舌はどこにありますか?

口の中でだらんと垂れ下がり歯の内側に埋もれていませんか。

アッカンべーと舌を出したときに、舌のふちにギザギザの跡がついていたら垂れ下がっている舌かもしれません。

正しい舌の位置は上あごに密着した状態です。

ごっくんとつばを飲み込むと舌の表面全体が上あごにぴったりつくと思います。

密着できているかどうかは舌打ちの音がなるかどうかでもわかります。舌の先でチッとならすのではなく舌の真ん中から全体を使ってポンポン、コロンコロンとでもいう様に何回もならし続けることができますか?

練習しているとだんだんならせるようになり、舌を正しい位置に持っていけるようになります。

正しい舌の位置はあごのたるみにも影響する(正面ではなく少し顔を横に向けて鏡に向かい、舌を上あごにくっつけた時とだらんと下ろしたときのあごの下のお肉を見ればよく分かります)ので、アンチエイジングを気にされる方も舌の位置、覚えさせたいですよね。

唇を閉じる  

舌の位置が決まり唇がピタッと閉じている。そして歯は食いしばったりせず、上の歯と下の歯の間にうっすら1mm程度の隙間がある。

 

この二つの条件が揃って初めて正しい鼻呼吸となります。

 

鼻呼吸のメリット

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鼻呼吸のメリットを考える時には口呼吸のデメリットを先に考えればいいかもしれません。

口の中で舌がだらんと垂れ下がり、ポカンとお口が開いた状態。

口から吸うので当然口の中は乾いてきます。潤いのなくなった口は雑菌が繁殖しやすくなり、歯周病菌の原因菌が増えたり、口臭のもとになったり。さらに舌が密着していないことで眠るといびきをかきやすくなります。そうして眠っている間も乾いた雑菌の多い空気を取り込むことで、肺やのどの奥の肺に近いところは余計な負担になります。

また、口から吸う呼吸はたくさん吸えているようで実はあまり空気を取り込めていません。つい最近もNHKの番組で特集されていましたがそこでは個人レベルで、口で吸うより鼻で吸う方が倍ほども差が出たとか。

 

では口ではなく鼻で呼吸すれば、鼻の中のフィルターが外から入ってくるばい菌をろ過してきれいなたくさんの空気を肺に送ってくれる上、鼻から吸ったときにのみ、肺にやさしい湿度100%にしてくれます。口の中は舌が上あごに密着することで狭くなり潤いを保ちやすい状態になった上、空気の通り道を広げる作用もあるのでますます多くの空気を吸えます。また、鼻からの呼吸が体温の調整にも大きく関わったり、鼻粘膜が酸素の取り込みやすさにも関わったりするそうです。

 

また鼻で呼吸するのにはしっかりと呼吸筋を使っていけるようになる、というメリットもあります。筋トレ、というとハードなトレーニングをイメージしがちですが、ヒトが生きていくのに呼吸は死ぬまで必要で、その呼吸をスムーズに行う筋肉を大事にし続けトレーニングしていくのにも鼻呼吸は重要になってきます。 

鼻呼吸と歯並び

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鼻呼吸をせず舌を上あごに密着させないでいると、舌が口の中でうろうろして一部の歯を押してしまうせいで歯並びにも影響が出てきます。

逆に歯並びのせいでうまく鼻呼吸ができない場合は、きちんと歯科を受診して医師の指導を仰ぐのが一番です。

 

鼻呼吸と姿勢

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姿勢が悪いから口呼吸になるのか、口呼吸だから姿勢が悪いのか。

卵が先か鶏が先か、のお話のようですね。

 

口呼吸でぽかんと口を開けたら顎が前に出て背中が丸くなりませんか?

口は閉じていてもへの字口で目線が落ちて舌が密着していないとやっぱり背中が丸くなってしっかり息が吸えていない感じありませんか?

特にこどもさんは前髪が目にかかると自然と目線が落ちやすく、顎が前に出て背中が丸くなりやすくなるそうです。余談ですが大人は目線が下がることと眼瞼下垂が関わりが深いそうで、まぶたをたるませないためにもしっかり目線を上げていく方がいいのだそうです。

 

舌の付け根にある筋肉は、頭蓋骨を身体の負担の少ない位置に持っていくのに一役買っています。重たい頭を首の負担を減らして支えられる。

しっかり正しい鼻呼吸をすればそれだけで首や頭、背中はよい姿勢に近づいていきます。

背骨から姿勢を整え、関節が一番調子よく動ける位置に戻してあげて、関節についているそれぞれの筋肉の余計な負担をなくしてあげると、また呼吸筋をしっかりつかえるようになり、呼吸はさらに鼻でしやすく深くなっていきます。

 

鼻呼吸の呼吸筋への影響

呼吸に関わる筋肉といえば、代表的なものが肺の底部分にある横隔膜、肺の周りを取り囲むろっ骨を広げたり狭めたりする肋間筋という名前は聞いたことがあるでしょうか。

鼻から吸った空気は肺に入っていきますが、肺は自分で大きくひろがったり小さく縮まったりはできません。

横隔膜という底の部分が下に引っ張られ、肋間筋があばらを引っ張って広げ、ちょうど注射器を引っ張って液や空気を吸い込む動作のようにすることで空気を取り込みます。

肺のスペースを広げ空気を取り込めるようにしたり、縮めて吐き出させたりする役割のある筋肉が呼吸筋と呼ばれています。

この呼吸筋に数えられる筋肉は何種類もあって、呼吸の仕方で肺のすぐ近くだけでなくお腹や背中、首の筋肉も使われます。

安静に呼吸している時(安静時呼吸)と、がんばって深呼吸している時(努力呼吸)では使われる種類の多さが違い、努力呼吸のほうがたくさんの筋肉を使うのです。

 

鼻呼吸で一生懸命吸い込むと、多くの筋肉が使われ、上手にその筋肉と連携して身体を動かすことができれば、様々な良いことがおこります。

例えば、多くの筋肉が動かされることで、血行やリンパの流れが良くなり顎関節症に伴う痛みや、首や肩のこり、背中のハリや腰の痛みなども、軽減されたり、自律神経にも影響を及ぼすことでストレスが軽減されたりよく眠れたりします。

 

鼻呼吸を上手に生かして身体を整えよう

鼻で正しく呼吸することのメリットをたくさん見つけられました。

身体の痛みの原因については診断できるものもあれば、原因がよく分からず様子見というかたちで診断がつかない場合もありますね。

そんな時、運動療法をすすめられることもありますが

 

・関節を並びだけ整えても、そもそも動きのクセや生活習慣が改善されるわけではないので治らない

・シップを貼ったり一時的にストレッチなどで筋肉だけなんとかしようとしても治らない

 

関節と筋肉を同時に整えていくことが必要になるかと思います。

といってもこれは痛みがある方だけではなく、今は健康でどこもどうもない、という方でもヒトが二足歩行で歩き始めて重力に耐えながらいろいろな動きをする中では、歪みは避けて通れない問題です。そう毎日誰でも歪むのです。

それを放置しない。

鼻呼吸と姿勢の関係で触れました。正しい鼻呼吸が姿勢を整えていくことに役立つと。

毎日の歪みを放置しないために、効果を実感しながら、楽しく続けられる運動ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~はやっぱりおすすめしたいです。

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