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自分で体の痛みやコリを解消したり、様々な機能改善効果を実感できるエクササイズ、KaQiLa~カキラ~を伝えるブログ。

海外でもカキラ。クリスマスの香り、カルダモンが発揮する健康効果とは?

クリスマスまでの約四週間、アドヴェント待降節)の期間中に、ドイツでは、シュトレン(Stollen)というラム酒漬けのナッツやドライフルーツ、香辛料が入った硬いパンのようなものを、少しずつ薄くスライスして食べます。

私もドイツに来た年からこのシュトレンを、毎年のように手作りしています。

シュトレンに使うスパイスは、家庭によって様々ですが、私はカルダモンを使います。

カルダモンをすり潰していると、クリスマスが近づいたことを感じ、また頭がスッキリしてきます。

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こんばんは、Tamakiです。

今日は、私がシュトレンに使うカルダモンの健康効果についてお伝えします。

 

カルダモンとは

カルダモンの原産地

カルダモンは、香辛料としてインド料理やエスニック料理に多く用いられています。これらの料理で感じる清涼感のある香りは、このスパイスによるものです。

カルダモンの原産はインド南部マラバル地方。ショウガ科の多年草で、種子部分をスパイスとして使用します。

ドイツのスーパーでは、パウダー状のもの、種子状のもの、緑色のさや状のものを見かけます。

和名は「小荳蒄(ショウズク)」。健胃効果がある漢方の「白豆蒄(ビャクズク=カルダモンと同じショウガ科の仲間で強い香りを持つ)」の代用品として日本に伝わったそうです。

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ドイツをはじめとした北欧諸国では、バイキングがカルダモンを持ち帰ったことから、広く使われるようになったそうです。ドイツのソーセージにもカルダモンが入ったものがあります。

また、 ドイツのクリスマスのお菓子には、シュトレン以外にも、シュペクラティウス
Spekulatius
(香辛料の効いた薄いクッキー)や、レープクーヘンLebkuchen(香辛料の効いた柔らかいクッキー)などがあります。クリスマスの時期には、カルダモンをはじめとした香辛料の香りが、お店や家々に漂います。

名前の由来

カルダモンは、英語では「cardamon」ドイツ語では「kardamon」、同じですね。

一説ではヒンドゥー語で「cardia(カルディア=心臓)」の形をした「amoumum(アモーマム=生薬)」という事から名付けられたとも言われています。

「心臓の形を持つ生薬」。

確かに、ゴマ粒大の種子は平べったくも、まん丸でもなく、ちょっと三角錐のような形をしていて、心臓のように見えない事もありません。


香りと特徴

カルダモンは、スパイシーで清涼感のある爽やかな香りです。「香りの王様」という別名を持ちます。その種子には平均で5%の精油が含まれているそうです。確かに、カルダモンの種子の袋を開けただけでも、香りが漂い、たったひと粒のカルダモンの粒をすり潰すだけでも、爽やかな香りが鼻へ飛んできます。

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カルダモンは、インドやローマ帝国古代エジプトでも愛用され、世界最古のスパイスとも言われます。

古代エジプトのミイラ作りにも欠かせない香料だったそうです。また、古代の人々は儀式の際のお香に使ったり、解毒剤としても使っていたそうです。

カルダモンの健康に役立つ効果

胃腸の調子を整える

カルダモンは唾液や胃液の分泌を促し、消化を促進します。そのことから、食欲不振や消化不慮などの胃腸トラブルの改善に役立ちます。

実際、インドでは3000年以上も前から、特に上流階級の人々の間で、消化吸収の助けになる生薬やスパイスとして使われてきたそうです。

ドイツでも肉料理のスパイスとして、よく使われます。胃にもたれそうなドーンと大きなお肉料理も、一緒に食すカルダモンのおかげか、胃に負担を感じずに食べられます。

ストレス解消

カルダモンに含まれる香りの中には、交感神経の興奮を鎮めるなど、高い鎮静効果のある香り成分も含まれています。そのため、精神面の疲労回復に効果的です。

不眠症の解消にも効果があるそうですよ。内蔵を温めることも不眠解消には効果的ですから、温かいミルクにカルダモンを加えて、寝る前に飲むと、寝付きが良くなるかもしれません。

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寝付きをよくする方法についての記事はコチラも!↓

rokkotsu113.hatenablog.com

集中力・脳機能を高める

カルダモンを摂取すると脳の前頭葉の酸素消費量に変化が起こるそうです。そのことで、血液循環が良くなり脳を刺激し活性化することで、集中力がアップするのだそうです。

クリスマス前のドイツは、太陽が見えることがほぼなく、空は曇り空、日照時間も短く、寒くて暗いです。いつも頭にモヤがかかったような、重い感じがします。でも、シュトレンを作るために、カルダモンの種子をすり潰していると、部屋中に香りが広がり、その香りを嗅ぐだけで、頭がスッキリしていくことを感じました。

頭がぼんやりする、集中力がない、意欲が出ないときには、カルダモンの香りを嗅いでみるのも良いかもしれません。

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体温の調節作用

カルダモンには、血行を促進させる効果もあります。そのため、カルダモンを食すと、寒い時には、血液が全身をめぐることで体が温まり、暑いときには、発汗作用が働いて皮膚から熱を奪い、体を冷やすことができます。寒いドイツでも、暑いインドでも食されるカルダモンは、真逆のような作用ですが、どちらも体温の調節作用を促してくれるのですね。

暑いインドでは、カルダモンが入ったカレーを食して汗をかいて体を冷やす。寒いドイツでは、カルダモンが入ったお茶や食事をして体を温める。人は、それぞれの土地で、それぞれの気候の中で、健康に暮らしていくための知恵を働かせています。

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ダイエット・代謝力を高める

カルダモンを食後に口に含むことで、香り成分が血液の流れを良くし、消化を促進することから、脂肪の燃焼も良くする効果があるそうです。また、カルダモンには、体内の過剰な水分を排泄するカリウムが含まれているため、むくみの解消にも効果的だそうです。

こってりした食事の後は、食後にカルダモンの入ったお茶を飲むのも良さそうですね。

口臭や体臭を予防する

カルダモンには、また、口臭や体臭を抑える効果があるそうです。口臭が気になる方は、カルダモンを口に含んだり、体臭の気になる方は、カルダモン入のデオドラントを使ってみるのも良いかもしれません。

 

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隙間時間でできるエクササイズ

香りを嗅ぐことや、食すことで、カルダモンには、いろいろと健康に役立つ効果がありました。手軽に手に入るスパイスなので、生活の中に取り入れてみては、いかがでしょうか?

 

健康を保つためには、食も大事ですが、運動も欠かせません。

 

手軽に、簡単に、どこでも行える運動ってないかしら?

はい、あります。

私達がお伝えしているろっ骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜をおすすめします。

 

カキラは、体はホカホカと温まりますが、ダラダラと汗をかくほどではありません。着の身着のまま、体を動かすことができます。

そして、たとえ10分でも15分でも効果を感じることができます。

床に座っても、椅子に座っても、立っても行うことができるのです。

頭が重いと感じる時には、私も料理をしながら、オーブンでお肉が焼けるまでの間、お鍋が煮えるまでの間といったスキマ時間を使って、立ってカキラをしたり、椅子に座ってカキラをします。短時間でも、一型でも頭がスッキリします。

パソコンの前に長時間座っている方は、「立ち上がったら、一型」を合言葉に、行うのもいいかもしれません。

こちら↓のタワーの型(ビデオの後半Vol.22)は、背骨の並びをよくしますので、おすすめです。


カキラリスト50人数珠つなぎ19人目~22人目

もちろん、他の型も気に入ったものを行って見て下さい。体が楽になります。

長時間同じ態勢を続けることは、体に負担をかけ歪みの原因になります。歪みは小まめに取ると良いですね。

ぜひ、動画をご活用下さい。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

隙間時間を上手につかって体を動かし、カルダモンの香りを生活に取り入れて、日照時間の最も短いこの時期を、元気に乗り切りましょう。

 

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